スバルは「フォレスター」のマイナーチェンジを行いD型として2021年6月14日発表した。2021年8月19日に正式発表し発売。
新型 フォレスター D型 マイナーチェンジ
今回はD型となりマイナーチェンジとなるためエクステリアのデザインとインテリアデザインを変更する。フロントバンパー、ヘッドライド、リアバンパーのデザイン変更を行いイメージを変更する。「新世代アイサイト」を採用。ボディカラーは新色3つ追加「カスケードグリーン・シリカ」「オータムグリーン・メタリック」「ブリリアントブロンズ・メタリック」が新設定し全10色とした。
新型 フォレスター D型 マイナーチェンジ インテリア
インテリアには、本革[ブラック or ブラウン(シルバーステッチ)]を新たに採用。本革[ブラック(シルバーステッチ) ]防水性ポリウレタン(レッドオレンジステッチ、タグ付)とウルトラスエード®/本革(シルバーステッチ)を採用する。
以前の本革シート[ブラウン(シルバーステッチ)]から本革[ブラック or ブラウン(シルバーステッチ)]としたことで日本人にとってオシャレで選択しやすいインテリアカラーとなった。
新型 フォレスター D型 マイナーチェンジ 「新世代アイサイト」搭載
先進の運転支援システム「アイサイト」を全グレード標準搭載。「新世代アイサイト」を採用。視野を大幅に広げたステレオカメラが、より緻密に交通環境を認識。衝突回避をサポートする作動領域が拡大し、交差点においてもこれまで以上に多くのシチュエーションで安全運転を支援。
新型 フォレスター D型 マイナーチェンジ スペック
スペック | 新型フォレスター | |
---|---|---|
全長 | 4,640mm | |
全幅 | 1,815mm | |
全高 | 1715〜1,730mm | |
ホイールベース | 2,670mm | |
モデル | e-BOXER エンジン | ガソリンモデル |
エンジン | 2.0L 水平対向4気筒DOHC 直噴エンジン 「FB20型」 +モーターアシスト 「e-BOXER」 |
1.8L DOHC 直噴 ターボエンジン “DIT” CB18型 |
最高出力 | 107kW(145PS)/ 6,000rpm |
130kW(177ps)/ 5,200-5,600rpm |
最大トルク | 188Nm(19.2kgm) / 4,000rpm |
300Nm(30.6kgfm)/ 1,600-3,600rpm |
モーター 最高出力 |
10kW(13.6ps) | – |
モーター 最大トルク |
65Nm(6.6kgm) | – |
トランスミッション | CVT(リニアトロニック) | |
駆動方式 | AWD | |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー (4.8Ah) |
– |
JC08モード燃費 | 18.6km/L | 16.5km/L |
WLTCモード燃費 | 14.0km/L | 13.6km/L |
価格 | 2,937,000円~ 3,179,000円 |
3,300,000円 |
新型 フォレスター D型 マイナーチェンジ 価格 グレード
モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
SPORT | 1.8L DOHC 直噴 ターボエンジン “DIT” |
リニアトロニック | AWD | 3,300,000円 |
Advance | 2.0L水平対向 4気筒 DOHC 直噴 +モーター |
3,179,000円 | ||
X-BREAK | 3,080,000円 | |||
Touring | 2,937,000円 |
新型 フォレスター 今後の展開
グレード「Advance」をベースに、e-BOXERの先進的な走りにSTIが更に磨きをかけたモデル「フォレスター STI sport」を今後追加する。
新型 フォレスターについて
スバルは「フォレスター」のフルモデルチェンジを行い日本では、2018年5月18日 各ディーラーにて先行予約開始。2018年6月20日に発表。2018年7月19日に発売開始。更に今後、新型フォレスターには2018年9月14日にマイルドハイブリッドモデル 「e-BOXER」を追加する。
新型フォレスター エクステリア
新型フォレスター インテリア
2017年5月30日に開催された「Advertising Week Asia 2017」のインタビューでSUBARU(スバル)社長の吉永泰之氏は、トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車(PHEV)技術を使った車両を2018年に米国で発売することを明らかにした。スバルとトヨタは資本関係があり既にスバルはトヨタからハイブリッド技術での協力を受けている。
新プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM (SGP)」について
新プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM (SGP)」はガソリンエンジンだけでなくハイブリッド(HV)やプラグインハイブリッド(PHV)電気自動車(EV)といった、さまざまなパワーユニットにも1つの設計構想で対応できる設計となっている。
トヨタ製新ユニット(新型プリウスはTHSⅡが搭載されるがハイブリッドシステムも小型化)によるハイブリッドモデルの順次展開は2019年頃からと計画されており、SGPはフル電動化までは想定せずとも、ハイブリッド化を前提としているプラットフォームである。SGPはトヨタで言えばTNGA(Toyota New Global Architecture)と同じく今後のスバル車に採用される新型プラットフォームということになるのだ。
