スペーシアについて
旧型 2代目「スペーシア」と「スペーシアカスタム」のフルモデルチェンジを行い2017年12月14日に発売した。初代モデルは2013年3月から販売を開始しており、丸5年でのフルモデルチェンジを行う。今回のフルモデルチェンジでの最大の目玉は新型アルトに採用された新プラットフォーム「HEARTECT」を採用し軽量化と剛性アップさせ燃費向上を果たす。
新型プラットフォーム HEARTECTについて
プラットフォームを刷新し、剛性や静粛性、衝突性能、走行性能などを大幅に向上させた上で軽量化を達成している。プラットフォームを滑らかな形状にすることで補強部品を減らし、さらに板厚を薄くするとともに骨格部を連続化することで、より少ない部品で十分なボディー剛性を確保。ボディーでは高張力鋼板を全体の約46%に使い、とくに強度の高い超高張力鋼板(1180MPa 980MPa)の使用範囲を11%から約16%まで拡大。
アンダーボディーでは主要な構造と部品のレイアウトを全面刷新しており、剛性、静粛性、衝突性能、走行性能などを軽量化しつつ引き上げている。これらにより、曲げ剛性とねじり剛性を約30%向上させている。軽量化の面ではフロントフェンダーやロアクロスメンバーなどに樹脂素材をスズキ車として初めて使用。シートでもシートバックフレームの構造見直し、ボディー側に対する取付部品の溶接化を行う。
新型スペーシアボディサイズについて
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,785mm
ホイールベース:2460mm
車重:850kg(HYBRID G 2WD車)軽ハイトワゴン最軽量
新型スペーシア エンジンについて
新型ワゴンRと同様にS-エネチャージを更に進化させモーターアシストする時間とモーター出力をUPし、容量の高い小型リチュウムイオンバッテリー(3Aから10Aに大容量化)を採用、更に、次世代軽量プラットフォーム採用とコンパクトで 軽量なエンジンを採用し燃費向上をする。
660cc 直列3気筒 エンジン R06A型
最高出力:38kW(52ps)/6,500rpm
最大トルク:63Nm(6.4kgm)/4,000rpm
モーター最高出力:2.3kW(3.1ps)/1,000rpm
モーター最大トルク:50(5.1kgm)/100rpm
JC08モード燃費:30.0km/L
クリープ走行を最長10秒間可能
スペーシア ギア
スペーシアをベースに外観をSUVテイストに演出。見た目は今話題の新型ジムニーやハスラー、クロスビーに似たフロントマスクを採用している。ギアと名付けているが「道具」を表しており、ベースはスペーシアのためMTではなくCVTをそのまま採用している。
インテリアにはツールボックスをモチーフにした大きな助手席アッパーボックスアクティブにアウトドアを遊べるようにオレンジのステッチを施したはっ水加工のブラックシート、防汚仕様の荷室フロアとリアシート背面を採用している。
フロアが防汚仕様のため、泥のついた自転車やスノーボード、サーフボードなどもそのまま入れることができる。
スペーシアの情報はこちら
スズキ 新型 スペーシアギア SUVテイスト 2018年12月20日発売
N-BOXについては次へ