ランボルギーニは初のハイブリッドモデル「ランボルギーニ・シアン」を2019年9月12日に開催される「フランクフルトモーターショー2019」にて一般公開する。
ランボルギーニ 新型 シアンについて
アヴェンタドールの後継車として量産ハイブリッドカーである。ブランド創立年度に敬意を表して、わずか63台のシアンを制作。すべての車はすでに完売済みである。
6.5L 自然吸気V12エンジン最高出力774 HP(785 PS)にマイルドハイブリッドシステム48V、34HPの電動モーターを使用。合計の最高出力は808 HP(819 PS)となる。
2.8秒未満で0-62mph(100km/h)、最高速度は217mph(350km/h)ランボルギーニによって社内で開発された回生ブレーキシステムは、蓄電池の対称的な動作を利用し、ブレーキをかけるたびに完全に充電。貯蔵されたエネルギーは、最大80mph(130km/h)の速度のパワーブーストとしてドライバーに即座に利用可能。ギア内加速も大幅に改善され、新しいランボルギーニシアーンは、アヴェンタドールSVJに比べて 43〜75mph(70〜120 km/h)走行で1.2秒速くなった。
リチウムイオンバッテリーパックを使用する代わりに、同じ重量のバッテリーよりも3倍強力で、さらに3倍軽量な蓄電装置を使用。最適な重量配分のために、キャビンとエンジンの間の隔壁に取り付けられている電気モーターと蓄電装置の重量はわずか34 kgであり、シアンはアヴェンタドールSVJよりも優れた重量対出力比1.0kg/hpを達成。
「ランボルギーニ・シアン」は、ランボルギーニの電動化への第一歩であり、今後も同様の電動化が進められるだろう。
ランボルギーニ ニュースリリース