スペック | 新型フォレスター |
---|---|
全長 | 4,625mm(+15mm) |
全幅 | 1,815mm(+20mm) |
全高 | 1715〜1,730mm(-5mm) |
ホイールベース | 2,670mm(+30mm) |
最低地上高 | 220mm |
最小回転半径 | 5.4m |
( )旧型比 左右の乗員間距離を20mm拡大、後席スペースを33mm拡大。
新型 フォレスター 搭載エンジンについて
旧型モデルのエンジンを全て廃止。 新型となり、水平対向4気筒DOHC 2.5L 直噴エンジン 「FA25型」NAと2.0L 水平対向4気筒DOHC 直噴エンジン 「FB20型」+モーターアシストを搭載した「e-BOXER」ハイブリッドモデルをラインナップ。
新型 フォレスター 装備について
スバル新デザインフィロソフィー“DYNAMIC × SOLID”を全面採用すると共に、内外装の質感を大幅向上させる。歩行者保護エアバッグ 全車標準装備。エンジン、トランスミッション、ブレーキなどをコントロールするデュアルモード「X-MODE」を搭載。制御を最適化することで悪路走破性を向上。路面状況に合わせて2つのモードを切り替えられるスイッチを設定した。
乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」を搭載。最大5人まで登録が可能。
カーゴスペースは最大1300mmの荷室開口幅を採用した。ゴルフバックを横置きが可能だ。ステレオカメラを用いた先進運転支援システム「アイサイト・ツーリングアシスト」を搭載。2017年7月3日発表 8月7日発売した 新型レヴォーグ D型 同様にアイサイト・ツーリングアシスト(アイサイトver.4)を初搭載、更に全グレード標準装備なる。
新型フォレスター 運転支援システム「アイサイト」搭載
新機能「TJA(トラフィック・ジャム・アシスト)」準自動運転システム自動車専用道路(高速道路)の渋滞時追走機能。渋滞時カーブ追従を可能にする。全車速域でハンドル、アクセル、ブレーキを自動制御し運転をアシストする。
プリクラッシュブレーキ 衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドライバーに注意を喚起。回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速または停止します。前方車両との速度差が約50km/h以下なら衝突回避、または被害を軽減。
アクティブレーンキープ(車線逸脱抑制) 従来60km/h以上でのみ動作したアクティブレーンキープ機能(車線中央維持) を0km/hまで拡張し渋滞でも追従。運転負荷を大幅に軽減。
全車速追従機能付クルーズコントロール 全車速追従機能付クルーズコントロールのセット車速0km/h~約120km/hの広い車速域で先行車に追従走行。
(一部高速道路の最高制限速度引き上げ予定に対応)
後退時自動ブレーキシステム 後方障害物警告機能 Rレンジ時に車両後方に障害物を検知すると、MFDの表示と警告音で障害物の接近レベルをお知らせる。
後退時自動ブレーキ 障害物に接近して車両と追突の危険性がある場合、加速制御とブレーキ制御を行い、衝突回避を測る。
アイサイトセイフティプラスの機能 オプション設定
ハイビームアシスト フロントウインドゥ内側の単眼カメラが前方の光を検知し、状況に応じてハイビーム/ロービームを自動的に切り替え。より明るく安全な夜間視界を確保
フロントビューモニター フロントグリル内エンブレム下に搭載したカメラの映像をMFDに映してドライバーの前方確認をサポート。 見通しの悪い交差点を通過時や、車庫から出るときでも前方左右をしっかり確認できる。
スマートリヤビューミラー 後方設置のカメラにより、荷室にたくさんの荷物や大きな荷物を載せていて、通常のミラーでは後方視野が得られないときでも後方の視野を確保。また、助手席などからでも後方の状況を確認できる。
オートビーグルホールド 平地停車時にブレーキペダルから足を離してもVDCが車両停止を維持する。 長い信号の待ち時間や一般道での渋滞など、ブレーキペダルを踏み続けなければならないシーンでの利便性が向上する。
ステアリング連動ヘッドランプ ステアリング操作に合わせて車の進行方向を早期に照らすこことで、夜間でも視野をしっかり確保できる。
更にアイサイトによる高度な前方認識と全方位レーダーの組み合わせにより、車両周囲の交通環境や危険リスクを全方位で把握することに加え、高精度GPS、高精度地図データを活用することによって、自車位置を高精度に特定し、走行経路上のカーブ、車線等に応じた最適な制御を行う。これらの技術により、前方直進時の衝突回避に加え、交差点右左折時や後退時の車両、自転車、歩行者との全方位での衝突回避を実現。さらに、高速道路上における全車速での自動運転や自宅や商業施設等の駐車場での自動駐車を実現する。
乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」を世界初搭載
運転手の顔を覚えて設定したシートポジションやドアミラーを自動調整する他、運転手が脇見や居眠り運転を予防する事も可能である。
新型フォレスター ボディカラー全9色について
ホライゾンブルー・パール
セピアブロンズ・メタリック
ジャスパーグリーン・メタリック
ダークブルー・パール
クリムゾンレッド・パール ※
アイスシルバー・メタリック
クリスタルホワイト・パール ※
ダークグレー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
※メーカーオプション
