MENU
最新自動車情報
編集者
最新自動車情報 編集部 サイト運営11年目となりました。車に関する記事は5000本以上書いてきました。マイカー以外にも多くの車種に乗っておりレンタカーや台車を含めれば50車種以上は乗っているかと思います。日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。フォローお願い致します。

40系 新型「アルファード」おすすめグレードは?リセールバリュー 含めた購入について考えてみた

当ページのリンクには広告が含まれています。
2024-toyota-alphard-resale-value

今回は、現行4代目の40系新型アルファードのおすすめグレードについて詳しくご紹介します。カタログを見ても分かりにくい方や、購入を検討していて悩んでいる方にとって参考になる情報をお届けします。筆者自身が実際にアルファードを購入しているので、他の記事よりも実体験に基づいた有益な情報を提供できると思います。

目次

トヨタ 新型 「アルファード」について

アルファード
アルファード

前後バンパーデザインが変更され、先代に続き「流れるウインカー(シーケンシャルターンランプ)」が採用されました。ボディサイズは一般的な機械式駐車場の制限サイズ(全長5,000mm×全幅1,850mm以下)に収まり(全長4,995mm、全幅1,850mm、全高1,935mm、ホイールベース3,000mm)、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用しています。

ハイブリッドモデルには最大熱効率40%以上を実現した「2.5L 直列4気筒 直噴エンジン(Dynamic Force Engine)」が搭載されており、より小型・軽量化されたハイブリッドシステム「高性能マルチステージTHSⅡ」を採用して燃費向上を果たしています。燃費はWLTCモードで16.5〜17.7km/Lです。先代モデルは4WD(E-Four)のみのラインナップでしたが、今回は初めて2WD(FF)モデルも追加されました。また、8人乗りモデルは廃止されました。

電動パーキングブレーキ&ホールドボタンの位置は非常に押しやすく、ドリンクフォルダーと置くだけ充電の位置も使い勝手の良い場所に配置されています。メーターは「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」、14インチディスプレイオーディオ、T-Connect SDナビゲーションシステム、「JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)」が搭載され、リヤシートエンターテインメントシステムにはオプションで13.2インチディスプレイが採用されています。さらに、「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応し、DCM車載通信機が標準装備されています。

トヨタ 新型 アルファード グレードは?

新型「アルファード」のグレードはなんと最上級グレード「Executive Lounge」中級グレード「Z」の2種類から選択することになります。(先代モデルは8種類「X」「S」「SC」「SR」「G」「GF」「SC」「Executive Lounge」)

  • Z:中間グレード
  • Executive Lounge:上級グレード

Zグレードの特徴

アルファード Z
アルファード Z

Zグレードはエントリーグレードで最も価格が安価です。なんとなのにガソリン車Zグレードを選択すれば5,400,000円から購入が可能です。エクステリアではLEDヘッドライトや18インチアルミホイールを装備しています。インテリアは、シートは合成皮革、1色を採用。ステアリングホイールは本革巻き、ドアトリムも合成皮革巻を採用しており素晴らしいです。

Zグレードのデメリット

アルファード

上記の装備は標準装備となり素晴らしいのですが、その他装備は基本的にはオプション選択となります。一例ですが、左右独立ムーンルーフは132,000円でメーカーセットオプション設定、デジタルインナーミラー44,000円でメーカーオプション設定、アドバンストパーク+パーキングサポートブレーキ (周囲静止物)、139,700円でメーカーセットオプション設定。アドバンストドライブ139,700円でメーカーセットオプション設定。カラーヘッドアップディスプレイ55,000円でメーカーオプション設定、と選択する項目が多く、忘れてしまうと納品後に付けられないものばかりなので注意してください。私も選択するのが大変でした。

