価格や仕様が判明 スバル 新型「クロストレック」 2022年11月11日受注開始

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Subaru Crosstrek

2022年12月に「SUBARU XV」の後継として車名を、グローバルで「CROSSTREK(クロストレック)」に統一し発売する。既に事前予約が2022年11月11日スタートしており、実際にディーラーにて価格や仕様を確認してきたので内容についてまとめてみた。既に発売から5年半となる「SUBARU XV」は2017年4月6日フルモデルチェンジ、2017年5月24日発売。一体どんな進化を遂げているのか、今までとは違いが数多くあるという。

目次

スバル 新型 クロストレック 共通の変更点

「SUBARU XV」の後継として車名を「CROSSTREK(クロストレック)」にグローバルで統一

エクステリアはよりシャープでかっこいい、新世代のデザインを採用。

インテリアは11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを採用し一新する。

従来型でも評価の高かった「スバルグローバルプラットフォーム」の衝突安全性のポテンシャルをさらに引き上げ、フルインナーフレーム構造の採用など、最新の知見や技術を盛りこんだ。

トリプルカメラ(ステレオカメラユニット+広角単眼カメラ)の次世代アイサイトを採用

コネクテッド機能「SUBARU STARLINK」を採用。

エクステリアデザイン

厚みを感じさせる高いフード位置により、逞しさを表現。さらにシャープさを感じさせるフロントグリルバーやLEDヘッドランプにより、軽快かつ精悍なイメージのフロントマスクに仕立てた。「フルLEDハイ&ロービームランプ+LEDコーナリングランプ」をスバル初採用。上級グレードには、18インチアルミホイールを採用。新色のオフショアブルー・メタリックとオアシスブルーを含む、全9色のエクステリアカラーを設定。

インテリアデザイン

マルチマテリアルの多層構造とすることで、各素材の風合いを活かした、シンプルでありながら表情豊かなインパネデザインとしました。センターコンソール上面の位置を高くして包まれ感と上質感を表現するとともに、操作性も向上させました。さらに工夫を凝らした収納も充実させて使い勝手の良さを感じさせるインテリアに仕立てました。上級グレードには、ファブリック(シルバーステッチ)。標準グレードには、トリコット(シルバーステッチ)を採用。メーカー装着オプションとして本革シートも設定。

11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの大画面を採用

このクラスではトップクラスのサイズとなる11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの大画面を採用、更にスマートフォンとの連携機能を大幅に強化。普段使っているスマートフォンと同じ感覚でシームレスに扱えるインフォテインメントシステムに進化。

インテリアの質感が高い

運転席10ウェイ、助手席8ウェイのパワーシート採用。インテリアイルミネーション「11.6インチフルHD大画面ディスプレイ」を搭載しており、この先進性は他社にはない素晴らしい。リヤゲート下部のトリムやサイドシルプレートに、山をモチーフとしたテクスチャーを採用。優れたデザイン性だけでなく、滑り止めやキズの防止という実用性も兼ね備えています。

シートヒーター&ステアリングヒーターを採用

運転席+助手席にヒートシーターを採用、効率良くシートを温め、早朝や寒い季節でも快適に過ごせる。2段階で温度調整が可能。更にオプションでステアリングヒーターも採用される。

USB電源(3ヶ)&後席USB電源(2ヶ)

スマートフォンなどの充電に便利なUSB出力電源(DC5V)を、センタートレイと後席にそれぞれ装備。

乗り心地が大幅に向上している

従来型でも評価の高かったスバルグローバルプラットフォームの衝突安全性のポテンシャルをさらに引き上げ、フルインナーフレーム構造の採用や、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性向上など、最新の知見や技術を盛りこんだ。大学医学部との共同研究による医学的知見を取り入れた仙骨を押さえて骨盤を支えるシート構造を採用。路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも、快適な乗り心地を実現。

新世代アイサイト採用 安全装備がトップクラスで充実している

トリプルカメラ(ステレオカメラユニット+広角単眼カメラ)を採用し、性能を向上。新型ステレオカメラユニットは画角を従来型の約2倍と大幅に拡大。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにした。新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラを新採用。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現。

車両周囲360°を映し出す「デジタルマルチビューモニター」を採用

他のメーカーでは多く採用されているが、スバル車としては360°が初となる「デジタルマルチビューモニター」を採用。4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を映し出す3Dビュー/トップビューを採用、車両周囲の視認性を高めました。また、画面表示には新採用のセンターインフォメーションディスプレイを使用して、従来型のマルチファンクションディスプレイより大きく高精細な画面により、見やすさと使いやすさを向上。

コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」

万一、重大な事故が起こってしまった場合に、一人でも多くの命を救うために。24時間365日コールセンターとつながることで、交通事故やトラブルが発生した際に、確かな安心でサポートするサービス。

