ホンダは新型クラリティ PHEV 日本では2018年7月19日に発表し2018年7月20日から販売を開始する。新型「クラリティ PHEV プラグインハイブリッド」を2017年内に米国でも販売を開始する。価格:588万600円。
第45回東京モーターショー2017(2017年10月27日(金)~11月5日(日))にて量産モデルを正式発表した。2017年4月14日から開催されるニューヨークモーターショー2017にて「クラリティ エレクトリック」「クラリティ プラグインハイブリッド」を公開した。クラリティ プラグイン ハイブリッド 2017年中に米国で販売を開始。クラリティ エレクトリック 2017年中にカリフォルニア州・オレゴン州でリース販売を開始する予定。
「クラリティ エレクトリック」は電気自動車(EV)「クラリティ プラグインハイブリッド」はプラグインハイブリッド車((PHEV)既に販売が開始されている、「クラリティ フューエル セル」が燃料電池車で3タイプのラインナップとなる。
新型 クラリティPHEV プラグインハイブリッド / エレクトリック エクステリア
クラリティ エレクトリック
新型 クラリティPHEV プラグインハイブリッド / エレクトリック インテリア
クラリティ エレクトリックとプラグインハイブリッドについて
燃料電池車「クラリティ フューエルセル」と共通のプラットフォームを採用。世界で初めて同一プラットフォームにPHEV、EV、そして燃料電池自動車(FCV)という3種類の電動パワートレインの選択肢を取り揃え、5人乗りの広く上質な室内空間を誇るミドルサイズクラスセダンにさらなる価値を提供する。
スペック | 新型クラリティ |
---|---|
全長 | 4.915mm |
全幅 | 1,875mm |
全高 | 1.480mm |
ホイールベース | 2.750mm |
エンジン | 直列4気筒1.5Lエンジン + 電気モーター |
最高出力 | 77kW(105PS)/5,500rpm |
最大トルク | 134Nm(13.7kgf・m)/5,000rpm |
モーター最高出力 | 135kW(184PS)/5,000-6,000rpm |
モーター最大トルク | 315N・m(32.1kgf・m)/0-2000rpm |
システム合計最高出力 | 215ps |
バッテリー | リチュウムイオン電池 17kWh |
充電時間 | 2.5時間 |
JC08モードEV走行可能距離 | 114.6km |
WLTCモードEV走行可能距離 | 101.0km |
JC08モード燃費 | 28.0km/L |
WLTCモード燃費 | 24.2km/L |
EV最高速 | 160km/h |
クラリティ エレクトリック 電気モーター出力:163ps/30.1kgm、バッテリ:リチュウムイオン電池 25.5kWh、クラリティ プラグイン ハイブリッドは、17kWhのバッテリーを搭載し、これまでのミドルサイズクラスのプラグイン ハイブリッドで最長となる40マイル(約64km)以上のEV走行を可能にしています。バッテリーの満充電に掛かる時間は240ボルトで2.5時間。高効率の1.5リッターアトキンソンサイクルエンジンとの組み合わせにより、ガソリンと電気の総走行可能距離は330マイル(約531km)以上となっています。「ノーマル・ECON・スポーツ」の3種類の走行モードにより、燃費重視からレスポンス重視まで、お客様の好みに合ったモード選択が可能。さらに、バッテリーの充電を優先するHVモードを搭載、3種類全ての走行モードと組み合せることができます。クラリティ プラグイン ハイブリッドは2017年中に米国で販売を開始します。
クラリティ エレクトリックは、日々の通勤などで、EVならではのクリーンさと、セダンならではの上質で快適な広い室内空間の両方を求めるお客様向けに、お求めやすい価格で新しい価値を提供するモデルとして開発しました。25.5kWhのバッテリーを搭載し、走行可能距離は80マイル(約128km)以上。満充電に掛かる時間は240ボルトで3時間強で、急速充電器使用時は30分で80%の充電が可能です。またクラリティ プラグイン ハイブリッド同様3種類の走行モードを搭載しています。クラリティ エレクトリックは2017年中にカリフォルニア州・オレゴン州でリース販売を開始する予定です。
