トヨタ プリウス

トヨタ「プリウス」はトヨタ自動車が1997年から製造・発売を開始した世界初の量産ハイブリッド専用車。
トヨタ プリウス 世代
初代 NHW10/11
1997年12月正式発表、発売開始。2000年5月マイナーチェンジを実施。2001年8月一部改良。2002年8月6日一部改良。2003年8月生産終了。
2代目 NHW20
2003年9月1日発売。2005年11月1日マイナーチェンジ。2007年2月1日一部改良。2007年9月3日一部改良。2012年3月「EX」生産・販売終了。
3代目 ZVW30
2009年5月18日。2011年12月にはマイナーチェンジ。

3代目 プリウス
4代目 ZVW50
2015年12月9日フルモデルチェンジ。TNGAではパワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、一体的に新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させていく。新プラットフォームは、アンダーボディやサスペンションを刷新・新開発するとともに、パワートレーンユニットを低重心・低配置化することで、クラストップレベルの低重心高を実現。低く構えた、かっこいいデザイン、気持ち良いハンドリング、質感の高い乗り心地、安全・安心をお届けする衝突安全性能などに貢献。骨格構造の見直しなどにより、ボディ剛性の向上(従来比30~65%向上)を図るとともに、ボディ接合にレーザー溶接技術を採用することなどでボディ剛性を更に高めていく。エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。
また小型化されたTHSⅡハイブリッドシステム(エンジンを含むシステム全体)では、駆動ユニットの配置見直しやモーター・インバーター・電池の小型化、高効率化を図ることで燃費の15%以上向上を見込んでいる。最大熱効率40%を実現した改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」を搭載 システム全体で約20%の低損失化を達成した。
2017年11月1日一部改良。今回の一部改良では、エクステリアは新型C-HRと同様に、ツートンカラーをランナップしカラーバリエーションを増やしブラックORホワイトのツートンカラーとなる。

4代目 プリウス
2018年12月17日マイナーチェンジ。今回のマイナーチェンジではフロント、リアのデザイン変更が行われ、デザインを変更。専用通信機DCMを全車標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供。Toyota Safety Senseを全車標準搭載する。2020年7月1日一部改良。合わせて特別仕様車「S“Safety Plus II”」を追加設定する。「Toyota Safety Sense」のバージョンアップを行い「昼・夜間歩行者自転車に対応した衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」が可能となる。レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を装備。カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」を追加。先行車の発進をブザーとディスプレイ表示で知らせる「先行車発進告知機能」を追加。
トヨタ プリウス スペック
スペック | 新型プリウス |
---|---|
全長 | 4,575mm |
全幅 | 1,760mm |
全高 | 1,470mm |
ホイールベース | 2,700mm |
エンジン | 直4 DOHC 1.8L+モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 72kW(98ps)/5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm |
フロントモーター最大出力 | 53kW(72ps) |
フロントモーター最大トルク | 163Nm(16.6kgm) |
リアモーター最大出力 | 5.3kW(7.2ps) |
リアモーター最大トルク | 55Nm(5.6kgm) |
システム出力 | 90kW(122ps) |
トランスミッション | 無段階変速機 |
車両重量 | 1,320~1,460kg |
乗車定員 | 5名 |
JC08モード燃費 | 37.2〜39.0km/L |
価格 | 251万8,560円〜347万8,680円 |