MENU

トヨタ 新型 RAV4 残念だと思ってしまう点をまとめ

本ページにはプロモーションや広告が含まれています。
RAV4

トヨタは、新型「RAV4」のフルモデルチェンジを行い2019年4月10日発売した。そして一部改良を行い2020年8月7日に発売、更に2021年12月1日に一部改良を行う。今回は残念だなと思ってしまった点を詳しくまとめてみました。購入の際の参考にしていただければ幸いです。

目次

トヨタ 新型 RAV4 残念だと思ってしまう点

実際に購入を検討し色々調べて不満に思っているところをまとめてみました。

2.0L直噴ガソリンエンジン + Direct Shift-CVTモデルに走りは期待できない

「RAV4」は2.5L ハイブリッドモデルと2.0L  直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」モデルがあるが、2.0L直噴ガソリンエンジンモデルはどうしても走り出しがモッサリしていて遅いと感じる。ストレスなく走りたいのであれば絶対に 2.5L ハイブリッドモデル を購入するべきである!しかし、3代目ハリアーの2.0Lエンジンよりは新型「RAV4」は新型エンジンと新型CVT(Direct Shift-CVT)により走り出しではやはり差が出ておりRAV4の方がスムーズな加速が可能である。更に個人的にはブレーキを踏んだときの制動距離も 2.0L直噴ガソリンエンジンモデル は長めで効きが少し甘いと感じる、ハイブリッドモデルは回生ブレーキの効果もありブレーキの効きもいい。

RAV4 2.0L直噴ガソリンエンジン

ちなみに・・・

新型「RAV4」と新型「ハリアー」は共通のTNGAプラットフォームに同様のエンジンを搭載しており中身が同じと言っていいが、当然、新型「ハリアー」も上記と同じだと感じたため、筆者は新型「ハリアー」のハイブリッドモデルを購入した。結果走りと燃費で大満足している。

2.0L直噴ガソリンエンジン にはアイドリングストップがない

新型「RAV4」にはアイドリングストップが採用されていません。街乗りが多い場合など燃費に影響するとは思います。嫌いな人もいるのでそもそもいらない人もいるかもしれませんが付いていてもいいですよね。

Adventure グレードがガソリンエンジンにしかない

「Adventure(アドベンチャー)」グレードはガソリンエンジンモデルしかラインナップがありません。オフロード志向のモデルとして 「Adventure」 を選択するひとはガソリン車一択。(2021年12月1日にハイブリッドモデルも追加される予定。)

あわせて読みたい
トヨタ 新型 RAV4 一部改良 ハイブリッドに「アドベンチャー」グレード追加 2021年12月1日発売 トヨタは新型「RAV4」の一部改良を行い2021年12月1日発売する。 新型 RAV4 一部改良 2021年モデルについて 今回はガソリン車のみに設定されているグレード「Adventure(...

日本モデルにはブラックルーフのツートンカラーのラインナップがない

海外モデルでは ツートンカラーにブラックルーフを採用されているが、日本モデルは現時点では不採用(RAV4 PHEVに採用)である。ブラックルーフは印象が変わって高級感がでる。日本モデルで採用してもいいのでは?

ウィンカー/ルームランプ 豆電球タイプ

新型「RAV4」 はウィンカー前後とルームランプ・バニティランプ類がすべて豆電球タイプを使用、そんなにコストアップではないはずのLED化がされていないのは残念。車両本体価格も300万以上なのでLED化が標準でもいいですよね。

アダプティブハイビームシステムの設定がない

アダプティブハイビームシステム(AHS)」はカメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替える。最近多くの車種でついており、上位グレードでは採用してほしい。

助手席にはパワーシートが付かない

助手席にパワーシートは上位グレードでも装備なし。せめて上位グレードには装備してもいいのでは?

ベンチレーションシートの設定がAdventureグレードのみ

ベンチレーションシート が Adventureのみ。上位グレード「GZ package」に不採用なのは疑問が残ります。

レーントレーシングアシスト クルーズコントロールの精度が微妙

クルーズコントロールでレーントレーシングアシスト(高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。)をONにして走行するとあまり精度がよくないので車線維持をしてくれません。更に線の認識が甘いせいでむしろ少し怖いなと感じる場合もあります。車線維持してくれるのでお任せするには危険すぎます。なんならOFFにしたいぐらい微妙。

ちなみに・・・

新型「RAV4」と新型「ハリアー」は共通のTNGAプラットフォームに同様のエンジンを搭載しており中身が同じと言っていいが、当然、新型「ハリアー」も上記と同じだと感じたため、筆者は新型「ハリアー」では レーントレーシングアシスト 機能はOFFにして使用しています。残念です。300万以上する車なのでもう少し精度上げてほしいです。

トノカバーは別売り

トノカバーは別売りです。最近のトヨタ車は基本このスタンスです。購入してオプション付ける機会はないのですがあったらあったでいいなと思うのでオプションではなく標準で付けてほしいなと感じます。

JBLプレミアムサウンドシステムが付けられない

海外モデルでは「 JBLプレミアムサウンドシステム 」を採用されているのに何故か日本モデルには現時点まで不採用。新型「ハリアー」には採用されているので次期に「RAV4」にも採用していいのでは?