Executive Loungeの特徴

アルファード Executive Lounge
アルファード Executive Lounge

Executive Loungeグレードは上級グレードで、価格が高いと感じる人が多いかもしれません、ガソリン車はランナップされておらず、ハイブリッド車のExecutive Loungグレードを選択すると8,500,000円から購入が可能です。800万円台突入です。しかし、エクステリアデザインは、Executive Loungeグレード専用スーパークロームメタリック塗装の19インチアルミホイール(オプション)を採用で、見た目でExecutive Loungeグレードだとわかります。周波数感応型ショックアブソーバーや高遮音性ガラスを標準装備しており、乗り心地にも変化があります。

インテリアではエグゼクティブラウンジシート14インチリヤシートエンタテインメントシステム、JBLプレミアムサウンドシステム+15スピーカーが標準装備となり乗っていれば違いがわかります。そして、上記で説明した多くのオプションがほぼ標準装備となっています。

トヨタ 新型 アルファード ヴェルファイア リセールバリューを考えた 付けたいオプションは?

トヨタチームメイト アドバンスト パーク+パーキングブレーキサポート

「Executive Lounge」は標準装備です。新型「アルファード」は「次世代Toyota Safety Sense」を全車標準搭載しています。これだけでも多くの機能を備えており素晴らしいのですが、特に安全装備が充実している中で、Zグレードにはメーカーオプションがあります。これも絶対に付けた方がいいです。

アドバンスト パーク

駐車したいスペースの横に車を停めたら、まずアドバンストパークスイッチを押して駐車位置を確認します。その後、開始スイッチを押すと、車が周囲を監視しながらステアリング、アクセル、ブレーキの操作をアシストし、駐車を完了させます(シフト操作は手動です)。

アドバンスト パーク (リモート機能付) ハイブリッド車

ハイブリッド車限定で、専用のスマートフォンアプリを使用することで、車外から遠隔操作で駐車や出庫ができます。これを利用したい方は、間違いなくハイブリッド車を選ぶべきです。

パーキングサポートブレーキ(静止物)[インテリジェントクリアランスソナー]

駐車時や低速走行時に、壁などの静止物への衝突の恐れがある場合や、アクセルペダルの踏み間違いや踏みすぎによる急発進、シフトレバーの入れ間違いによる発進時には、センサーが前後の静止物を検知するとシステムが作動し、衝突を緩和し衝突被害の軽減をサポートします。

デジタルインナーミラー

「Executive Lounge」は標準装備です。「Z Premier」「Z」「G」はメーカーオプションです。後部座席に多くの人を乗せる方や、荷室にたくさんの荷物を積む方には、「デジタルインナーミラー」を付けることをおすすめします。

あわせて読みたい
【2024年】デジタルインナーミラー 車種一覧 おすすめ まとめ 2024年現在までで「デジタルインナーミラー」を採用する車種をまとめて、更におすすめできる車種を紹介します。「デジタルインナーミラー」を採用する車種は「軽自動車...

ユニバーサルステップ(両側)

「Executive Lounge」「Z Premier」「Z」「G」は全グレードでメーカーオプションです。後部座席に高齢者や小さな子供を乗せる方には、このオプションを付けることをおすすめします。ただし、デメリットとしてスペアタイヤを装着できなくなります。輸出的な観点からはスペアタイヤ付きでも良いかもしれませんが、国内利用を考えるならユニバーサルステップは付けた方が良いでしょう。

ツイン調光パノラマルーフ

席には「スーパーロングオーバーヘッドコンソール」や「ツイン調光パノラマルーフ」が採用されています。これらは「アルファード」や「Z」グレードではオプションとなるため、ぜひ付けることをお勧めします。

トヨタ 新型 アルファード ヴェルファイア 採用されるエンジンは?

