トヨタは新型アベンシスのフルモデルチェンジを2023年12月発売する。新型プリウスと非常に似た顔つきのデザインだと言われている。既に、欧州で開発中のテストカーがスパイショットされている。
アベンシスについて
アベンシスは生産はToyota Motor Manufacturing (UK)Ltd.(TMUK)で行われておりトヨタが作った欧州車である。初代 T210 1998年発売開始。カリーナE(日本名コロナの欧州仕様車)の後継車として発表され、に欧州専売。(ただし、ワゴンは当時のカルディナの姉妹車)車種として販売が開始された。2001年には7人乗りミニバン仕様のヴァーソが追加された(日本でも2代目イプサムとして販売された)。
2代目 T250型 2003年10月6日発売開始。日本ではビスタの後継モデルとして位置付けられ、旧トヨタビスタ店、コロナ/カリーナ、セリカ系に割り当てられるT○○系の型式が与えられていた。元来カルディナ/コロナの欧州仕様という趣のある車種であるため、コロナ/カリーナ(現・プレミオ/アリオン)の流れを汲んだ車であると言える。
3代目 T270型 2008年8月29日にパリモーターショーで新型セダン(サルーン)/ワゴン(ツアラー)が初披露され、2009年1月より欧州で販売が開始された。2011年9月19日に日本での発売開始。ワゴンのみ輸入した。2015年10月5日に日本仕様向けワゴンの2度目のマイナーチェンジを実施。
ヘッドランプをBi-Beam LEDヘッドランプに変更し、ロアグリルを大きく力強いデザインとすることでダイナミックなフロントマスクとなった。衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を全車に標準装備した。
新型アベンシスについて
今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに採用されている物をベースに開発が進んでいる。TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。更に、ボディサイズも旧型よりも若干大きくなり更に広い室内空間となり内装周りも旧型よりも豪華な仕様となりそうだ。
新型アベンシス 搭載エンジンについて
2016年4月18日に欧州で以前から発売されていた一部改良と同時に待望の新型「オーリスハイブリッド」THS-II 1.8L 直4 DOHC+モーターモデルを追加した。
トヨタ 新型「ヴィッツ ビックマイナーチェンジ」のタイミングで欧州で以前から発売されていたハイブリッドモデル追加。この様にここ最近、欧州モデルでは販売されていたハイブリッドモデルを次々と導入しておりついにアベンシスにもハイブリッドモデルをラインナップする可能性が高い。エンジンも新しく小型化されたTHSⅡであれば全体の質量的にも問題がなく採用することが可能だ。エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。これにより、燃費を劇的に向上させることが可能だ!!
1.8L 直列4気筒 DOHC+モーター (新THSⅡ)
最高出力:98ps/5,200rpm
最大トルク:14.5kgm/3,600rpm
モーター最大出力:72ps
モーター最大トルク:16.6kgm
駆動方式:FF/AWD(E-Four)
JC08モード燃費:35.0km/L(旧型30.4km/L)
もちろん、旧型モデル同様に1.6L直 4DOHCもラインナップされる。今回BMWとの提携を活かしてトヨタはディーゼルエンジンの供給を受けている。既に欧州専用で販売されている、ヴァーソに採用されているBMW製の1.6Lエンジン(D-4D)を搭載するだ。
1.6L 直列4気筒 ターボ ディーゼル
最高出力:110ps/4000rpm
最大トルク:27.5kgm/1750-2250rpm
駆動方式:FF/AWD
JC08モード燃費:20km/L
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。