まとめ

新型「RAV4」基本的には素晴らしい車でかつ車格に対しての本体価格は非常に安いと思います。しかしRAV4はドアを閉めた時や色々なパーツで高級感とはほど遠いむしろコストカットされているポイントをいくつか見受けられる。その辺りも考えた上で購入を検討すべきではある。年次改良により一部改良が定期的に入っており上記内容が改善される見込みはありそうだ。

新型 RAV4 XA50型 について

5代目「RAV4」とは違い初代や2代目の様なアウトドア思考のデザインとなり、「オクタゴン(八角形)」をモチーフにランドクルーザーなどトヨタSUVの伝統を踏襲した力強く大胆なデザインとなる。通常グレードとアウトドアを意識した「Adventure」を用意しており、フロントグリルやフロントバンパーデザインに違いがある。2015年から新型プリウスに投入された技術TNGA(Toyota New Global Architecture)新型「カムリ」に採用されるGA-Kプラットフォームと呼ばれる新開発のプラットフォームの技術を多く採用する。 これにより旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルからボディ剛性は57%向上した前後重量比は51:49と大幅な進化を果たす。第2世代の次世代「Toyota Safety Sense」全車標準搭載する。

日本モデルで採用されるのは、「2.0Lガソリンモデル」と「2.5L エンジン+電気モータのハイブリッドモデル」の2種類をラインナップする。海外モデルとの違いは日本の道路環境などに合わせて最適化したエンジンが選択されている。

新型 直列4気筒 2.0L 直噴エンジン搭載 D-4S搭載

高速燃焼技術、可変制御システムの採用。世界トップレベル最大熱効率40%を実現する直列4気筒 2.0L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」と呼ぶ。同時に、緻密な制御による高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、 多くの新技術の採用により全面的に見直し、大幅に進化した。アイドリングストップ機能は採用されていない。

2.5Lエンジン用 トヨタハイブリッドシステム(THSⅡ)

小型・軽量・低損失化技術を継承し、2.5Lエンジン用ハイブリッドシステムを一新(世界トップレベル最大熱効率40%を実現HV専用で41%)するとともに、高性能マルチステージTHSⅡを新開発した。2.5LのTHSⅡは、小型・軽量・低損失化技術と、TNGAによる新型エンジンの高い燃焼効率と高出力とのシナジー効果により、優れた動力性能・低燃費を高次元で追求している。マルチステージTHSⅡは、ハイブリッド車の走りのイメージを一新する高い発進加速性能とダイレクト感溢れる走りを実現。高速走行時のシステム効率の向上に加え、高車速域でもエンジン間欠運転を可能にすることで高速燃費を向上している。

4WD「Dynamic Torque Vectoring AWD」搭載

「RAV4」には、ガソリン車の上位グレードに、新開発した4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」がトヨタ車で初めて採用する。「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、前後および後輪の左右駆動力を最適に制御する「トルクベクタリング機構」を搭載することで、コーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮。2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載。

第2世代の次世代 Toyota Safety Sense 搭載

歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。

ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。

レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。

オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。

レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。

レーントレーシングアシスト(LTA) レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。

予防安全装備

インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。

先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。

緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。

デジタルインナーミラー 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。

新型 RAV4と新型ハリアー装備の違いについて

トヨタの中での位置付けは「RAV4」は「ハリアー」より格下でありハリアーは高級SUVというカテゴリーである。そのため、新型「RAV4」よりもいくつか機能が優れているまたは装備が付いている部分があるので紹介したい。

システム装備 5代目 新型
RAV4
4代目 新型
ハリアー
Toyota
Safety
Sense
衝突回避支援型
プリクラッシュ
セーフティ

昼・夜間歩行者
自転車

昼・夜間歩行者
自転車
レーンディパーチャー
アラート
(ステアリング
制御機能付)

