現在、世界各国で電気自動車の発売が各メーカーで行われている。日本もガソリン車の新車販売を2030年代に禁止すると「毎日新聞」が報じている。日本メーカーは出遅れ気味ではあるが各社力を入れて2021年から次々と投入する予定だ。各メーカーが市場を取り込みにかかっていると言った感じだ。そこでどんな車が今後発売されるかまとめてみました。
日産 新型 アリア 電気自動車 SUV 2020年7月15日発表 2021年発売
日産は新型電気自動車(EV)クロスオーバー「アリア」を2020年7月15日発表した。日本では2021年中頃に発売予定である。新型「アリア」のエクステリアは、日産の新しいデザインランゲージと「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術を体現したモデル。シンプルでありながら力強く、かつモダンな表現で「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」をデザインに反映した。4つのLEDを配したヘッドライドは非常に薄くデザインを採用、日産のデザインシグネチャー「Vモーション」は白い光で表現、ウインカー点灯時には「シーケンシャルウインカー」としても機能する。日産を象徴する新たなブランドロゴがLEDによって光り輝く。
リアのスタイリングも印象的で、特にスモークがかった水平基調に延びるリアコンビネーションランプは、消灯時はすっきりとした見た目になり、点灯時は赤い光がしっかりと見えるよう設計。
インテリアはモノとモノの間にある空間や、連続するコトとコトの間の時間を意味する日本語の「間(ま)」をキーワードとしてデザインされた。「アリア」には新開発EV専用プラットフォームを採用、フラットで広々したフロアを実現、従来室内に配置されていた空調ユニットをモータールームに配置、Cセグメントのボディサイズでありながら、Dセグメントレベルの広い室内空間を確保。
スペック | 新型アリア | |||
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全長 | 4,595mm | |||
全幅 | 1,850mm | |||
全高 | 1,655mm | |||
ホイールベース | 2,775mm | |||
駆動方式 | 2WD | 4WD | ||
バッテリー総電力量 | 65kWh | 90kWh | 65kWh | 90kWh |
最高出力 | 160kW | 178kW | 250kW | 290kW |
最大トルク | 300Nm | 300Nm | 560Nm | 600Nm |
0-100km/h加速 (社内測定値) |
7.5秒 | 7.6秒 | 5.4秒 | 5.1秒 |
最高速 | 160km/h | 160km/h | 200km/h | 200km/h |
WLTCモード航続距離 (社内測定値) |
最大450km | 最大610km | 最大430km | 最大580km |
重量 | 1,900-2,200kg | |||
荷室寸法 | 466L | 408L | ||
タイヤ寸法 | 235/55R19 255/45R20 |
日産 新型 アリア 電気自動車 SUV 2020年7月15日発表 2021年発売
マツダ 新型 MX-30 電気自動車 SUV「e-SKYACTIV」搭載 日本2021年1月発売
マツダは初の新型量産EVモデル「MX-30」日本モデルは2021年1月28日に発売。
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のもと、「Car as Art」として、さらに芸術性を高めるとともに、表現に拡がりを持たせることに挑戦。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指し、「Human Modern(ヒューマン モダン)」をコンセプトに、そのデザインをつくり上げた。次世代車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用。後部座席のドアはRX-8を思い出させる様な観音開きの「フリースタイルドア」を採用。安全システム「i-ACTIVSENSE」は最新モデルを導入。
電気モーター「Electric Technology Prove-Out Vehicle(e-TPV)」を採用し最高出力:145PS(107kW)/4,500~11,000rpmと最大トルク270Nm/0~3,243rpmに35.5 kWhのリチウムイオン電池に専用プラットフォームを採用する。
センターコンソール周りは、抜け感を持たせた形状とすることで、開放感のある空間を構成。コルクや再生材からできた生地などの環境に配慮した素材を、そのものが持つ自然な魅力を引き出して使用し、心地のよい室内空間を実現した。8.8インチのインフォテイメントシステムを採用。
スペック | MX-30 |
---|---|
