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トヨタ ランドクルーザー250 (ランクル250)残念だと思ってしまう点 気になるポイント 5つをまとめ

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ランクル250

2024年4月18日、日本モデルの新型「ランドクルーザー250(ランクル250)」がついに発売されました。詳細な仕様が明らかになりましたが、残念な点もいくつか見受けられます。今回はその点を詳しくまとめましたので、購入の際の参考にしていただければと思います。

目次

ランドクルーザー250 (ランクル250)残念だと思ってしまう 気になるポイント

実際に購入を検討し色々調べて不満に思っているところをまとめてみました。

1. ボディサイズが大きい

現在、先代モデルの「ランドクルーザープラド150」の人は「ランドクルーザー250」にすることでボディサイズが理由で厳しい人もいるかもしれません。

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スペック
ランドクルーザープラド
2024 Toyota Land Cruiser first edition
ランドクルーザー250
ランクルプラド
比較
全長4,825mm4,925mm+100mm
全幅1,885mm1,980mm+95mm
全高1,835mm
1,850mm
1,870mm+20mm
ホイールベース2,790mm2,850mm+60mm
アプローチアングル31度31度±0度
デパーチャーアングル27~28度23度-4~5度
ランプブレーク
オーバーアングル
22度23度±1度
最低地上高220mm220mm±0mm
乗車定員5名~7名5名~7名同じ

「ランクル250」と「ランクル300」エクステリア ボディサイズ比較

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スペックランドクルーザー300
ランドクルーザー300
2024 Toyota Land Cruiser first edition
ランドクルーザー250
ランクル300
比較
全長4,950mm4,925mm-25mm
全幅1,980mm1,980mm±0mm
全高1,925mm1,870mm-55mm
ホイールベース2,850mm2,850mm±0mm
アプローチアングル32度31度±0度
デパーチャーアングル26度23度-4~5度
ランプブレーク
オーバーアングル
25度23度±1度
最低地上高220mm220mm±0mm
乗車定員5名~7名5名~7名同じ

国内ではボディサイズが大きくなったことで、狭い道での運転や、駐車スペースの確保は更に気を遣う必要がありそうです。クラスが上の「ランクル300」とボディサイズは同様になったと思ってもらった方がいいです。

購入の場合には駐車スペースの確保を考える必要があります

マンションやパーキングエリアの駐車場で機械式駐車場を選択する場合に注意が必要な車種は、車幅が1850mm以上のものです。なぜなら、パレット幅の問題が1番大きなポイントとなります。現在、日本で最も一般的な機械式駐車場では、タイヤの外幅が1,850~1,900mm以下のものが多く、これに収まらない車が多いのです。ここで言うパレットとは、機械式駐車場で車を実際に乗せる台のようなものです。

車幅が制限内に収まっていても、パレット幅が小さいと駐車することができません。さらに、ギリギリすぎるとタイヤやホイールを傷つける可能性もあります。筆者の友人の中には、新車を購入してもパレットに乗らないために今まで使っていた駐車場が使えなくなって困っている人を何人か見かけます。

2. 価格が先代プラドに比べて高い

ランドクルーザー250は、ランドクルーザーシリーズの立ち位置としては中間に位置するモデルとなります。ランドクルーザー300のベース価格よりは安い設定となっていますが、上位グレードの価格はなんと差がほとんどありません。もちろん、今後300が値上がりする可能性が高いと考えています。先代プラドと比較してしまうと凄い価格差になります。ランクルプラドの最上位グレード7名乗り「TZ-G」とランクル250のベースグレード「GX」の価格がそこまで変わらない程度です。これは購入検討しても買えない人もいるかもしれませんね。

ランドクルーザー250 2024年モデル 価格 グレード

また、グレード構成がすこし違和感を感じる構成となっており、特にGXのラインナップがディーゼルモデルにしかラインナップがないのははじめてグレード構成を見たときに違和感を感じました。更に、上位グレード「ZX」もディーゼルグレードにしかラインナップがないのでこのあたりの価格構成はよく理解した上で購入を検討するべきかと思われます。

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グレードエンジン駆動
方式
価格
(10%)
VX2.7L 直列4気筒
直噴 エンジン
(2TR-FE)
4WD5,450,000円
First Edition VX5,900,000円
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グレードエンジン駆動
方式
価格
(10%)
GX2.8L 直4 DOHC
クリーン
ディーゼルエンジン
(1GD-FTV)
4WD5,200,000円
VX6,300,000円
ZX7,350,000円
First Edition VX7,000,000円
First Edition ZX7,850,000円

ランドクルーザー プラド 2022年モデル 価格 グレード

ランドクルーザー250(ランクル250)の価格をみてからランクルプラドの価格を見るととてつもなく安いのかなと勘違いしてしまうほどですね。

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モデルエンジントランス
ミッション
駆動
方式
定員価格
(10%)
TX2.7 L 直列4気筒
DOHCエンジン 
6速AT4WD5名3,676,000円
TX7名3,834,000円
TX“Lパッケージ”5名4,179,000円
TX“Lパッケージ”7名4,337,000円
TX“Lパッケージ・
Matte Black Edition”
5名4,300,000円
TX“Lパッケージ・
Matte Black Edition”
7名4,458,000円
TX2.8L 直列4気筒DOHC  
直噴ディーゼル
ターボエンジン
5名4,330,000円
TX7名4,488,000円
TX“Lパッケージ”5名4,839,000円
TX“Lパッケージ”7名4,997,000円
TZ-G7名5,543,000円
TX“Lパッケージ・
Matte Black Edition”
5名4,960,000円
TX“Lパッケージ・
Matte Black Edition”
7名5,118,000円