新型 クラリティ PHEV ボディカラー全6色
コバルトブルー・パール
プラチナホワイト・パール
プレミアムディープロッソ・パール
スーパープラチナ・メタリック
モダンスティール・メタリック
クリスタルブラック・パール
新型 クラリティ PHEV インテリアカラー全2色
ホワイトアイボリー
(対応ボディーカラー:プラチナホワイト・パール/プレミアムディープロッソ・パール/コバルトブルー・パール)
ブラック
(対応ボディーカラー:スーパープラチナ・メタリック/モダンスティール・メタリック/クリスタルブラック・パール)
新型 クラリティ PHEV 他社比較
クラリティ PHEVのライバルは先行して発売している新型プリウスPHVである。両社も共通して充電してEV走行はもちろん、ハイブリッド車としても走行が可能だ。クラリティPHEVはリチュウムイオン電池 17kWhとプリウスPHVの8.8kWh の約2倍のバッテリーを積んでおりEV走行において利点がある。更に乗車定員は5名である。
新型プリウスPHV
スペック | 新型プリウスPHV | 新型クラリティPHEV |
---|---|---|
全長 | 4,645mm | 4.915mm |
全幅 | 1,760mm | 1,875mm |
全高 | 1,470mm | 1.480mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2.750mm |
エンジン | 直列4気筒 DOHC 1.8L + モーター×2 | 直列4気筒1.5Lエンジン + 電気モーター |
最高出力 | 98ps/5,200rpm | 105ps/5,500rpm |
最大トルク | 14.5kgm/3,600rpm | 13.7kgm/5,000rpm |
モーター最高出力 | 前72ps 後31ps | 184ps |
モーター最大トルク | 前16.6kgm 後4.1kgm | 32.1kgm |
ミッション | CVT | CVT |
バッテリー | リチウムイオン電池 8.8kWh | リチュウムイオン電池 17kWh |
乗車定員 | 4名 | 5名 |
EV走行距離 | 68.2km | 114.6km |
価格 | 326万~422万円 | 588万600円 |
クラリティ フューエル セルについて
FCV新型車を第44回東京モーターショー2015(10月30日〜11月8日)で新型「クラリティ フューエル セル」(CLARITY FUEL CELL)を世界初公開した。
クラリティ フューエル セル
全長:4.915mm
全幅:1,875mm
全高:1.480mm
ホイールベース:2.750mm
車両重量:1,890kg
市販車として世界で初めて小型化した高圧水素貯蔵タンクによりボンネット内に
燃料電池パワートレインを集約することで、大人5人が快適に座れるセダンスタイルを採用した。
従来よりも33%も小型化した出力密度3.1kW/Lの水素燃料電池スタック燃料電池最高出力は100kW以上を発生する。70MPaの高圧水素貯蔵タンク3分程度でフル充填可能、70MPaの高圧水素貯蔵タンク、リチウムイオンバッテリーのパワーアシストを加えて電気モーターの出力は130kWを達成した。70MPaの高圧水素貯蔵タンクでJC08モード700kmの距離の走行可能と発表された。ドライブモード選択で「ノーマル」と「スポーツ」を選択可能。外部給電用インバータとの接続で、家庭や公共施設へ電力を供給可能。一般家庭のおよそ7日分の電力をまかなえる。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
ホンダニュースリリース
https://www.honda.co.jp/news/2017/4170309.html
https://www.honda.co.jp/news/2017/4170413.html
https://www.honda.co.jp/news/2017/c170929.html
https://www.honda.co.jp/news/2018/4180719-clarity-phev.html
ホンダ 東京モーターショー2017
https://www.honda.co.jp/motorshow/2017/
ホンダ クラリティPHV