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新型 40系 アルファード がっかり 残念だと思ってしまう点 10選 購入したからこそわかる 後悔しないためにも その理由をまとめ

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新型 40系 アルファード、誰もが憧れる高級ミニバンの代名詞。しかし、実際に購入し、所有してみて初めて気づく「あれ?」という点があるのも事実です。今回は、オーナーだからこそわかる、新型アルファードの残念な点とその理由について10選、深く掘り下げていきます。

目次

トヨタ 新型 アルファード がっかり 残念だと思ってしまう点

1. 期待外れの燃費

カタログ燃費は向上しているものの、実燃費は現時点では期待を下回る内容です。特に街乗りや短距離走行では、その差は顕著になります。車重や排気量を考えると仕方ない部分もありますが、ハイブリッドモデルでも燃費が伸び悩むケースがあるのは残念な点です。

実際に500kmを走行したところ、高速道路を約30%、一般道を約70%の割合で利用しました。ハイブリッド車は、発進や加速に気を配ったり、ハイブリッド特有の運転方法を意識することで燃費を向上させることができます。しかし、今回は特に工夫せず、普段通りの運転をしました。その結果、実燃費は11.1km/Lとなりました。カタログ上の燃費はWLTCモードで17.5km/L(2WD)ですので、6.4km/Lの差があると言えます。ただし、真夏の35度以上の気温の中でエアコンを使用していたことも考慮すると、この結果は仕方がないのかもしれません。これから冬に向けて燃費が改善されることを期待しています。

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2. 微妙にサイズが大きすぎる

これは実際の体験談なのですが、3代目の旧型では入れて、新型アルファードは入れない立体駐車場があります。実際のボディサイズを新旧比較すると全長が50mm長くなっています。

スペック3代目
アルファード 後期
4代目
アルファード前期
全長4,945mm4,995mm+50mm
全幅1,850mm1,850mm+0mm
全高1,935mm1,935mm+0mm
ホイールベース3,000mm3,000mm+0mm

実際に駐車場の店員さん複数に旧型アルファードが入って、新型アルファードが入らない理由について尋ねると、幅の問題で入れないと、口をそろえて言われました。しかし、表記上のスペックだと全幅は変わらないことも伝えると、なんとミラーを閉じた時の幅が広がっていてセンサーにひっかかるということでした。

え・・・ミラーですが・・・正直びっくりです。トヨタさんは日本の立体駐車場に入るギリギリのサイズを絶妙に作ってくれていると先代アルファードのころから思っていたのですが・・・新型は逆にギリギリ入らないサイズになってしまっている様子です。これ見てたらトヨタさん改善してほしいです・・・(すべての立体駐車場ではないかもしれません)全幅先代とわざわざ同じにしているので本当もったいないですね。

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3.選べるボディカラーが少ない 特に黒系に202ブラックのみは高級車としてどうなのでしょうか

新型「アルファード」のボディカラーはなんと3色しかランナップがありません。そして筆者はとても残念なのはブラック系の色がもっとも扱いの難しい「ブラック<202>」しかないことでした。古くからある色で本当に傷や汚れが目立ちやすく、難しい色です。プレシャスブラックパール <219>などの最新のカラーを是非採用してもらいたかったです。

  • プラチナホワイトパールマイカ <089>
  • ブラック<202>
  • プレジャスレオブロンド<4Y7>

現行のハリアーなどに採用されており、筆者は実際にプレシャスブラックパール <219>を選択していましたが、セルフリストアリングコートが採用されており、傷が目立ちずらく、強度も高かったので非常に助かりました。

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4. ガソリン車に採用されたエンジンが古い

先代の「アルファード」「ヴェルファイア」で定評のあった「2.5L 直列4気筒 + Super CVT-i 」をキャリーオーバーし継続採用した。力強く伸びやかな発進加速と燃費を両立している。フルモデルチェンジを果たしたタイミングで新型エンジンを採用してほしたったので残念です。できれば、改良時でも最新のダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVTを搭載してほしいです。

スペック2.5L 直列4気筒
エンジン
最高出力134kW(182ps)/
6,000rpm
最大トルク235Nm(24.0kgm)/
4,100rpm
トランスミッションSuper CVT-i
駆動方式2WD/4WD
WLTCモード燃費10.6km/L(2WD)
10.3km/L(4WD)

