トヨタは新型「RAV4」のPHVモデル「RAV4 PRIME」(米国名)を2019年11月22日(現地時間)から開催させるロサンゼルスモーターショー2019にて世界初公開すると発表した。発売日は米国と日本で2020年夏、欧州では2020年後半を予定。
新型 RAV4 PRIME PHVモデルについて
「RAV4 PRIME」はさらなる「Fun to Drive」を追求して開発。新開発のプラグインハイブリッドシステムを採用。エンジンは新型「RAV4」ハイブリッドモデルと同様の「直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ)」に大容量リチウムイオンバッテリー(リチウムイオン 電力量 8.8kWh)と強力なモーターを追加したモデルとなる。システム出力は302 HP(225 kW / 306 PS)となる、「RAV4」ハイブリッドモデルを83HP(62 kW / 84 PS)上回る。更に「プリウスPHV」にはない、「E-Four」(電気式4WDシステム)を採用。
「プリウス PHV」にも採用する「ヒートポンプオートエアコン」をRAV4 PRIMEにも採用。EV走行のみの航続距離は39マイル(63 km)、これは市場で最も長いPHEVクロスオーバーである。さらに、このモデルの推定合計燃費評価は90 MPGeを達成。
加速性能は0-60mph(0-96km/h)の加速5.8秒。こRAV4ハイブリッド(7.8秒)よりも速く、トヨタのラインナップで2番目に速い加速となる。
RAV4 ハイブリッド とRAV4 PHV スペック比較
スペック | RAV4 ハイブリッド |
RAV4 PHV |
---|---|---|
全長 | 4,600mm~4,610mm | |
全幅 | 1,855mm~1,865mm | |
全高 | 1,690mm | |
ホイールベース | 2,690mm | |
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ) |
直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
フロントモーター 最大出力 |
88kw(120ps) | 現在不明 |
フロントモーター 最大トルク |
202Nm(20.6kgm) | 現在不明 |
リアモーター 最大出力 |
40kW(54ps) | 現在不明 |
リアモーター 最大トルク |
121Nm(12.3kgfm) | 現在不明 |
システム出力 | E-Four:163kW(222ps) 2WD:160kW(218ps) |
E-Four:225 kW(306PS) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー | リチウムイオンバッテリー |
駆動方式 | 2WD/4WD(E-Four) | 4WD |
乗車定員 | 5名 | |
JC08モード燃費 | 25.0km/L~ 25.2km/L |
現在不明 |
WLTCモード燃費 | 20.6km/L~ 21.4km/L |
現在不明 |
価格 | 3,222,000円〜 3,817,800円 |
現在不明 |
新型 RAV4 PRIME PHVモデル エクステリアについて
エクステリアは通常の「RAV4」とはデザインを変更しているのがわかる。専用19インチアルミホイールも採用。パノラミックビューモニターを採用。4つのカメラの映像を高速処理し、上空から車両を見下ろしたようなつなぎ目のない映像を表示。
新型 RAV4 PRIME PHVモデル インテリアについて
インテリアはメーター周りのデザインを変更。新型「RAV4」で初となるカラーヘッドアップディスプレイ採用モデル、大型9インチディスプレイオーディオもラインナップされる。
トヨタ 新型 RAV4 PHV プラグインハイブリッドモデル 2020年8月発売
トヨタ 新型 RAV4 フルモデルチェンジ日本復活 2019年4月10日発売
新型 プリウスPHV マイナーチェンジ(一部改良)5人乗り 安全装備強化 2019年5月9日発売
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/en/newsroom/toyota/30632118.html
トヨタ RAV4