全長 | 4,395mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,565mm |
ホイールベース | 2,655mm |
モーター | e-SKYACTIV |
最高出力 | 145PS(107kW)/ 4,500~11,000rpm |
最大トルク | 270Nm/0~3,243rpm |
バッテリー | リチウムイオン35.5 kWh |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名 |
WLTCモード航続距離 | 256km |
価格 | 4,510,000円~ 4,950,000円 |
マツダ 新型 MX-30 電気自動車 SUV「e-SKYACTIV」搭載 日本2021年1月発売
マツダ 新型 MX-30 EV MODEL「e-SKYACTIV」搭載 日本2021年1月28日発売
ホンダ 新型 Honda e 電気自動車 2020年10月30日発売
ホンダは新型電気自動車「Honda e」を2020年8月27日発表、2020年10月30日から発売する。
新開発のEV専用プラットフォームを採用。街乗りを重視し、コンパクトボディーでありながらロングホイールベースとし、後輪駆動を採用。重量配分は50:50とし安定性とハンドリング性能を最適なバランスを取っている。高容量35.5 kWhリチウムイオン電池はタイプ2 「ACコネクタ」か「CCS2 DC急速充電器」のどちらかを使うことができる。EV走行距離、約 218kmを達成。30分で80%まで充電が可能な急速充電にも対応している。0-100km/h加速は約8秒。ポップアップ式のドアハンドル、ドアミラーの役割を持つ「サイドカメラミラーシステム」を搭載。日本で多い細い道でも楽に運転が可能な回転半径約4.3mとし軽自動車並とている。(同社の大人気車種「N-BOX」の最小回転半径はFFモデルで4.5mである。)Honda SENSING(ホンダ センシング)全車標準搭載。BピラーにNFCを搭載。スマートフォンでの施錠を可能にする。
スペック | 新型 Honda e | |
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全長 | 3,895mm | |
全幅 | 1,750mm | |
全高 | 1,495mm | |
モーター | 高出力電動モーター | |
最高出力 | 100kW(136PS)/ 3,078-11,920rpm |
113kW(154PS)/ 3,497-10,000rpm |
最大トルク | 315Nm(32.1kgm)/ 0-2,000rpm |
|
リチウムイオン電池 | 容量35.5 kWh | |
急速充電 80% | 30分 | |
WLTC航続距離 | 283km | 259km |
駆動方式 | FR | |
乗車定員 | 4名 | |
価格(10%) | 4,510,000円 | 4,950,000円 |
ホンダ 新型 Honda e 電気自動車 2020年10月30日発売
レクサス 新型 UX300e 電気自動車 2020年限定販売135台 日本2020年10月22日発売
レクサスは新型モデルのUXモデルをベースにした電気自動車「LEXUS UX300e」を2020年10月22日に発売開始。2020年度限定販売135台が販売される。
電動化ビジョン「Lexus Electrified」から市販化される第1弾にも位置付けられるモデル。ハイブリッドで培ったモーター制御技術を軸とに、「パワートレーン・ステアリング・サスペンション・ブレーキ」などを統合的に制御。走行シーンに応じた駆動力コントロールを行うことで理想的な車両姿勢を実現し、より安心安全で運転する楽しさを感じられるクルマとした。EVシステム全体の性能向上を図りながらバッテリーの信頼性にもこだわって開発。さらに先進のコネクティッド技術を採用、スマートフォンと連携した高い利便性を実現。「SmartDeviceLink」「Apple CarPlay」や「Android AutoTM」に対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを10.3インチワイドディスプレイと連携させる。最新「Lexus Safety System+」を装備。
スペック | 新型UX300e |
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全長 | 4,495mm |
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,520mm |
ホイールベース | 2,640mm |
モーター | 4KM |
最高出力 | 150kw(204ps) |
最大トルク | 300Nm(30.6rpm) |
リチウムイオン バッテリー | 54.3kWh |
WLTCモード 航続距離 | 367km |