5.新型「アルファード」は助手席がオットマンではない

新型「アルファード」の助手席にはオットマンを不採用。30系のSCパッケージなどでは採用していただけに奥様が助手席に乗る人などは注意が必要です

6.新型「アルファード」はインテリアカラー「サンセットブラウン」が選べない

インテリアカラーは基本2色で、ヴェルファイアは特別な「サンセットブラウン」を選べるグレードが用意されている。インテリアカラー「サンセットブラウン」を選択したにのであれば「ヴェルファイア」を選択することになる。

7.新型「アルファード」の「Z」グレードだとプレミアムナッパレザー エグゼクティブパワーシートが選べない

同時に発売される新型「ヴェルファイア」には「Z Premium」あるが、新型「アルファード」には設定がない。これにより、「アルファード」でプレミアムナッパレザー エグゼクティブパワーシートつまり、本革シートを選択したいのであれば最上級グレード「Executive Lounge」を選択するしかありません。

8.新型「アルファード」はグレードによってシフトノブの形状が違う 解決するにはオプション選択

「Z」グレードと「Executive Lounge」のシフトノブの形状が違うことに実車も見て初めて気が付きました。筆者は「Z」ハイブリッド車を購入したのですが、少し残念な気持ちです。「プリウス」や「クラウン」に採用される新しいシフトノブの方がスタイリッシュなので。

ベースグレードの様なモデルであれば仕方ないですが、「Z」グレードのハイブリッドモデルは620万円、ヴェルファイアの「Z Premium」は690万円で様々な標準装備と共にシフトノブがこの最新の形状とだけあって本来なら「Z」もこのシフトノブですかね?と少し怒りすら感じました。しかし筆者はオプションで「トヨタチームメイト アドバンスト パーク+パーキングブレーキサポート(リモート機能付)」を選択していたのでエレクトロシフトマチックが採用されている状態になりました。個人的には必ず選択してもらいたいオプションです。

9.アルファードのグレードは2つしかない

アルファードを購入する際にグレード選択は2つしかありませんでした。次回の改良モデルでは安価なグレードが追加されるというこですが、個人的にはZグレードにフル装備をしたExecutive Loungeとの中間グレード(仮にZ Premium)が欲しかったです。実査に購入する際に営業マンとカタログと睨めっこしながらオプション選択をして苦労したのを覚えています。

グレードエンジン駆動方式価格(10%)
Z2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+Direct Shift-CVT
2WD5,400,000円
Z2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+Direct Shift-CVT
4WD5,598,000円
Z2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
2WD6,200,000円
Z2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
4WD6,420,000円
Executive
Lounge
2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
2WD8,500,000円
Executive
Lounge
2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
4WD8,720,000円
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10.納期が長い

筆者は、新型アルファードが発売された当日2023年6月21日の14時頃に本契約をしました。そして実際に納車されたのは2024年7月末になり、結果1年1ヶ月待つことになりました。購入時にも、もちろん1年待つかもしれませんと言われていました。しかし。待ちで次々に納車されていく新型アルファードを見るたび、なぜあの人は早く納車されて、発売当日に注文した自分は納車がまだ先なのだろうと日々疑問に思っていました。

もちろん、色々なメーカー販売店側の事情もあるのだと思いますが、過去、新型モデルをほぼ発売日に購入してきた中で1番待った車種となりました。今後は納期は落ち着いてくる様子ですが、色々な理由で納期遅れが発生する可能性のある車種です。皆さんも購入前にはよく理解した上で購入してください。

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編集部から一言

新型 40系 アルファードは、高級ミニバンとしての魅力を備えた素晴らしい車です。しかし、オーナーだからこそわかる残念な点も存在します。購入を検討されている方は、これらの点も踏まえて、総合的に判断することが大切です。

この記事は、あくまでもオーナーとしての個人的な感想に基づいています。感じ方には個人差がありますので、ぜひご自身で試乗するなどして、アルファードの魅力を体感してみてください。

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アルファード

https://toyota.jp/alphard

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この記事を書いた人

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