ホンダは、同社初のハイブリッド車「インサイト」の生産を2014年2月末で打ち切ることを決めた。
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ハイブリット車「インサイト」生産打ち切り
小型車「フィット」や中型セダン「アコード」などの主力車種にHVを相次ぎ採用しており、HV専用のインサイトは役割を終えたと判断した。インサイトは1999年の発売。トヨタ自動車が97年に発売した「プリウス」と並んで、HV市場の成長期をリードした。ただ、インサイトが搭載するHVシステムは簡易型で、1Lあたりの走行距離が27.2kmと、他のHVと比べた競争力が最近は低下していた。ホンダは2013年から新型のハイブリッドシステムに切り替えているが、インサイトへの導入は見送ることにした。インサイトの2013年の世界販売台数は1万2000台にとどまり、プリウスの31万6000台に対して差が開いていた。
読売新聞