トヨタはC-HRのEV(電気自動車モデル)を2023年に発売する可能性がある。ベースとなるのは2023年にフルモデルチェンジを行い2代目となった新型「C-HR」をベースとする。
トヨタのEVモデルについて
トヨタと言えば「EV」ではなく「ハイブリッド」「PHV(プラグインハイブリッド)」であるが、実は以前から電気自動車の制作は行っており、トヨタは2012年9月から、米国で電気自動車「RAV4 EV」を販売していた。しかし「RAV4 EV」の生産を2014年末までに終了してしまった。「RAV4 EV」はテスラとの共同開発で当時の「Model S」と同様の電動システムを採用していた。その後トヨタは電気自動車を販売していない。しかし、トヨタは世界的に拡大する電気自動車市場を無視する訳にはいかなくなってきている。特に、中国市場とヨーロッパ市場においては各社が次々と新型電気自動車の投入をしているからだ。トヨタは2020年に中国市場に2021年にはヨーロッパ市場に投入する計画がある。
C-HR EVモデル
トヨタは北京モーターショー2018において2020年からC-HRのEVモデルを中国市場で販売すると発表した。中国のパートナー企業と共に現地の生産拠点と研究開発センターを作ると発表。トヨタのEVモデルのバッテリーは先進的なソリッドステートバッテリーを使用し、ほんの数分で充電が可能だという。さらに容量はリチウムイオン電池の2倍もある。
C-HR EVに採用される可能性があるソリッドステートバッテリーについて
ソリッドステート電池はなんと容量はリチウムイオン電池の2倍もある。従来のリチウムイオン電池は、液体電解質を使用するがソリッドステート電池はその名の通り、ソリッドつまり固体を液体の代わりに使用する。そのためソリッドステート電池には利点が多くありバッテリーの容量は大幅に増える。従来のリチウムイオン電池に含まれる液体電解質は発火の恐れがあるため、ソリッドステート電池はより安全である。可燃性の液状電解液を使用することで、バッテリの安全性が向上し、複雑な冷却システムを削減することで、特に電気自動車でのコストとサイズの節約につながる。
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