トヨタは新型「GR スープラ A90型」のフルモデルチェンジを行い2019年5月17日に発売する。発売を前に簡単に先代モデル「スープラ A80型」とのスペック比較をしてみた。
新型 GR スープラ A90となってフルモデルチェンジ
今回の新型「GR スープラ A90型」はBMW 新型 Z4と共同開発により基本的にはプラットホームやエンジンはBMWが担当し、エクステリアデザインやインテリアデザインはトヨタが独自に行なっている。BMWの先進安全性能を採用したToyota Supra Sense を搭載。
新型 GR スープラ A90とA80ボディサイズ比較
スープラ A80型と比較すると全長を縮める前後重量配分を50:50とし全幅を伸ばしたことで安定性を向上しボディ剛性も高めておりよりスポーティな走りが楽しめる。
サイズ | スープラ A80 | 新型スープラ A90 |
---|---|---|
全長 | 4,520mm | 4,380mm |
全幅 | 1,810mm | 1,865mm |
全高 | 1,275mm | 1290-1,295mm |
ホイールベース | 2,550mm | 2,470mm |
スープラ A80型と比較して全長-140mm、全幅+55mm、全高+20mm、ホイールベース-80mmである。全長を短くしながらもスープラ A80型と同様にロングノーズ・ショートデッキのデザインは継いでいながらも現代的なスポーツカーに仕上げた。
新型 GR スープラ A90とA80スペック比較
新型「 GR スープラ A90」には伝統的な「3.0L 直列6気筒ツインターボエンジン」とダウンサイジングターボ「2.0L直列4気筒 ツインターボエンジン」を初めて採用した。「スープラ A80」は当時、280馬力規制業界として国内向けの自主規制により最高出力208psであったが、現在はその規制もないので206kW (280PS)→250kW(340ps)となる。
サイズ | スープラ A80 | 新型スープラ A90 |
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エンジン | 3.0L 直列6気筒 ツインターボエンジン | 3.0L 直列6気筒 ツインターボエンジン |
最高出力 | 206kW (280PS)/ 5,600rpm | 250kW(340ps)/ 5,000-6,500rpm |
最大トルク | 451Nm (46.0kgm)/ 3,600rpm | 500Nm(51.0kgm)/ 1,600-4,500rpm |
トランスミッション | 6速MT/4速AT | 8速スポーツAT |
駆動方式 | 2WD (FR) | 2WD (FR) |
乗車定員 | 2名 | 2名 |
車両重量 | 1,510kg | 1,520kg |
新型 GR スープラ A90はMT設定なし
最大の違いは「スープラA80」には「MT」設定があったが、今回の「GR スープラA90」には「MT」設定がなく全グレードで「8速スポーツAT」のみが採用されている。
新型 GR スープラ A90はサスペンションが違う
「スープラA80」のサスペンションは前後「ダブルウィッシュボーン式」を採用しているが、「GR スープラA90」は前に「ストラット」後ろに「マルチリング式」を採用しており軽量化とコストを考えている。
新型 GR スープラ A90 インテリア 比較
新型「 GR スープラ A90」のインテリアは「スープラA80」に似せている部分もあるが、以前に比べナビ(オーディオ類)の位置やフルオートエアコン、センターコンソールにカップフォルダーを付けるなど現代のスポーツカーへと進化を果たした。
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トヨタ 新型 スープラ フルモデルチェンジ A90型 GRブランド 2019年5月17日発売
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