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先進事故自動通報(ヘルプネット®)、SUBARU SOSコール、SUBARU iコール(安心ほっとライン)故障診断アラート&セキュリティアラートを採用しており、緊急時の24時間対応が可能なサービスです。

スバル 新型「クロストレック」スペックについて

XVまで採用されていたガソリンモデル1.6L 水平対向 4気筒DOHC エンジンを廃止。2.0L 水平対向4気筒DOHC直噴エンジン「FB20型」+モーターアシスト「e-BOXER」モデルの一本化。

スペッククロストレック
全長4,480mm
全幅1,800mm
全高1,580mm
ホイールベース2,670mm
モデルAdvance
エンジン2.0L 水平対向4気筒DOHC
直噴エンジン「FB20型」
+モーターアシスト「e-BOXER」
最高出力107kW(145ps)/
6,000rpm
最大トルク188Nm(19.2kgm)/
4,000rpm
モーター最高出力10kW(13.6ps)
モーター最大トルク65Nm(6.6kgm)
トランスミッションCVT(リニアトロニック)
駆動方式AWD
バッテリーリチウムイオンバッテリー
(4.8Ah)
WLTCモード燃費15.0km/L
価格2,662,000円~
3,289,000円

スバル 新型「クロストレック」価格 グレード について

モデル エンジン トランス
ミッション
駆動
方式
価格(10%)
TOURING 2.0L 水平対向4気筒
DOHC直噴
エンジン「FB20型」
+モーターアシスト「e-BOXER」
CVT
(リニアトロニック)
2WD 2,662,000円
AWD 2,882,000円
Limited 2WD 3,069,000円
AWD 3,289,000円
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スバル 新型 クロストレック(XV) 残念だと思ってしまう点

実際に購入を検討し色々調べて不満に思っているところをまとめてみました。

フル液晶メーターは不採用

「レヴォーグ」「アウトバック」に採用される「デジタルコクピット12.3インチのフル液晶メーター」は不採用である。スバルとしても上級モデルの上位モデルに採用したい考えなのかもしれないが、11.6インチフルHD大画面ディスプレイ」を搭載。しているので是非「12.3インチのフル液晶メーター」も合わせて搭載した上位グレードやオプション設定をしてもらいたかった。

アイサイトXは非搭載

クロストレックは次世代アイサイトを採用し、トリプルカメラ(ステレオカメラユニット+広角単眼カメラ)を採用。安全性能を大幅に向上させているが、「レヴォーグ」に搭載される高度運転支援技術「アイサイトX」は不採用となった。安全装備に関してはどの車種も同レベルの安全装備を採用してもらいたが残念です。

選択肢として高度運転支援技術「アイサイトX」今後採用して頂きたいです。

スマートリアビューカメラは非採用

「スマートリアビューカメラ(ルームミラーに後方のカメラ映像を映す機能)」が不採用。最近では、他社のトヨタなどでは車種問わず(ヤリスアクアヤリスクロスなど)設定しており安全性の確保という意味ではどの車種にも採用していいと思います。

オートビークルホールドの物理ボタンがないので面倒

「オートビーグルホールド」(トヨタではブレーキホールド)が物理ボタンではなくディスプレイ上からONの操作。これは面倒。エンジンをかけ直すたびにOFFになるので度々ONに切り替える設定が必要です。

物理ボタンがないならメモリー機能を搭載してon,offする機会を減らしてもらいたですね。

後席のシートは4:2:4分割可倒式ではない

「レヴォーグ」では採用されている。後席の真ん中のシートのみを倒して長尺物(スキー・スノーボード板など)を積載する場合に4人乗りも可能。になるのだが、「クロストレック」を選択したいユーザーはスバルのAWDの素晴らしさを理解して雪山などに行く人が選択する可能性が高いのでコンパクトなSUVとして特色を出す上でもシートアレンジで4:2:4分割可倒式を採用して使い勝手を良くしてもらいたい。

レヴォーグの様に荷室の長さが取れないので意味がないと思う人がいるかもしれないが、最近はスキーの板も短い物が支流ですし、スノーボードぐらいの長さであれば問題ないはずです。

スバル 新型 クロストレック 旧 XV エクステリア 新旧比較

ボディサイズはほぼ同じであるが全高が-15mm下がっている、さらに最小回転半径を5.4mとする。「スバルグローバルプラットフォーム」の衝突安全性のポテンシャルをさらに引き上げ、フルインナーフレーム構造の採用。エクステリアデザイン変更、前後バンパーデザイン変更。シャープさを感じさせるフロントグリルバーやLEDヘッドランプにより、軽快かつ精悍なイメージのフロントマスクに仕立。

