欧州のマツダは欧州連合知的財産庁へ「MAZDA 6e」商標登録を行った。メタル スタイルのグラデーションを特徴とする「6e」エンブレムも商標登録。申請書は2024年3月18日に欧州連合知的財産局のウェブサイトで公開された。
これは最近日本国内ではフラッグシップモデル「MAZDA6」(セダン・ワゴン)国内向けモデルの販売を終了すると2024年1月19日に発表した。国内向けモデルの生産終了時期は、2024年4月中旬を予定となっているがおそらく電動化されたモデル「MAZDA 6e」として復活する可能性が高い。
マツダ 新型「MAZDA 6e」について
マツダはこれまでモデルコードの横に「e」という呼称を使用したことがなく、電動パワートレインの「e-Skyactiv」シリーズで「MX-30 e-Skyactiv」の登場を限定していた。ただし、マツダが EV、ハイブリッド、PHEVのラインナップを必然的に拡大するため、命名戦略は変更される可能性がある。もう1つの興味深い点は、既存の非SUVラインナップ(Mazda2、Mazda3、Mazda6)とは異なり、「Mazda 6e」の申請ではブランドとモデル名の間にスペースがある。噂では新しいMazda6は、RWD / AWDの基盤を「CX-60」と共有する、エンジンとPHEVの両方のパワートレインと互換性があるといわれている。
「MAZDA6」マツダからのメッセージ
「MAZDA6」終了のアナウンスと共に執行役員国内営業担当の東堂一義は、「歴代アテンザ・MAZDA6は、2023年12月末までの時点で国内で累計226,437台が販売されるなど、多くのお客さまから長い間ご愛顧いただきました。今後、セダンはMAZDA3が、ワゴンはCXシリーズがその役割を引き継ぎ、時代に適合した走る歓びによってお客さまにいきいきとした体験をお届けしてまいります。」と、述べました。もしかすと当分日本市場に投入はしない可能性が高そうだ。