まず、「アルファード」と「ヴェルファイア」のフルモデルチェンジで採用されるエンジンは2種類あります。先代モデルで定評のあった「2.5L 直列4気筒+Super CVT-i」をキャリーオーバーし、「アルファード」に継続採用しました。このエンジンは、力強く伸びやかな発進加速と燃費の両立を実現しています。

さらに、ハイブリッド車として「2.5L 直列4気筒 直噴エンジン(Dynamic Force Engine)+ハイブリッド」が「アルファード」と「ヴェルファイア」の両方に採用されます。また、新開発の「2.4L 直噴ターボエンジンD-4ST」は「ヴェルファイア」のみの採用となり、「ヴェルファイア」はよりスポーティーなモデルとして差別化されています。

先代新型
2.5 L 直列4気筒 エンジン
+Super CVT-i
駆動方式:2WD / 4WD
2.5 L 直列4気筒 エンジン
+Super CVT-i
駆動方式:2WD / 4WD
2.5 L 直列4気筒 エンジン
+モーターTHSⅡ(ハイブリッド)
駆動方式:4WD
2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン
(Dynamic Force Engine)
+モーターTHSⅡ(ハイブリッド)
駆動方式:2WD / 4WD
3.5L V6気筒 エンジン
+Direct Shift-8AT
駆動方式:2WD / 4WD
2.4L直噴ターボエンジン
+Direct Shift-8AT
駆動方式:2WD / 4WD

新型 アルファード スペック

スペックアルファード
ハイブリッドモデル
アルファード
全長4,995mm4,995mm
全幅1,850mm1,850mm
全高1,935mm1,935mm
ホイールベース3,000mm3,000mm
エンジン直列4気筒 2.5L 直噴
エンジン
D-4S +
モーター(THSⅡ)
直列4気筒2.5L
エンジン
最高出力140kW(190ps)/
6,000rpm
134kW(182ps)/
6,000rpm
最大トルク236Nm(24.1kgm)/
4,300-4,500rpm
235Nm(24.0kgm)/
4,100rpm
フロントモーター
最高出力
134kw(182ps)
フロントモーター
最大トルク
270Nm(27.5kgm)
システム最高出力184w(250ps)
トランス
ミッション
電気式無段階変速機Super CVT-i
駆動方式2WD
E-Four(4輪駆動方式)
2WD
4WD
WLTCモード燃費17.5-17.7km/L(2WD)
16.5-16.7km/L(4WD)
10.6km/L(2WD)
10.3km/L(4WD)
乗車定員7名7名

トヨタ 新型 アルファード 価格は?

アルファード

グレードエンジン駆動方式価格(10%)
Z2.5 L 直列4気筒
エンジン
+Super CVT-i
2WD5,400,000円
Z2.5 L 直列4気筒
エンジン
+Super CVT-i
4WD5,598,000円
Z2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
2WD 6,200,000円
Z2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
4WD6,420,000円
Executive
Lounge
2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
2WD 8,500,000円
Executive
Lounge
2.5 L 直列4気筒
直噴エンジン
+モーターTHSⅡ
(ハイブリッド)
4WD8,720,000円

新型アルファード ハイブリッドで元が取れるまで

  • ガソリン車(2WD)の燃費はWLCTモード燃費:10.6km/L(8.0km/L)
  • ハイブリッド車(2WD)の燃費はWLCTモード燃費:17.5km/L(13.5km/L)で計算。

ガソリン車 Z 2WDが5,400,000円でハイブリッドZ 2WD 6,200,000円なので差が800,000円となります。

ガソリン価格 1L 170円の場合に1万キロ走った計算

  • ガソリンモデル 10,000km=212,500
  • ハイブリッド車 10,000km=125,926

10,000km走って86,574円しか差がでないので100,000km走っても865,740円となり本体代がペイできるような状態です。

あわせて読みたい
トヨタ アルファード の年間 維持費とランニングコストを算出 トヨタは2023年6月21日に「アルファード」フルモデルチェンジを発表し、同日に発売を開始しました。これまで当サイトではアルファードの情報をお伝えしてきましたが、今...

