BYD(BYD Auto Japan)は、新型「DOLPHIN(ドルフィン)」の日本モデルを2023年9月20日に発表し発売を開始する。価格は363万円~407万円(補助金により実質298万円~342万円)。「DOLPHIN」は、BYDの日本発売モデル第2弾。全長、約4.3mのコンパクトモデルで、グレードに応じて一充電走行距離400~476kmを実現。
2023年1月13日に開幕した「東京オートサロン2023」において、日本での販売を開始するBEVモデル、2023年1月31日に発売予定の「ATTO 3(アットスリー)」を皮切りに、2023年中頃に「DOLPHIN(ドルフィン)」、2023年下半期に「SEAL(シール)」の3車種を展示。
BYD 新型「DOLPHIN」について
2021年8月に中国で販売開始した「DOLPHIN」は、海からのインスピレーションを得て、エクステリアとインテリアの随所にイルカをイメージしたデザインが施されています。「e-Platform 3.0」を採用、ボディサイズは全長4,290mm、全幅1,770mm、全高1,550mm、ホイールベース2,700mmとなる。WLTC航続距離471kmのを可能にしました。ラインナップはスタンダード、ハイグレードの2種類で、両グレードで交通標識認識システムや誤発進抑制機能などの充実した安全装備を標準搭載。
日本で最大のライバルとなるのは日産のリーフであるが、スペックや価格などを考えるとBYD 新型「DOLPHIN」は国内のリーフからの入れ買いとして売れる可能性が高そうだ。
BYD 新型「DOLPHIN」スペック について
今回の「DOLPHIN」は日本仕様として車高を調整し1,550mmとしたことで立体駐車場へ対応した。ウィンカーも右側となっており、日本語音声認識にも対応した。
スペック | DOLPHIN | DOLPHIN Long Range |
---|---|---|
全長 | 4,290mm | 4,290mm |
全幅 | 1,770mm | 1,770mm |
全高 | 1,550mm | 1,550mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,700mm |
最高出力 | 95ps(70kW)/ 3,714 - 14,000rpm | 204ps(150kW) / 5,000 - 9,000rpm |
最大トルク | 180Nm(18.4kgm) / 0 - 3,714rpm | 310Nm(31.6kgm) / 0 - 4,433rpm |
リチウムイオン バッテリー | 44.9kWh | 58.56kWh |
駆動方式 | 2WD (FWD) | 2WD (FWD) |
最小回転半径 | 5.2m | 5.2m |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
車両重量 | 1,520kg | 1,680kg |
WLTCモード航続距離 | 400km | 476km |
BYD 新型「DOLPHIN」価格 グレードについて
モデル | 駆動方式 | 価格(10%) | CEV助成金 65万円適応 |
---|---|---|---|
BYD DOLPHIN | 2WD | 3,630,000円 | 2,980,000円 |
BYD DOLPHIN Long Range | 2WD | 4,070,000円 | 3,420,000円 |
CEV助成金65万円が適応できる。
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