ホンダは新型「フィット」のフルモデルチェンジを行い5代目となる「フィット5」を2026年に発売する。先代モデルのフットは2020年2月14日に発売を開始しており、丸6年でのフルモデルチェンジとなる。
ホンダ 新型「フィット」フルモデルチェンジ について
最新のエクステリアデザインを採用。
インテリアは「7インチデジタルメーター」「10.25インチインフォテインメントシステム」を採用。
後部座席は初代からセンタータンクレイアウトを採用。
最新の運転支援システム「Honda SENSING」を採用。
ホンダ 新型「フィット」フルモデルチェンジ エクステリア について
エクステリアは、スタイリングから安心と信頼を感じられるようなデザインとし、フロントはフルLED、リアはストップランプとテールランプにLEDを採用。3代目のかっこいい路線から4代目は初代モデルの現代版の様なかわいいフロントフェイスに変更した。
しかし、販売台数は低迷気味であり今回の5代目は再度かっこいい路線とすることで販売台数アップに繋げたい。
ホンダ 新型「フィット」フルモデルチェンジ インテリア について
インテリアは、シンプルで水平基調のデザインとし、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすい空間を目指した。またメーターには、7インチTFT液晶メーターとアナログスピードメーターを組み合わせたメーターを採用。7インチTFT液晶メーターでは、スピードメーターや走行モードなどの基本情報に加え、Honda SENSINGなどの情報を見やすく表示。
ホンダ 新型「フィット」フルモデルチェンジ 安全装備について
最新の運転支援システム「Honda SENSING」は衝突被害軽減ブレーキのほか、車線維持支援システム(LKAS)、歩行者事故低減ステアリング、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームなどに対応することにより、先代よりも安全性と快適性が高めている。
システム 装備 | フィット |
---|---|
CMBS | ◯ (昼・夜間 歩行者 自転車) |
誤発進抑制機能 | ◯ |
近距離衝突軽減ブレーキ | ◯ |
急アクセル制御機能 | ◯ |
歩行者事故低減ステアリング | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ |
渋滞時追従機能付き アダプティブ クルーズコントロール (ACC) | ◯ |
車線維持支援システム (LKAS) | ◯ |
先行車発進お知らせ機能 | ◯ |
標識認識機能 | ◯ |
後方誤発進抑制機能 | ◯ |
ブラインドスポット インフォメーション | ◯ |
オートハイビーム | ◯ |
パーキングセンサーシステム | ◯ |
マルチビューカメラシステム | ◯ |
新型と先代「フィット」安全技術 比較
システム 装備 | 4代目 フィット 後期 | 5代目 フィット 前期 |
---|---|---|
CMBS | ◯ (昼・夜間 歩行者 自転車) | ◯ (昼・夜間 歩行者 自転車) |
誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
近距離衝突軽減ブレーキ | – | ◯ |
急アクセル制御機能 | – | ◯ |
歩行者事故低減ステアリング | ◯ | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ | ◯ |
渋滞時追従機能付き アダプティブクルーズコントロール(ACC) | ◯ (約0km/h~) | ◯ (約0km/h~) |
LKAS | ◯ | ◯ |
先行車発進お知らせ機能 | ◯ | ◯ |
標識認識機能 | ◯ | ◯ |
後方誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
ブラインドスポット インフォメーション | ◯ (オプション) | ◯ |
オートマチックハイビーム | ◯ | ◯ |
パーキングセンサーシステム | ◯ | ◯ |
マルチビューカメラシステム | – | ◯ |
ホンダ 新型「フィット」フルモデルチェンジ 予想 スペックについて
予想スペックとしては全長とホイールベースは先代モデルより若干大きくなり更に室内空間を高めてくることが予想できる、更に全幅は5ナンバーサイズを維持するため変更がない可能性が高いだろう。
スペック | フィット | フィット |
---|---|---|
全長 | 4,090mm | 4,090mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,555mm | 1,550mm |
ホイールベース | 2,580mm | 2,580mm |
エンジン | 1.3L i-VTEC エンジン | 1.5L i-VTECエンジン +新型i-MMD (e:HEV) |
最高出力 | 72kW(98PS)/ 6,000rpm | 72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
最大トルク | 118Nm(12.0kgfm)/ 5,000rpm | 127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
モーター 最高出力 | – | 80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
モーター 最大トルク | – | 253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
トランス ミッション | CVT | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD | 2WD(FF)/ 4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
WLTCモード燃費 | 20.2km/L(2WD) 18.2km/L(4WD) | 29.4km/L(2WD) 24.0km/L(4WD) |
フィットについて
フィットは2001年6月にロゴの後継車として発売を開始。他の車種と比べて優れた走行性能と低燃費の両立そして広いラゲッジスペースを確保。1代目と2代目は6年4ヶ月でフルモデルチェンジを行い2代目から3代目のフルモデルチェンジは5年11ヶ月で行い、3代目から4代目のフルモデルチェンジは6年5カ月で行わている。つまり、平均して6年目でのフルモデルチェンジが通常の流れとなる。
初代 GD1/2/3/4型
2001年6月21日発表し6月22日発売を開始した。グローバルスモールプラットフォーム採用。2004年6月10日マイナーチェンジ。
2代目 GE6/7/8/9型
200710月18日フルモデルチェンジ発表、10月26日発売。2007年11月21日には2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。2010年10月8日マイナーチェンジ。2012年5月24日 2回目のマイナーチェンジ。
3代目 GK3/4/5/6型
2013年9月5日 フルモデルチェンジ発表 9月6日発売。2017年6月29日 -マイナーモデルチェンジ 6月30日発売 2014年10月に行われた、「あんしんパッケージ」を2017年6月のマイナーチェンジでホンダの先進技術、「Honda SENSING(ホンダ センシング)」へと変更され安全性での向上も今後図られた。2018年の一部改良では運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダ センシング)」も全モデル標準装備される。
4代目 GR1/2/3/4/5/6/7/8型
2019年10月23日第46回東京モーターショー2019にて世界初公開され、主な概要も発表された。2020年2月13日フルモデルチェンジが公式発表され、2020年2月14日発売。2020年3月16日発売から約1か月となる3月16日時点での累計受注台数が月販目標(10,000台)の3倍以上となる31,000台と発表。2021年6月4日一部改良、20周年特別仕様車を設定。2022年10月7日マイナーチェンジ、エクステリアデザイン変更などを行う、更に2022年11月10日RSモデルを発売。
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