ステアリング制御
白線/黄線 検出
道路端 検出
ふらつき警報

ステアリング制御
白線/黄線 検出
道路端 検出
ふらつき警報
オートマチック
ハイビーム
アダプティブ
ハイビームシステム
レーダークルーズ
コントロール
(全車速追従機能付)
レーント
レーシングアシスト
ロードサインアシスト
先行車発進告知
予防
安全
装備
ブラインド
スポットモニター
インテリジェント
クリアランスソナー

リヤクロストラフィック
オートブレーキ

シンプルインテリジェント
パーキングアシスト
ドライブスタート
コントロール
ヒルスタート
アシストコントロール
ダウンヒル
アシストコントロール
ダイナミックトルク
ベクタリングAWD
パノラミックビュー
モニター
快適
装備
快適温熱シート+
シートベンチレーション
シートヒーター
後席シートヒーター
デジタル
インナーミラー

(前後方録画機能付)
ITS Connect
電動パーキングブレーキ
&ホールド
パワーシート
ハンズフリー
パワーバックドア
電動チルト&
テレスコピックステアリング
運転席シート
ポジションメモリー
運転席オート
スライドアウェイ
パノラミックビュー
モニター
ナビレス
トヨタ ディスプレイ
オーディオ
12.3インチワイド
タッチスクリーン
ヘッドアップ
ディスプレイ
車載通信機(DCM)
仕様 プラグインハイブリッド
ハイブリッド
ガソリン

新型 RAV4 ボディカラーについて

単色カラー8色に加え、ツートン4色を設定。

単色

センシュアルレッドマイカ ※1 

ホワイトパールクリスタルシャイン ※1

グレーメタリック

アティチュードブラックマイカ 

シルバーメタリック

ダークブルー

アーバンカーキ ※2

シアンメタリック ※2

※1 ディーラーオプション

※2 Adventureグレードのみ

ツートンカラー

ツートンカラーはAdventureグレードのみの設定。

アッシュグレーメタリック/グレーメタリック

アッシュグレーメタリック/アティチュードブラックマイカ

アッシュグレーメタリック/アーバンカーキ

アッシュグレーメタリック/シアンメタリック

※ツートンカラー は全てディーラーオプション

新型 RAV4 (日本モデル)スペック

スペック 新型 RAV4(日本モデル)
全長 4,600mm~4,610mm
全幅 1,855mm~1,865mm
全高 1,690mm
ホイールベース 2,690mm
エンジン 直列4気筒 2.5L
直噴エンジンD-4S
+モーター(THSⅡ)
直列4気筒2.0L
直噴ガソリンエンジン
最高出力 131kW(178ps)/
5,700rpm
126kW(171ps)/
6,600rpm
最大トルク 221Nm(22.5kgm)/
3,600-5,200rpm
207Nm(21.1kgf・m)/
4,800rpm
フロントモーター
最大出力
88kw(120ps)
フロントモーター
最大トルク
202Nm(20.6kgm)
リアモーター
最大出力
40kW(54ps)
リアモーター
最大トルク
121Nm(12.3kgfm)
システム出力 E-Four:163kW(222ps)
2WD:160kW(218ps)
トランスミッション 電気式無段変速機 Direct Shift-CVT
バッテリー リチウム
イオンバッテリー
駆動方式 2WD/4WD(E-Four) 2WD(FF)/4WD
乗車定員 5名
JC08モード燃費 25.0km/L~
25.2km/L
WLTCモード燃費 20.6km/L~
21.4km/L
15.2km/L~
15.8km/L
価格 3,222,000円〜
3,817,800円
2,608,200円〜
3,348,000円

新型 RAV4 一部改良 価格グレードについて

「X」「HYBRID X」のみ2WDが選択可能である。

RAV4ハイブリッドモデル グレード

モデル 駆動方式 価格(10%)
HYBRID X 2WD 3,343,000円
E-Four(4WD) 3,596,000円
HYBRID G E-Four(4WD) 4,029,000円

RAX4ガソリンモデル グレード

モデル 駆動方式 価格(10%)
X 2WD 2,743,000円
4WD 2,974,000円
Adventure 4WD 3,310,000円
Adventure
“OFFROAD package”
4WD 3,460,000円
G 4WD 3,391,000円
GZ package 4WD 3,539,000円

トヨタ RAV4

https://toyota.jp/rav4/

トヨタ

https://toyota.jp/

RAV4

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

サイト運営11年目となりました。車(クルマ)に関する記事は5000本以上書いてきました。新車・中古車、各メーカー、日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。多くの新型車種の予想も当ててきています。フォローお願い致します。

目次