駆動方式 | 2WD |
価格(10%) | 5,800,000円〜 6,350,000円 |
レクサス 新型 UX300e 電気自動車 2020年限定販売135台 日本2020年10月22日発売
フォルクスワーゲン 新型 ID.4 クロスオーバーEV 2020年9月23日発表
フォルクスワーゲンは新型電気自動車(EV)「ID.4」の概要など2020年9月23日発表した。欧州モデルは2020年11月頃から販売を開始する。
「ID.4」の意味は「ID」はフォルクスワーゲンの電気自動車 EVシリーズに付けられた名前である。CROZZの概念はID.4と呼ばれている。フロントエンドには、完全に密閉されたグリル、LEDヘッドライト、空気取り入れ口も備わっている。2022年からテネシー州チャタヌーガの工場で ID.4が建設される。MEBプラットフォームを搭載。
「ID.3」よりも全幅と全高を50mmほど高くし、20~21インチの大径ホイールを組み合わせ。ティグアンよりも小さいボディとなる全長4,584mm、全幅1,852mm、全高1,612mmでホイールベースは2,766mm、空気抵抗係数0.28Cd。乗客数はティグアンとほぼ同じで、合計で2,829。貨物量は、2列目の後ろに858L、座席を折りたたんだ状態で1,818L。
インストルメントパネルは5.3インチの液晶を採用。ステアリングホイールのタッチセンシティブコントロールで操作されるコックピットデジタルディスプレイと、ダッシュパネルの中央にある10インチのDiscover Proタッチインフォテインメントディスプレイ(12インチのDiscover Pro Maxステートメントパッケージ)。設定可能な画面は、標準のナビゲーションシステム、すべてのテレマティクス、エンターテイメント、運転支援システム、車両設定を管理。ジェスチャーコントロールと「Hello ID」。自然な音声制御が標準。
エントリーレベルのコンパクトSUVは、後部に電気モーターを備えている。最高出力201 HP(150 kW / 204 PS)と最大トルク309 Nmにアンダーボディに配置された82 kWhバッテリーパック(正味77 kWh)で、EPAサイクルでのフル充電での推定走行距離は250マイル(402 km)です。モーター 最高出力302 HP(225 kW / 306 PS)を備えた、より強力な電動全輪駆動のバリエーションは、2021年の後半に登場する予定。米国では、ID.4にも、Electrifyによる3年間の急速充電が搭載されます追加費用なしでアメリカ。VWは米国の0-60時間を明らかにしませんでしたが、ヨーロッパでは、ベースの201HP RWDモデルは8.5秒で0から100 km / h(62 mph)までスプリントし、99 mph(160 km / h)。
フォルクスワーゲン 新型 ID.4 クロスオーバーEV 2020年9月23日発表
プジョー 新型 2008 / e-2008 フルモデルチェンジ 日本2020年9月16日発売
プジョーは「2008」のフルモデルチェンジを行い日本にて2020年9月16日発売した。今回はガソリンモデル「2008」とEV(電気自動車)モデル「e-2008」を発売した。日本初のEVのBセグメントコンパクトSUVとなった。
プジョーのコンパクトSUV「2008」はフルモデルチェンジにより最新デザインのエクステリアとインテリアを採用し、先立ってフルモデルチェンジを果たしている「3008」をコンパクトにしたモデルとなっている。「EMP2 プラットフォーム」を採用し全長を先代モデルに比べ重量/容量/装備の配分を最適化し、先代モデルと比べ軽量化を実現。更に全長を140mm伸ばしたことでラゲッチスペースを標準で360Lとした。
インテリアは最新の「プジョー 3D i-Cockpit®」を採用。ダッシュボードの中央には、大型10インチタッチスクリーンを組み込み、実用性に優れたテクノロジーを搭載。「Apple CarPlay™」「Android Auto™」に対応するスマートフォン接続機能。USBポート(Type-CおよびType-A)各1つずつ設置。
スペック | 新型e-2008 |
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全長 | 4,305mm |
全幅 | 1,770mm |
全高 | 1,550mm |
ホイールベース | 2,610mm |
エンジン | モーター |
最高出力 | 100kW(136PS)/5,500rpm |
最大トルク | 260Nm/300-3,674rpm |
車両重量 | 1,580kg |
最小回転半径 | 5.4m |
リチウムイオン電池 | 50kWh |
JC08モード 航続距離 | 385km |
乗車定員 | 5名 |
価格(10%) | 4,299,000円〜 4,680,000円 |
プジョー 新型 2008 / e-2008 フルモデルチェンジ 日本2020年9月16日発売