豊田自動織機株式会社は、2026年1月9日から11日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」に、新型RAV4のカスタマイズモデル3台を出展することを2025年12月25日に発表しました。今回の展示では、新型モデルと50系RAV4をベースにした多彩なカスタマイズ提案が注目を集めています。

東京オートサロン2026開催概要
イベント詳細
- 期間:2026年1月9日(金)〜11日(日)
- 会場:幕張メッセ(千葉県千葉市)
- 豊田自動織機ブース:北ホール ホール10 小間番号1014
- 一般公開日:1月9日14:00〜19:00、1月10日・11日9:00〜18:00
トヨタグループとして、TOYOTA GAZOO Racingやダイハツ工業と共同で北ホールにブースを構え、グループ一丸となってイベントを盛り上げます。
展示される3つのカスタマイズモデル
1. アウトドアスタイルコンセプト(新型ADVENTURE ベース)

新型RAV4 ADVENTUREをベースに、オフロードイメージをさらに高めたコンセプトモデルです。アウトドアライフをより楽しくするカスタムが施されており、冒険心をかき立てるデザインが特徴です。
主な特徴
- 全長4,620mm × 全幅1,880mm × 全高1,680mm
- 最低地上高190mmの高い走破性
- アウトドア向けのタフなエクステリアデザイン
- 専用エアロパーツとカスタムホイール
2. GR SPORT プロトタイプ(新型GR SPORT ベース)

新型RAV4 GR SPORTをベースにしたプロトタイプモデルで、GR専用部品やオリジナル用品とともに展示されます。スポーティな走りとカスタマイズの可能性を提案します。
GR SPORTの特別装備
- Functional MATRIX LEDヘッドランプ("G"デザイン)
- 軽量化された専用パーツ(2.2kg軽量化)
- 235/50R20専用タイヤ&ホイール
- 専用チューニングEPS(電動パワーステアリング)
- スポーティな内外装デザイン
- PHEV専用モデル(650万円)
3. RAV4アップグレードコンセプト(50系ADVENTURE ベース)

50系RAV4(2019年〜2025年の現行モデル)のカスタムを楽しむためのハーフ&ハーフモデルです。カスタム前後がわかりやすく展示されており、既存のRAV4オーナーにもカスタマイズの楽しさを伝えます。
新型RAV4(6代目)の進化ポイント
東京オートサロンで展示される新型RAV4は、2025年12月17日に発売された最新モデルです。主な進化ポイントをご紹介します。
Arene OS(アリーン オーエス)搭載
次世代車載OS「Arene OS」を採用し、スマートフォンのような直感的な操作性を実現。常に最新のソフトウェアにアップデート可能で、進化し続けるクルマを体感できます。
12.9インチ大型ディスプレイ
センターコンソールに12.9インチの大型タッチディスプレイを搭載。トヨタのSUVとして最大級のサイズで、視認性と操作性が大幅に向上しています。
パワートレインの選択肢
ハイブリッド(HEV)モデル
- 2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーター
- システム最高出力:240ps(E-Four)
- 燃費性能:22.5〜22.9km/L(WLTC)
- 価格:450万円(Adventure)、490万円(Z)
プラグインハイブリッド(PHEV)モデル
- システム最高出力:324ps
- バッテリー容量:22.7kWh(従来比+25%)
- EV航続距離:150km(従来比+55km)
- 0-100km/h加速:5.8秒
- 急速充電対応(80%まで30分)
- 価格:580万円(Z)、650万円(GR SPORT)
- 発売時期:2025年春予定
3つのグレード展開
- RAV4 Z:洗練されたスタイリングと充実装備
- RAV4 Adventure:オフロード志向の力強いデザイン
- RAV4 GR SPORT(PHEV専用):スポーティな走りを追求
Toyota Safety Senseの進化
最新の予防安全装備を全グレードに標準装備。プロアクティブドライビングアシストやアダプティブハイビームシステムなど、安全性能がさらに向上しています。
豊田自動織機とRAV4の深い関係
豊田自動織機は、トヨタグループの一員として長草工場でRAV4の生産を担当しています。単なる生産だけでなく、企画・デザイン・設計などの開発段階から深く参画しており、新型RAV4の開発においても重要な役割を果たしています。
「世界中で活躍するRAV4のさらなる進化をお客様に実感いただけるよう、開発に取り組んでまいりました」と豊田自動織機は述べており、東京オートサロンでの展示は、その技術力とカスタマイズ提案力を示す絶好の機会となります。
RAV4の歴史:30年以上続くSUVのパイオニア
RAV4は1994年に初代が登場して以来、30年以上にわたってSUV市場をリードしてきました。
歴代モデルの変遷
- 初代(1994-2000年):コンパクトSUVの先駆け
- 2代目(2000-2005年):スタイリッシュさを追求
- 3代目(2005-2016年):グローバル展開の拡大
- 4代目(2013-2018年):海外専売モデル
- 5代目(2018-2025年):日本市場復活、PHV追加
- 6代目(2025年〜):SDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)化、Arene OS搭載
東京オートサロン2026での見どころ
カスタマイズの可能性を体感
3台の異なるコンセプトモデルを通じて、RAV4のカスタマイズの幅広さを実感できます。アウトドア志向、スポーツ走行志向、そして既存オーナー向けのアップグレード提案と、多様なニーズに応える展示内容となっています。
GR専用部品とオリジナルアクセサリー
GR SPORT プロトタイプでは、GR専用部品やオリジナル用品も併せて展示されます。パフォーマンスを追求するユーザーにとって、具体的なカスタマイズイメージが湧く絶好の機会です。
トヨタグループの総力展示
豊田自動織機だけでなく、TOYOTA GAZOO Racingやダイハツ工業も出展。トヨタグループ全体で盛り上がる展示エリアは、クルマ好きにとって見逃せないスポットとなるでしょう。
KINTO利用で月額38,390円から
新型RAV4はKINTO(トヨタのサブスクリプションサービス)でも利用可能です。
KINTO料金例(Adventure グレード)
- 月額38,390円〜(ボーナス併用)
- 契約期間:7年
- 初期費用:165,000円(頭金2ヶ月分)
- 7年総額:約534,760円
2026年4月30日までにKINTOで契約すると、KINTO U-35プラン(35歳以下)やKINTO 6ヶ月プランなどの特別プランも利用可能です。
まとめ:進化し続けるRAV4の魅力を東京オートサロンで体感
新型RAV4は、最新のArene OS搭載による進化したデジタル体験、強化されたPHEVシステム、そして多様なカスタマイズの可能性を持つ、まさに「LOVE FOREVER」のコンセプトを体現したSUVです。
東京オートサロン2026では、豊田自動織機が提案する3つのカスタマイズモデルを通じて、RAV4の新たな魅力を発見できます。2026年1月9日から11日まで、幕張メッセ北ホールで開催される展示をぜひ体験してください。
※情報は2025年12月25日時点のものです。最新情報はトヨタ公式サイトおよび豊田自動織機公式サイトでご確認ください。

