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新型「ランドクルーザーSe(ランクルSe)」2025年発売 3列シートSUV ランクル初のEV電気自動車モデル

トヨタはランドクルーザー(ランクル)のバッテリーEVモデルとなる新型3列シートSUV「ランドクルーザーSe」を2025年頃に発売します。ベースとなるコンセプトモデル「ランドクルーザーSe」の概要を2023年10月21日に公開しました。Seはスポーツ エレクトリックを意味しています。一体どんなモデルになるのか、詳しく解説します。

目次

新型ランドクルーザー シリーズの紹介で ランクルEVのシルエットを公開

ランドクルーザーシリーズ 発表
ランドクルーザー Se(スポーツエレクトリック)が初めて出てきたタイミングです。

2023年8月2日に行われた「ランドクルーザー250(ランクル250)」の発表会では、デザイン統括部長のサイモン・ハンフリーズ氏が、ランクルの真価と豊田章男会長からの「原点回帰」の使命について語りました。ランクルの「継承」を続けるモデルが“70”、ブランドの「象徴」となるフラッグシップモデルが“300”、そして、主力となる「コア・モデル」が“250”であると述べました。

発表会では、「ランドクルーザー250」の2台に加えて、まだ発売されていない2台の画像も公開されました。それらは噂されているショートモデル「ランドクルーザーFJ」と、新たな電気自動車コンセプトモデル「ランドクルーザー Se」のシルエットが登場しました。

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また、2023年10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)、東京ビッグサイトを中心に開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」のトヨタブースでは、BEV(バッテリ電気自動車)のコンセプトモデル「LAND CRUISER Se(ランドクルーザー エスイー)」が出展されました。

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トヨタ 新型「ランドクルーザー EV」のコンセプトモデル 「ランドクルーザーSe」について

トヨタは「ランドクルーザー EV」のコンセプトモデルである「ランドクルーザーSe」を皮切りに、ランドクルーザーのラインナップを拡充する計画です。この新しいモデルは、電動の3列クロスオーバーであり、都市での使用に重点を置いています。7人乗りのクロスオーバーで、角張った未来的なデザインが特徴です。フロントエンドは完全に密閉されたグリルが支配しており、その両側には細長いヘッドライトと「TOYOTA」の文字が入った小さな開口部があります。

リアに移動すると、顕著なフェンダー、ブラックアウトされたピラー、そして非常に様式化されたボディワークが見られます。特徴的な屋根と細いライトバーを備えた丸い後端も特徴的です。ボディサイズは全長5,150mm、ホイールベースは3,050mmであり、これは米国で発売されているトヨタの大型3列シートSUV「グランドハイランダー」よりも36mm長く、ホイールベースも102mm長くなっています。

トヨタは、「ランドクルーザーSe」でモノコック構造を採用するため、従来のボディオンフレームやラダーフレーム構造を避けています。このモデルは都市向けに設計されており、「高トルクの走行性能」とストリートでの使いやすさに重点を置いています。オンロード走行時には、電気自動車ならではの高い静粛性による快適な室内空間を提供し、意のままのハンドリングが可能、オフロード走行時には、モノコックボディによる優れたハンドリングと安心してラフロードを走行できる走破性を実現しています。

スペックLAND CRUISER Se
全長5,150mm
全幅1,990mm
全高1,705mm
ホイールベース3,050mm
乗車定員7名

トヨタ、米インディアナ州工場でのEV・バッテリーパック生産に14億ドル投資

トヨタは、2024年4月25日に、米国インディアナ州プリンストン工場に14億ドルを新たに投資し、新型3列シートSUV型電気自動車(EV)の組み立て準備を行うと発表しました。

この投資により、最大340人の安定した質の高い新規雇用が創出される見込みです。また、トヨタは新型SUV型EVの生産インフラの整備だけでなく、2025年に生産開始予定のトヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノースカロライナから供給されるリチウムイオン電池を使用した新しいバッテリーパックの組み立てラインも追加する予定です。

出典:トヨタUSA

この3列シーとSUV電気自動車はまさにランドクルーザーSeの可能性が高く、生産体制に入る準備をしているものと思われます。

NEO Steer(ネオステア)を搭載

トヨタは、新たに発売予定の「ランドクルーザーSe」に「ステアバイワイヤシステム」と「異形ステアリングホイール」を組み合わせた「ワンモーショングリップ」を採用する予定です。さらに、アクセルやブレーキといった足元の操作系をステアリングホイールに集約する「NEO Steer(ネオステア)」と呼ばれる新時代のコックピットを採用する可能性もあります。

編集部から一言

今回新たに発売予定のランドクルーザーシリーズ初の電気自動車(EV)モデル「ランドクルーザーSe」は、ランドクルーザーらしい悪路走破能力を備えたEVとして、世界的な人気を集める可能性があります。特に、モーターによる力強い走りが期待できます。また、ランドクルーザーシリーズで初めてモノコック構造を採用している点も注目されます。今後もトヨタのEV戦略から目が離せませんね。新しい情報が入り次第、お知らせします。

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トヨタニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/39938340.html

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この記事を書いた人

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