快適性について

これまでは価格について話してきましたが、次は快適性について述べたいと思います。ガソリン車「直列4気筒 2.5L直噴エンジン」モデルは価格面では優れていますが、快適性では少し劣ります。筆者の経験では、走り出しが遅く感じられました。これは車重に対してトルクが不足しているためで、改善されたとしても同じ印象を受けるでしょう。

一方、「直列4気筒 2.5L直噴エンジン+モーター」はトヨタのハイブリッドシステムを採用しており、走り出しはモーターのみで行われるため、トルクに優れたスムーズな走行が期待できます。また、「レーダークルーズコントロール」を使用する際、電気制御とハイブリッドシステムの相性が良いため、より快適なドライブが可能です。快適性を重視するなら「ハイブリッド車」をおすすめします。

おすすめのエンジンは?

筆者としては「2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン(Dynamic Force Engine)+モーターTHSⅡ(ハイブリッド)」モデルをおすすめします。

2.5 L 直列4気筒 ハイブリッドモデル おすすめする理由について

燃費とガソリンモデルよりもモーターアシストがあるため走行時に余裕のある走りができる。

既に、「RAV4」「ハリアー」「クラウン(クロスオーバー)」「カムリ」など多くの車種に採用される定評のあるエンジンとハイブリッドシステムであること。

アルファード仕様にエンジン出力、モーター出力を上げている。

ハイブリッドモデルとして考えた場合に駆動方式:2WDを選択できる。

筆者は現在、4代目「ハリアー」の「2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン(Dynamic Force Engine)+モーターTHSⅡ(ハイブリッド)」モデルに乗っているが、何も気にせず走り燃費は17.1km/Lと車重と車格を考えても脅威の燃費を出している。更に走りもモーターアシストのおかげで余裕のある走りができており、車重や車格がある「アルファード」としたことを想像しても燃費と走りに不満は出ないと確信できる。

あわせて読みたい
トヨタ 新型 ハリアー 購入して1年 残念だと思ってしまう点 良かった点をまとめ トヨタは「ハリアー」のフルモデルチェンジを行い2020年4月13日発表、6月17日に発売した。この4代目「ハリアー」を購入したからわかる「残念」「良かった」と思った部分...

トヨタ 新型 アルファード リセールバリューを考えてもハイブリッドモデル

ハイブリッド車の一番下のグレード「Z」は6,200,000円からと、決して安価ではありません。一方、ガソリングレードの「Z」は5,400,000円からで、その差額は800,000円あります。ガソリングレードは「2.5L 直列4気筒+Super CVT-i」を引き続き採用しており、この価格差が生じています。

しかし、スペックを見てみると、ハイブリッド車の燃費は17.5-17.7km/Lで、かつてのコンパクトカー並みです。また、システム最大出力184kW(250馬力)は申し分ない走行性能を提供します。リセールバリューを考慮すれば、ハイブリッド車の選択は間違いないでしょう。

結論 新型 アルファード リセールバリューを考えた おすすめのグレードは?

おすすめグレードはガソリン「Z」コストパフォーマンスと快適性なども考えると、余裕があればハイブリッド「Z」をおすすめします。

あわせて読みたい
トヨタ 新型「アルファード」一部改良 ベースグレード「X」 追加 延期で2024年10月発売 トヨタは40系、新型「アルファード」の一部改良を行い、ベースグレード「X」モデル追加し2024年6月に発売する予定でしたが、延期となり2024年10月頃に変更となりました...
あわせて読みたい
トヨタ 新型 アルファード / ヴェルファイア フルモデルチェンジ TNGA 採用 2023年6月21日発売 トヨタは新型「アルファード」「ヴェルファイア」のフルモデルチェンジ(40系)を行い2023年6月21日に発売する。(当初は6月7日であったが延期となった。)トヨタ販売店...

ヴェルファイア

https://toyota.jp/vellfire/

アルファード

https://toyota.jp/alphard/

2024-toyota-alphard-resale-value

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

最新自動車情報 編集部 サイト運営11年目となりました。車(クルマ)に関する記事は5000本以上書いてきました。新車・中古車、各メーカー、日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。フォローお願い致します。

ゲームバナー
ゲームバナー
目次