ダイハツ・タフトは、その個性的なデザインと使い勝手の良さで人気を集める軽SUVです。ここでは、タフトの販売台数と生産台数に関する最新情報をまとめ、その動向を探ります。
販売台数 回復の兆し
一時期、ダイハツ工業の一連のトラブルにより生産停止の影響を受けたタフトですが、2024年7月には販売台数が回復傾向にあります。軽自動車市場全体での競争は激化していますが、タフトは独自のポジションを確立しており、今後も安定した販売が見込まれます。
2022年 販売台数
2022年の年間販売台数はタフトが56,861台となりました。
年月 | タフト 販売台数 |
---|---|
2022年1月 | 4,578台 |
2022年2月 | 5,988台 |
2022年3月 | 6,332台 |
2022年4月 | 4,732台 |
2022年5月 | 2,802台 |
2022年6月 | 4,289台 |
2022年7月 | 5,576台 |
2022年8月 | 3,809台 |
2022年9月 | 5,324台 |
2022年10月 | 3,931台 |
2022年11月 | 5,215台 |
2022年12月 | 4,285台 |
合計 | 56,861台 |
2023年 販売台数
2023年年間の販売台数はタフトが、59,330台となりました。
年月 | タフト 販売台数 |
---|---|
2023年1月 | 4,788台 |
2023年2月 | 6,065台 |
2023年3月 | 7,392台 |
2023年4月 | 4,992台 |
2023年5月 | 3,898台 |
2023年6月 | 1,091台 |
2023年7月 | 1,678台 |
2023年8月 | 4,603台 |
2023年9月 | 6,445台 |
2023年10月 | 6,523台 |
2023年11月 | 6,634台 |
2023年12月 | 5,221台 |
合計 | 59,330台 |
2024年 販売台数
2023年と台数は同様になりそうです。
年月 | タフト 販売台数 |
---|---|
2024年1月 | 2,035台 |
2024年2月 | 930台 |
2024年3月 | 537台 |
2024年4月 | 596台 |
2024年5月 | 1,427台 |
2024年6月 | 3,299台 |
2024年7月 | 4,644台 |
合計 | 13,468台 |
生産台数 需要に応える体制
タフトの生産は、需要に応える体制が整いつつあります。2020年6月発売時の月販目標台数は4000台とされており、生産状況によっては納期が変動する可能性もありますが、ダイハツは顧客の期待に応えるべく生産調整を行っています。
今後の展望 安定した人気
タフトは、アウトドアブームや軽SUV人気の高まりを背景に、今後も安定した人気を維持すると予想されます。ダイハツは、顧客の声を反映した改良や新モデルの投入など、さらなる魅力向上に取り組むことで、タフトの販売をさらに伸ばしていくでしょう。
タフトについて
ダイハツは軽クロスオーバーとなる新型「タフト(TAFT)」を2020年6月10日に発売した。新型「タント」「ロッキー」に続く「DNGA」第3弾となる。サスペンションアレンジ最優先の設計と、曲げ剛性の向上やハイテン材の活用・構造合理化によりボディ構造全体の軽量化が図られた新プラットフォーム「DNGA-Aプラットフォーム」である。
タフトは「レジャーで遊べる!日常で使える!」新発想「バックパックスタイル」とし、遊び心のある角ばった「タフさ・力強さ」を表現したエクステリアデザインとした。
インテリアも遊び心あるインテリアデザインとしながらも機能に優れたレイアウト、収納装備を充実。ラゲッジの高さを2段階に変えられる「フレキシブルボード」を採用。リアシートバックを倒せばフラットで広いスペースができる、更に汚れにくい樹脂製「シートバック加工」を施している。汚れた荷物を載せても気になりません。
前席上に設置した大きなガラスルーフ「スカイフィールトップ」を全車標準装備。軽自動車では現在ない「サンルーフ」をタフトに採用となる。
「9インチスマホ連動ディスプレイオーディオ」を採用。SmartDeviceLinkとApple CarPlayに対応したアプリをディスプレイ上で操作することが可能。カーナビゲーションとスマートフォンを接続するサービス「ダイハツコネクト」を採用している。ダイハツ初となる「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用。
新型「タント」「ロッキー」に続く「DNGA」第3弾。サスペンションアレンジ最優先の設計と、曲げ剛性の向上やハイテン材の活用・構造合理化によりボディ構造全体の軽量化が図られた新プラットフォーム「DNGA-Aプラットフォーム」である。「マルチスパーク(複数回点火)」を採用。トランスミッションには世界初の「パワースプリット技術」を採用した、新開発の「DCVT(Dual mode CVT)」更に先進技術「次世代スマートアシスト」を採用する。
ダイハツ 新型 タフト について
今回の一部改良では、ボディカラーに新たな「セラミックグリーンメタリック」と、力強さを感じる「クロムグレーメタリック」「レーザーブルークリスタルシャイン」の3色を追加。音声認識機能やワイヤレス接続に対応した9インチスマホ連携ディスプレイオーディオを設定するなど利便性も向上させたほか、エンジン制御の最適化により燃費性能を向上させ、全型式で「2020年度燃費基準」「2030年度燃費基準75%」を達成し、環境性能割およびエコカー減税の適合範囲を拡大。
ダイハツ 新型 タフト 特別仕様車“ダーククロム ベンチャー”設定
新たな特別仕様車「ダーククロム ベンチャー」は2021年5月に発売した特別仕様車「クロム ベンチャー」に加え、よりタフさを演出するダークブラックメッキやガンメタリック塗装、ブラックマイカメタリック加飾を施した「ダーククロム ベンチャー」を新たに設定。
ダイハツ 新型 タフト 特別仕様車“ダーククロム ベンチャー” スペック
スペック | 新型タフト NA | 新型タフト ターボ |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,630mm | 1,630mm |
ホイールベース | 2,460mm | 2,460mm |
最低地上高 | 190mm | 190mm |
エンジン | 658cc 直3 DOHC エンジン | 658cc 直3 DOHC ターボエンジン |
最高出力 | 38kW(52ps)/ 6,900rpm | 47kW(64ps)/ 6,400rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/ 3,600rpm | 100Nm(10.2kgm)/ 3,600rpm |
トランスミッション | CVT | CVT |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD |
WLTCモード燃費 | 20.5km/L(2WD) 19.7km/L(4WD) | 20.2km/L(2WD) 19.6km/L(4WD) |
新型 タフト 一部改良 価格グレード について
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|
X | 658cc 直3 DOHC エンジン | CVT | 2WD | 1,353,000円 |
4WD | 1,479,500円 | |||
G | 2WD | 1,485,000円 | ||
4WD | 1,611,500円 | |||
G “クロム ベンチャー” | 2WD | 1,551,000円 | ||
4WD | 1,677,500円 | |||
G ”ダーククロム ベンチャー” | 2WD | 1,556,500円 | ||
4WD | 1,683,000円 | |||
X ターボ | 658cc 直3 DOHC ターボエンジン | 2WD | 1,441,000円 | |
4WD | 1,567,500円 | |||
G ターボ | 2WD | 1,606,000円 | ||
4WD | 1,732,500円 | |||
Gターボ “クロム ベンチャー” | 2WD | 1,672,000円 | ||
4WD | 1,798,500円 | |||
Gターボ ”ダーククロム ベンチャー” | 2WD | 1,677,500円 | ||
4WD | 1,804,000円 |
編集部から一言
ダイハツ・タフトは、販売台数の回復と安定した生産体制により、今後も軽SUV市場を牽引する存在となるでしょう。その個性的なデザインと実用性の高さは、多くのユーザーに支持されています。今後のタフトの動向に注目です。
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