3. 丸目のヘッドライトは基本はファーストエディションのみ

実は、日本のランクル250公式のカタログには角目タイプしか載っていません。理由は通常モデルは基本的に角目タイプになるからです。はじめから丸目タイプを選択したい人はファーストエディションを選択するしかありません。もしくは、通常モデルのVXを選んで、6月発売のディーラーオプションで「ヘッドランプ」(丸目)187,000円(税込)を選択してもらう必要があります。注意点はVXグレードのみに設定されているので通常モデルを購入する人は注意してください。

4. エンジンラインナップが残念

実はエンジンはプラドと同様のエンジンをランクル250が仕様しており、トランスミッションなど多少の違いはあるが基本は同じです。そのため、ボディサイズが大きく車両重量などの違いから新型である「ランクル250」方がWLTCモード燃費が悪いという現象が起きています。

海外モデルのランクル250は日本モデルとは違うエンジンをラインナップしています。日本モデルとの最大の違いはパワートレインに「2.4L 4気筒ハイブリッド(i-Force Max)」 最高出力326hpを発生させるパフォーマンスを備えています。

やはり、プラドと同じエンジンなのは気になるポイントです。

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ランクル250 エンジン仕様

日本モデルのディーセルエンジンはどちらも同じ「2.8L 直4 クリーンディーゼルエンジン」を採用するが、トランスミッションは次世代の「8速AT(Direct Shift-8AT)」を採用するため違いがある。ガソリンモデルはどちらも同じ「2.7L 直列4気筒直噴 エンジン+6速AT(Super-ECT)」を採用する。

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スペックランドクルーザー
250(ガソリン)
ランドクルーザー
250(ディーゼル)
エンジン2.7L 直列4気筒
直噴 エンジン
(2TR-FE)
2.8L 直4 クリーン
ディーゼルエンジン
(1GD-FTV)
最高出力120kW(163ps)/
5,200rpm
150kW(204ps)/
3,400rpm
最大トルク246Nm(25.1kgm)/
3,800rpm
500Nm(51.0kgm)/
1,600-2,800rpm
トランス
ミッション
6AT
(6 Super ECT)
8速AT
(Direct Shift-8AT)
駆動方式4WD4WD
WLTCモード燃費7.5km/L11.0km/L
乗車定員5〜7名5〜7名

ランクルプラド エンジン仕様

プラドの燃費の方がいいですね。

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スペックランドクルーザー
プラド(ガソリン)
ランドクルーザー
プラド(ディーゼル)
エンジン2.7L 直4 DOHC
ガソリンエンジン
2.8L 直4 DOHC
クリーン
ディーゼルエンジン
最高出力120kW(163ps)/
5,200rpm
150kW(204ps)/
3,400rpm
最大トルク246Nm(25.1kgm)/
3,800rpm
500Nm(51kgm)/
1,600-2,800rpm
トランスミッション6AT6AT
駆動方式4WD4WD
WLTCモード燃費8.3km/L11.2km/L
乗車定員5〜7名5〜7名

5. 購入方法が厳しい

多くの人が抽選販売となることが濃厚。実際には発売当日4月18日の午後から本注文受け付けができるようになる。販売店によっっては抽選を事前に行い、抽選結果で本注文をそこから入れる様子です。)SNSでも言われていますが、一括は不可で通常ローンか残価設定ローンでしか注文を受付け手くれないディーラーさんもある様子です。

https://twitter.com/LANDCRUISER_PRA/status/1775449219924623464

抽選販売について

2024年4月10日以降、「ランクル250」の抽選予約が一部の販売店で始まりました。結果が分かった人や、まだ分からない人など、様々な状況があります。中にはファーストエディションの抽選に当選した人もいます。また、条件付きの販売も多いようです。

  • 過去の購入履歴あり
  • 残クレ必須
  • メンテナンスパック&コーティング
  • 1年間の譲渡禁止
https://twitter.com/rotti_SP/status/1779170728132362628

抽選販売が外れたり、参加できなかったら諦めるべきか?

今回、抽選販売に外れた人や、そもそも抽選販売に参加できなかった人はこのまま諦めるべきかということですが、あくまでも個人的な見解としては諦めるべきではないです。各ディーラーによって割り当て台数が異なるので発売日付近で再度色々な販売店を回ってみてもいいかもしれません。多い割り当てのディーラーが見つかればもしかしら購入のチャンスが巡ってくるかもしれません。

日本に割り当てされる生産台数は?

  • ファーストエディションが8,000台
  • 月販基準台数2,250台 (ファーストエディション含む)

初期ロットは約2年間で生産台数はファーストエディションが8,000台、その他グレードが59,000台ということで合計67,000台が生産されると言われています。このファーストエディションを購入できる人は本当にラッキーだと思います。

最後に編集部から一言

今回は色々と気になるポイントをまとめて見ました。トヨタさんに怒られてしまわないか不安ですが、正直な感想です。上記のポイントはありますが、ランドクルーザー250は、大型化されたボディサイズや力強いデザインなど、多くの魅力を持つモデルです。

大きなサイズは、安定した走行性能と広々とした車内空間を実現しています。また、GA-Fプラットフォームの採用により悪路走破性も向上しています。しかし、都市部での走行や駐車時にはデメリットもあります。そのため、都市部での使用を主とするユーザーや駐車スペースの狭さを考慮するユーザーは、ランドクルーザー250のサイズと取り回しの難しさを理解した上で検討することが重要です。

ランドクルーザーシリーズの歴史と信頼性を受け継ぎながら、現代のニーズに応えるモデルです。その魅力に今後も注目が集まることでしょう。また、購入時の参考になれば幸いです。

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