スバルは新型「WRX S4」と「WRX STI」のマイナーチェンジを行い2015年6月30日発売した。
新型 WRX S4とWRX STI マイナーチェンジ
今回の改良では、WRX S4/STIに先進安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を展開することで安全性を高めると共に、WRX S4にはサスペンションチューニングの最適化とボディ各部の改良により、走りの質感を向上。「アドバンスドセイフティパッケージ」は、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援機能)/
サイドビューモニター/ハイビームアシスト/アイサイトアシストモニターといった先進安全装備をセットで展開。「スバルリヤビークルディテクション」は走行時の後側方検知や後退時の左右後方検知を行う機能、「サイドビューモニター」は左前方の死角を確認可能とする機能で、車両周囲の全方位の安全性を向上。また、「ハイビームアシスト」は、前方の車両を検知してヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えます。さらに、WRX S4に採用する「アイサイトアシストモニター」はアイサイトの作動状況をフロントウィンドゥに表示し、少ない視線移動で状況を確認できる機能で、ドライバーが運転に集中できるようにアシストを行い、安全性を高めます。
新型 WRX S4とWRX STI マイナーチェンジ アドバンスドセイフティパッケージの機能
安全性能をさらに強化する先進機能をパッケージで展開。車両周辺状況の検知を可能とし、より安心・快適なドライブをサポート。スバル国内においてレヴォーグに続く採用となり、メーカー装着オプションとして展開します。
①スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援機能)
死角検知機能(BSD:Blind Spot Detection)ドアミラーでは見えにくい、自車斜め後方の車両をレーダーで検知して、ドアミラーに付いているLEDランプを点灯または点滅※させることでドライバーに注意を促します。
車線変更支援(LCA:Lane Change Assist)隣車線を後方から急接近してくる車両をレーダーで検知して、ドアミラーに付いているLEDランプを点灯または点滅※させることでドライバーに注意を促します。※BSD、LCAともに車両をレーダーで検知した状態で、ドライバーがウィンカー操作をした上で車線変更を試みた場合、ドアミラーに付いているLEDランプを点滅させることでドライバーに衝突の危険性をお知らせします。
後退時支援(RCTA:Rear Cross Traffic Alert)後退時に左右から接近してくる車両をレーダーで検知し、衝突の危険性があると判断した場合にドライバーにドアミラーに付いているLEDランプを点滅かつ警報音を発します。
②サイドビューモニター
左側ドアミラーにカメラを搭載し、ドライバーから死角となる左前方の映像をガイドライン付でマルチファンクションディスプレイ(MFD)に表示。左側へ寄せる駐車や狭い道でのすれ違いの際に、死角を確認しながら安心して運転できます。
③ハイビームアシスト(自動防眩インナーミラー付)
ルームミラー一体型の単眼カメラを新採用することで、先行車や対向車を検知して、ヘッドランプのハイビームとロービームを自動で切り替えます。
また、自動防眩インナーミラーにより、後続車のヘッドランプなど、強い光をセンサーで検知して自動的に反射率を切り替えて眩しさを抑えることで、夜間のドライブでの安全性を高めます。
④アイサイトアシストモニター(※WRX S4)
アイサイトの作動状況や警報に応じて点灯するランプをフロントウィンドウの運転席前に表示。少ない視線移動でアイサイトの状況を確認でき、安全運転をサポートします。
<乗り心地と静粛性の向上>(※WRX S4)サスペンションにフリクションを最適化した新ダンパーを採用。作動時のフリクションの変動を抑えることで、微小なストロークでもダンパーの減衰力が働くようにし、路面の凸凹を乗り越えた際の振動を抑え、乗り心地を向上させました。(※2.0GT EyeSight)フロントウインドゥの遮音中間膜追加やボディへの吸音材追加など、振動・騒音対策を強化。高速クルージング時の風切音やロードノイズを低減し、静粛性の向上を図りました。
新型 WRX S4とWRX STI マイナーチェンジ 価格グレード
WRX S4 2.0GT EyeSight 3,348,000円
WRX S4 2.0GT-S EyeSight 3,564,000円
WRX STI 3,790,800円
WRX STI Type S 4,114,800円
スバルニュースリリース