旧型 SUBARU XV

新型 CROSSTREK

スペックSUBARU XVCROSSTREK
全長4,485mm4,480mm-5mm
全幅1,800mm1,800mm0mm
全高1,595mm1,580mm-15mm
ホイールベース2,670mm2,670mm0mm
最小回転半径5.4m5.4m0mm

スバル 新型 クロストレック 旧 XV インテリア 新旧比較

新たに11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの大画面を採用、スマートフォンとの連携機能を大幅に強化。電動パーキングブレーキに加え新たにブレーキホールドを採用。スバル初4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を映し出す「デジタルマルチビューモニター」を採用

旧型 SUBARU XV

新型 CROSSTREK

スバル 新型 クロストレック 旧 XV 安全技術 比較

次世代アイサイトを採用し、トリプルカメラ(ステレオカメラユニット+広角単眼カメラ)を採用。性能を向上。新型ステレオカメラユニットは画角を従来型の約2倍と大幅に拡大。画像認識ソフトや制御ソフトを改良し、より広く遠い範囲まで認識できるようにした。フロントガラス取り付け式に変更するとともに、レンズフードを採用し、レンズに誤って触れることがないようにした。広角単眼カメラは、低速での走行時に、新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラを新採用。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現。しかし、アイサイトXは非搭載となった。

システムSUBARU XV
アイサイト
Ver.3
CROSSTREK
次世代
アイサイト
方式ステレオカメラ
(CMOS)
ステレオカメラ+
広角単眼カメラ
プリクラッシュ
セーフティ
◯(50km/h以下)
歩行者衝突回避◯(35km/h)
全車速追従機能付
クルーズコントロール

(0km/h〜
約120km/h)
先行車追従操舵
車線中央維持
車線逸脱抑制
停止保持
車間距離4段階4段階
AT誤発進抑制
AT誤後進抑制
後退時ブレーキ
アシスト
自車のふらつき警報
車線逸脱警報
(40km/h以上)
ハイビーム
アシスト
リアビークル
ディテクション
ボイス
インフォメーション
前側方プリクラッシュ
ブレーキ
緊急時プリクラッシュ
ステアリング

スバル 新型 クロストレック 旧 XV 安全技術 比較

XVまで採用されていたガソリンモデル1.6L 水平対向 4気筒DOHC エンジンを廃止。2.0L 水平対向4気筒DOHC
直噴エンジン「FB20型」+モーターアシスト「e-BOXER」モデルの一本化。

旧型 SUBARU XV

スペックSUBARU XV
1.6i EyeSight
SUBARU XV
Advance
エンジン1.6L水平対向4気筒DOHC2.0L 水平対向4気筒DOHC
直噴エンジン「FB20型」
+モーターアシスト「e-BOXER」
最高出力85kW(115ps)/
6,200rpm
107kW(145ps)/
6,000rpm
最大トルク148Nm(15.1kgm)/
3,600rpm
188Nm(19.2kgm)/
4,000rpm
モーター最高出力10kW(13.6ps)
モーター最大トルク65Nm(6.6kgm)
トランスミッションCVT(リニアトロニック)CVT(リニアトロニック)
駆動方式AWDAWD
バッテリーリチウムイオンバッテリー
(4.8Ah)
JC08モード燃費15.8-16.2km/L19.2km/L
WLTCモード燃費15.0km/L

新型 CROSSTREK

スペッククロストレック
エンジン2.0L 水平対向4気筒DOHC
直噴エンジン「FB20型」
+モーターアシスト「e-BOXER」
最高出力107kW(145ps)/
6,000rpm
最大トルク188Nm(19.2kgm)/
4,000rpm
モーター最高出力10kW(13.6ps)
モーター最大トルク65Nm(6.6kgm)
トランスミッションCVT(リニアトロニック)
駆動方式AWD
バッテリーリチウムイオンバッテリー
(4.8Ah)
WLTCモード燃費15.0km/L

まとめ

2代目となる新型「クロストレック」は次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM (SGP)」を採用。乗り味は先代を大きく超える。国内車では非常に優れている。「11.6インチフルHD大画面ディスプレイ」を搭載しており、この先進性は他社にはない素晴らしいものです。更に次世代「アイサイト」搭載。こちらも安全装備としてはトップクラスなので素晴らしいです。しかし、「クロストレック(XV)」はスバルの中でもランクの低いSUVとしているため全ての先進技術が採用されているわけではないのが残念でした。もちろん価格などを考えて設定しているのも理由の一つかとおも言われます。改善が可能な部分なので今後の年次改良、マイナーチェンジでいくつか改善される可能性もありそうです。

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スバルニュースリリース

https://www.subaru.co.jp/news/2022_09_15_150743/

スバル CROSSTREK(クロストレック)

https://www.subaru.jp/crosstrek/crosstrek/

Subaru Crosstrek

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この記事を書いた人

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