新型フォレスター X-BREAKについて
X-BREAKはアクティブなアウトドアギアテイストのスタイルを採用。エクステリアはフロントグリル、フォグランプベゼル、ルーフスポイラー&リアゲートガーニッシュ、バンパーガード、ルーフレール (ロープホール(レッドオレンジ加飾)付)、センタートレイ加飾[アルミ調&表皮巻(レッドオレンジステッチ)]シフトパネル&ベンチレーショングリル(レッドオレンジ加飾) 撥水ファブリック/合成皮革シート(レッドオレンジステッチ、タグ付)、サイドクラッディング X-BREAK専用アルミ (17インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)&オールシーズンタイヤ)、LEDフォグランプを変更。
新型フォレスター オプション装備について
エクステリア
LEDアクセサリーライナー 55,080円
フロントグリル 41,580円
ドアミラーセット 29,160円
サンルーフバイザー 20,520円
ドアバイザー 24,840円
ドアバイザー 光輝モール付 33,480円
ドアガーニッシュ 69,120円
リヤバンパーパネル 43,740円
STI 17インチアルミホイール 183,600円
STI 18インチアルミホイール 196,560円
STI シフトノブ CVT 25,920円
STI フレキシブルタワーバー 35,640円
インテリア
フットランプ 30,240円
ドリンクホルダー イルミネーション 30,240円
コンソールパネルセット 21,600円
コンソールオーナメント ウルトラスエード 18,360円
コンソールリッド ウルトラスエード 20,520円
インパネパネル ウルトラスエード 20,520円
トレーマット 19,980円
フロアカーペット 27,540円
リヤゲートライト 38,880円
カーゴステップパネル ステンレス15,120円
カーゴステップパネル 樹脂 14,040円
カーゴルームプレート 15,120円
カーゴマット 10,800円
オールウェザーカーゴカバー 17,280円
カーゴトレーマット 18,360円
インテリアは、センターコンソールはレッドオレンジ加飾パネル シートは撥水加工されたグレー表皮、レッドオレンジのステッチを採用、専用メーター、専用ドアトリムに変更。
新型 フォレスター 一部改良 C型
スバルは「フォレスター」の一部改良を行いC型として2020年10月22日に発売する。年次改良となる今回は新グレード「SPORT」を追加。「新開発 1.8L 水平対向直噴ターボ“DIT”エンジン」最高出力130kW(177ps)/5,200-5,600rpm、最大トルク300Nm(30.6kgfm)/1,600-3,600rpmを採用、第4世代となる新開発のBOXERターボエンジンにリーン(希薄)燃焼技術を採用し、加速性能と環境性能を高次元で両立。豊かなトルクによるストレスのない質感高い走りを実現。専用開発のダンパーとコイルスプリングを採用する、SUVでありながら質感の高い、スポーティな走りを実現。エクステリアでは、ブラック塗装のフロントグリルや、ダークメタリック塗装のアルミホイール等を採用。インテリアではホールド性などの機能性に優れたウルトラスエード/本革シートを採用する。新制御のモーターアシストe-アクティブシフトコントロールを採用。ドライバーモニタリングシステムを全グレードに設定。
スペック | 新型フォレスター |
---|---|
全長 | 4,625mm |
全幅 | 1,815mm |
全高 | 1715〜1,730mm |
ホイールベース | 2,670mm |
モデル | e-BOXER エンジン |
エンジン | 1.8L DOHC 直噴 ターボエンジン “DIT” CB18型 |
最高出力 | 130kW(177ps)/5,200-5,600rpm |
最大トルク | 300Nm(30.6kgfm)/1,600-3,600rpm |
トランスミッション | CVT(リニアトロニック) |
駆動方式 | AWD |
WLTCモード燃費 | 13.6km/L |
価格 | 3,289,000円 |
Premiumグレードを廃止。2.5L 水平対向4気筒DOH直噴エンジン「FA25型」最高出力136kw(184ps)/5,800rpmモデルは今回で廃止となった。「Advance」と同様に「X-BREAK」「Touring」2.0L水平対向 4気筒 DOHC 直噴+モーターを搭載。
新型 フォレスター 一部改良 C型 価格グレードについて
モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
SPORT | 1.8L DOHC 直噴 ターボエンジン “DIT” |
リニアトロニック | AWD | 3,289,000円 |
Advance | 2.0L水平対向 4気筒 DOHC 直噴 +モーター |
3,157,000円 | ||
X-BREAK | 3,058,000円 | |||
Touring | 2,915,000円 |
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
スバル
スバルニュースリリース
https://www.subaru.co.jp/press/news/2018_03_14_5549/
https://www.subaru.co.jp/press/news/2020_10_22_9106/
https://www.subaru.co.jp/press/news/2021_06_14_9929/
https://www.subaru.co.jp/press/news/2021_08_19_10617/
フォレスター