ホンダは、新型「ODYSSEY(オデッセイ)」改良モデルの情報を2023年4月7日先行公開した。先行予約の受付を2023年9月から開始。2023年12月頃に発売する。「オデッセイ」は2021年12月24日生産終了していた。噂ではフルモデルチェンジするのではないかと言われていたが、今回再発売では改良モデルとして発売することになった。
新型「オデッセイ」改良モデル エクステリア について
改良モデルは、「精錬」をコンセプトとした、押し出し感と高級感のある新たなフロントグリルでさらに存在感を高め、シンプルでありながらも重厚感を感じさせるデザインとした。新タイプとして「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」を設定。ブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイールなどにより、洗練されたプレミアムなイメージを創り出している。
メッキ加飾が施され、ジェスチャー操作で車両に触れずにパワースライドドアの開閉ができる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」や「予約ロック」を採用。
ホンダアクセス オデッセイ純正アクセサリー装着 エクステリア
ブラッククロームとベルリナブラックで重厚かつスポーティな表情を演出する「フロントグリル」を設定。グリル上部は力強さや重厚さを感じさせるデザインとし、下部の開口部はハニカム形状とすることで重厚さの中にスポーティさを演出。
型化した「テールゲートスポイラー」は、ハイマウントストップランプのまわりにブラッククロームメッキのガーニッシュを配することで、黒を基調としたアクセントによりオデッセイの存在感を高めた。
新型「オデッセイ」改良モデル インテリア について
インテリアは、「エレクトリックギアセレクター(ボタン式シフト)」を採用、本革シートを標準装備とし、2列目には両側アームレスト付4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用。「エレクトリックギアセレクター」や「ワイヤレス充電器」を新たに装備。「11.4インチHonda CONNECT ホンダディスプレイ」を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。
先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダ センシング)」には、新たに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加。車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載、コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をご利用できる。スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり、迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートが可能。「自動地図更新サービス」を搭載。スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」「Honda アプリセンター」車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内Wi-Fi」を採用。
ホンダアクセス オデッセイ純正アクセサリー装着 インテリア
おもてなし感を演出するイルミネーションアイテム「フットライト」「インナードアハンドル&ドアポケットイルミネーション」「サイドステップガーニッシュ」などをラインアップ。 カーナビゲーションシステムは「Honda CONNECT」に対応したギャザズナビ「11.4インチ Honda CONNECTナビ」を設定。大画面サイズの「15.6インチ リア席モニター」もラインアップ。
オデッセイ マイナーチェンジについて
ホンダは「オデッセイ」のマイナーチェンジを行い2020年11月5日発表、2020年11月6日に発売。7年目での2度目のマイナーチェンジを果たした。エクステリアデザインを変更、フードに厚みを増し、グリルが大型化され、ヘッドライトを薄型化。リアコンビランプは立体的なデザインとなり、メッキ加飾が施され、前後のウインカーには、車両の内側から外側に向かって流れるように点灯する「シーケンシャルターンシグナルランプ(流れるウィンカー)」を標準装備。
ジェスチャー操作で車両に触れずにパワースライドドアの開閉ができる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」や「予約ロック」をHondaとして初めて搭載するなど、使い勝手をさらに向上させまた。
2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」による優れた燃費性能と上質で力強い走行性能を発揮する。
インテリアのデザイン変更、加飾パネルを上部に、ソフトパッドを手に触れる位置に配置。コンビメーターパネル内の高精細フルカラー液晶を3.5インチから7インチに大型化、ドリンクホルダーを運転席側にも追加、リッド付インパネアッパーボックスを設けるなど収納性能を改善。大型10インチナビをディーラーオプション設定。大径2眼メーターを採用。インストルメントパネルはよりゴージャスな印象と質感を与えたデザインに変更される。旧型同様、電動パーキングブレーキ&ホールド採用。
ホンダ インターナビを「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。最新のホンダデザインを採用している車種。安全運転支援システムである「Honda SENSING」を全車標準装備。
新型オデッセイ Honda SENSING 全車標準搭載
従来の7つの機能に加え、ガソリングレードに歩行者事故低減ステアリングを追加。さらにハイブリッドグレードにはACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)に渋滞追従機能を追加。旧型同様にホンダセンシングを搭載、アダプティブクルーズコントロールを30km/hからを0km/hからに変更し全車速対応させる。(ハイブリッドグレードのみ)後方誤発進抑制機能を新たに追加。
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)前走車、対向車、歩行者との衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動します。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム)車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
ACC 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール (ハイブリッド車のみ)適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。0km/h~約100km/hで作動します。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用してください。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
誤発進抑制機能 不注意による急発進を防止し注意を喚起。停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
先行車発進お知らせ機能 停止時に、先行車が発進したことをお知らせ。
オートハイビーム 対向車や前走車を検知し、 自動でハイ/ロービームを切り換え。良好な視界の確保に貢献するとともに、切り換え操作の頻度も低減。
後方誤発進抑制機能 後方に障害物があるにも関わらず、セレクトレバーがR(リバース)の状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ際、急な後退を抑制する機能。
新型オデッセイ マイナーチェンジモデル ボディカラーについて
オブシダンブルー・パール(新色)
スーパープラチナ・メタリック ※
プレミアムスパークルブラック・パール ※
プレミアムヴィーナスブラック・パール ※
プラチナホワイト・パール ※
※メーカーオプション44,000円(消費税抜き40,000円)
新型オデッセイ マイナーチェンジモデル スペックについて
スペック | オデッセイ | オデッセイ ハイブリッド | |
---|---|---|---|
全長 | 4,850mm | ||
全幅 | 1,820mm | ||
全高 | 1,695mm(2WD) 1,715mm(4WD) | ||
ホイールベース | 2,900mm | ||
エンジン | 2.4L 直4DOHC i-VTEC | 2L 直4DOHC i-VTEC +2モーター(e:HEV) | |
最高出力 | 129kW(175ps)/ 6,200rpm | 140kW(190ps)/ 6,400rpm | 107kW(145ps)/ 6,200rpm |
最大トルク | 225Nm(23.0kgm)/ 4,000rpm | 237Nm(24.2kgm)/ 4,000rpm | 175Nm(17.8kgm)/ 4,000rpm |
モーター 最高出力 | – | – | 135kw(184ps)/ 5,000-6,000rpm |
モーター 最大トルク | – | – | 315Nm(32.1kgm)/ 0-2,000rpm |
JC08モード燃費 | – | 24.4〜25.5km/L | |
WLCTモード燃費 | 11.6〜12.8km/L | 19.8〜20.2km/L | |
乗車定員 | 7〜8名 | ||
価格 | 3,495,000円~ 3,929,400円 | 4,198,000円~ 4,580,000円 |
新型オデッセイ マイナーチェンジモデル 価格 グレード
グレード | パワートレイン | 乗車定員 | 駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
e:HEV ABSOLUTE | ハイブリッドモデル | 7名 | 2WD | 4,286,000円 |
8名 | 4,198,000円 | |||
e:HEV ABSOLUTE EX | 7名 | 4,580,000円 | ||
ABSOLUTE サイドリフト アップシート車 | ガソリンモデル | 8名 | 2WD | 3,634,000円 |
8名 | 3,582,000円 | |||
8名 | 4WD | 3,782,000円 | ||
ABSOLUTE | 7名 | 2WD | 3,815,000円 | |
8名 | 3,495,000円 | |||
8名 | 4WD | 3,715,000円 | ||
ABSOLUTE・EX | 8名 | 4WD | 3,929,400円 |
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