トヨタは新型「アルファード」のマイナーチェンジを2017年12月25日に発表、2018年1月8日発売開始した。その後一部改良を行い2018年10月25日に発表、発売開始した。
今回試乗したのは新型アルファード(2018年10月モデル)の2.5Lガソリン車 モデル「S“C パッケージ”」7人乗りに乗って300kmあまり走行した感想などをまとめてみた。
ミニバンの2018年での年間販売台数5位は新型アルファードである。年間58,806台と国内販売台数では15位となる素晴らしい実績を起こしている。個人的にはアルファードは販売台数は国内販売台数では実は2位だと思っている。理由としては姉妹車の存在だ。ヴェルファイア43,130台であり、合計101,936台となる。
新型 アルファード エクステリアについて
エクステリアデザインはマイナーチェンジによりより大型グリルとメッキによってトヨタの高級車らしさが表現されている。言うまでもなく見ればわかる豪華さや、カッコよさがある。
新型 アルファード インテリアについて
アルファードの人気理由は広くて豪華なインテリアだ。「S“C パッケージ”」グレードには2列目のセカンドシートに「エグゼクティブパワーシート」を採用、最大500mmの前後シートスライド(手動)が可能。さらには電動でオットマンの展開・収納とリクライニング操作が行える。筆者が座った感想としては「家にも自分の身近にこんなに座り心地のいい椅子ないよ。」と言った感想だった。最上級グレードの「Executive Lounge S」には更に豪華なセカンドシート「エグゼクティブラウンジシート」はさらに幅が広がり、オットマンもより伸びるようになっている。
もちろん、電動パーキングブレーキ&ホールド機能も搭載。
新型アルファード 2.5Lエンジンはどうなんだ?
とてもボディサイズの大きいアルファード、当然だが車重も重くなるのでエンジンラインアップは「2.5Lエンジン」「2.5Lエンジン+ハイブリッド」「3.5Lエンジン」が用意されている。その中でも1番小さい「2.5Lエンジン」に乗ってみたが、結論としては一切不満はなかった。むしろ走り出しや100km/hまでの加速などは一般的な車と比較しても速いと感じるぐらいだ。価格や維持費を考えても「2.5Lエンジン」モデルを筆者はおすすめする。ハイブリッドモデルは燃費を気にする人にはおすすめだが、元が取れるまで乗ることができるか?リセールバリューの問題などを含めて慎重に検討するべきである。
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新型 アルファード 走行性能について
アルファードの乗車して感じるのが非常に揺れがすくないと感じる。更にコーナリングでの安定性もこのクラスでは素晴らしいと感じた。高さのある車だとどうしても右左に揺られるシーンがあるのだがそれもあまり感じなかった。ただし、運転席からの乗り降りはどうしても高さがあるため少しSUVなどに乗っている様な感覚もある。
衝突回避支援パッケージの第2世代となる次世代 Toyota Safety Senseを標準装備。レーダークルーズコントロールなどを使用したが、レーントレーシングアシスト(車線維持)も付いているので精度も非常に高いと感じた。
新型アルファード スペック
スペック | 新型アルファード/ヴェルファイア | ||
---|---|---|---|
全長 | 4,945mm(4,950mm) | ||
全幅 | 1,850mm | ||
全高 | 1,930mm | 1,950mm | |
ホイールベース | 3,000mm | ||
排気量 | 2.5L | 3.5L | 2.5L+ハイブリッド |
エンジン形式 | 直4DOHC | 直4 DOHC (D4-S) | 直4DOHC+モーター |
最大出力 | 134kW (182PS)/ 6,000rpm |
221kW(301ps)/ 6,600rpm |
112kW (152PS)/ 5,700rpm |
最大トルク | 235Nm (24.0kgm)/ 4,100rpm |
361Nm(36.8kgm)/ 4,600〜4,700rpm |
206Nm (21.0kgm)/ 4,400-4,800rpm |
モーター 最高出力 |
– | – | フロント105kW (143PS) リヤ50kW (68PS) |
モーター 最大トルク |
– | – | フロント270Nm (27.5kgm) リヤ139N・m (14.2kgm) |
トランス ミッション |
CVT | 8AT | 電気式 無段階変速機 |
JC08モード燃費 | 12.8km/L | 10.6〜10.8km/L | 18.4〜19.4km/L |
価格 | 335万4,480円~ 417万円 |
390万5,280円~ 737万7,360円 |
436万3,200円〜 750万8,160円 |
新型 アルファード はどうだったか?
まずはトータル的にはこの価格帯でこの車格と装備ついて安いと言った印象だ。走行性能でも話したが、乗り心地が非常にいい。更に2.5Lガソリン車であってももたつきの少ない走行が可能となっており非常に車としての完成度を感じることができた。
トヨタ 新型 アルファード /ヴェルファイア マイナーチェンジ 第2世代の次世代 Toyota Safety Sense P 全車標準搭載 2018年1月8日発売開始
トヨタ 新型 アルファード / ヴェルファイア 一部改良 インテリジェントクリアランスソナー 全車に標準装備2018年10月25日発売
トヨタ 新型 アルファード / ヴェルファイア 一部改良 2019年12月発売
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/detail/19957475
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/20433735.html
トヨタ アルファード