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日産 新型 パトロール 価格はいくら上がる? 値上げ幅と見積もり予想を徹底解説

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2024年9月にフルモデルチェンジした日産の新型パトロールが、2027年5月に日本市場への導入が予定されています。約14年ぶりの世代交代となる7代目パトロール(Y63型)は、大幅な進化を遂げているだけに、価格設定が注目されています。

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目次

新型パトロールの価格体系と予想される値上げ幅

2025-nissan-patrol
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海外市場での価格を参考に日本価格を予測

現在、アラブ首長国連邦(UAE)で販売されている新型パトロールの価格は、239,900~322,900 UAEディルハム(約980万円~1,320万円)となっています。

しかし、この価格をそのまま日本円に換算した金額で販売されることは現実的ではありません。なぜなら、競合車であるトヨタ・ランドクルーザー300の価格帯を考慮する必要があるためです。

ランドクルーザー300との価格比較から見る現実的な予想

ランドクルーザー300
ランドクルーザー300

トヨタ・ランドクルーザー300の価格帯:

  • 3.5Lガソリンツインターボ ZX:約730万円
  • 3.5Lガソリンツインターボ GRスポーツ:約770万円

新型パトロールは、ランドクルーザー300を上回る装備内容とサイズを持つことから、日本市場での予想価格は900万円~980万円程度になる可能性が高いと考えられます。

グレード構成と価格帯の詳細予想

2025-nissan-patrol
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新型パトロールの日本導入時には、以下のようなグレード構成と価格設定が予想されます。

エントリーグレード(V8 3.8L自然吸気エンジン搭載)

  • 予想価格:600万円~700万円
  • 最高出力316ps/最大トルク39.4kgm
  • 9速AT、4WDシステム標準装備
  • 基本的な安全装備とインフォテインメントシステムを搭載

もし日産がベーシックなV型8気筒3.8L自然吸気エンジンモデルを日本に導入すれば、エントリー価格を600万円台まで抑えることが可能になるでしょう。これにより、ランドクルーザー300のディーゼルモデル(約510万円~)との価格差を縮め、より幅広い顧客層にアプローチできます。

ミドルグレード(V6 3.5Lツインターボエンジン搭載)

  • 予想価格:800万円~900万円
  • 最高出力425ps/最大トルク71.4kgm
  • アダプティブエアサスペンション搭載
  • Googleビルトインインフォテインメントシステム
  • 14.3インチデュアルディスプレイ(メーター&ナビ)
  • プロパイロット(高速道路運転支援システム)標準装備

このグレードが日本市場での売れ筋になると予想され、ランドクルーザー300のZXグレードとの直接対決が見込まれます。

上級グレード(V6 3.5Lツインターボ+フル装備)

  • 予想価格:900万円~980万円
  • パノラマルーフ、12.8インチ後席デュアルディスプレイ
  • 12スピーカーKlipschプレミアムオーディオシステム
  • 8wayマッサージシート
  • バイオメトリッククーリングテクノロジー(赤外線センサー空調制御)
  • 22インチアルミホイール
  • セミアニリンレザーシート

最上級グレードでは、レクサスLX600に匹敵する豪華装備を搭載し、1,000万円に迫る価格設定となる見込みです。

パトロールNISMO(ハイパフォーマンスモデル)

  • 予想価格:1,100万円~1,200万円
  • 最高出力502ps(495hp)/最大トルク71.4kgm
  • 専用チューニング9速AT
  • 22インチ鍛造アルミホイール
  • 専用スポーツサスペンション
  • 専用エキゾーストシステム
  • NISMOステルスグレー専用ボディカラー
  • レッドアクセント専用インテリア

NISMOモデルは、通常モデルから200万円~300万円程度の価格上乗せとなり、ランドクルーザー300 GRスポーツを大きく上回る価格帯になると予想されます。

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先代モデルからの値上げ幅を検証

先代Y62型パトロール(サファリ)の日本販売終了時価格

日本市場では2007年まで「サファリ」の名称で販売されていましたが、当時の最終価格は約400万円~550万円程度でした。

その後、6代目Y62型パトロールは日本未導入となりましたが、仮にこのモデルが日本で販売されていたと仮定すると、以下のような価格になっていたと推測されます。

Y62型パトロール(日本未導入)の仮想価格:

  • ベースグレード:約550万円~650万円
  • 上級グレード:約700万円~800万円

新型Y63型パトロールへの値上げ幅

これらを踏まえると、新型Y63型パトロールは先代から約250万円~400万円の大幅値上げとなることが予想されます。

値上げの主な要因:

  1. パワートレインの進化
    • V8 5.6L NA → V6 3.5Lツインターボへの変更
    • 最高出力が405psから425psへ向上(+20ps)
    • 最大トルクが560Nmから700Nmへ大幅向上(+140Nm)
    • 7速ATから9速ATへの多段化
  2. ボディサイズの大型化
    • 全長5,205mm(ランクル300比+255mm)
    • 全幅2,030mm(ランクル300比+50mm)
    • ホイールベース3,075mm(ランクル300比+225mm)
    • より大型で高剛性なシャシー採用
  3. 先進装備の大幅充実
    • Googleビルトインシステム採用
    • 14.3インチデュアルディスプレイ
    • 12.8インチ後席デュアルディスプレイ
    • バイオメトリッククーリング技術
    • プロパイロット2.0搭載
  4. 内装の高級化
    • ゼログラビティシート全席採用
    • Klipschプレミアムオーディオ
    • 3列目まで快適な広大室内空間
    • 高品質素材の採用
  5. 為替変動と原材料費の高騰
    • 2007年と比較して円安が進行
    • 半導体など電子部品コストの増加
    • 高張力鋼板など材料費の上昇

ライバル車との価格競争力を分析

トヨタ・ランドクルーザー300との比較

ランドクルーザー300
ランドクルーザー300

ランドクルーザー300の価格帯:

  • 3.3Lディーゼルターボ:約510万円~680万円
  • 3.5Lガソリンツインターボ ZX:約730万円
  • 3.5Lガソリンツインターボ GRスポーツ:約770万円

新型パトロールの優位性:

  • 最高出力425ps(ランクル300比+10ps)
  • 全長+255mm、ホイールベース+225mmの余裕ある室内空間
  • 3列目シートの快適性で圧倒的優位
  • 14.3インチデュアルディスプレイとGoogleビルトイン
  • より洗練された舗装路での乗り心地

価格面での課題:
新型パトロールが900万円~980万円となった場合、ランドクルーザー300 ZX(730万円)との価格差は約170万円~250万円となり、かなり高価格帯での勝負となります。

この価格差を正当化するためには、以下の要素が重要になります:

  • 圧倒的な室内空間と3列目シートの快適性
  • より高出力なパワートレイン
  • 最新のデジタル装備
  • ブランドイメージと希少性

レクサスLX600との比較

LX600
LX600

レクサスLX600の価格:

  • EXECUTIVE:約1,280万円~1,300万円
  • OFFROAD:約1,200万円

新型パトロールの上級グレード(900万円~980万円)は、LX600と比較すると約300万円~400万円安価になります。

「レクサスブランドのプレミアム性は不要だが、大型高級SUVが欲しい」という顧客層には、パトロールの価格設定は魅力的な選択肢となるでしょう。

マツダCX-80との比較

MAZDA CX-80 XD Drive Edition
MAZDA CX-80 XD Drive Edition

マツダCX-80の価格帯:

  • 3.3Lディーゼルターボ:約460万円~630万円

CX-80は3列シートSUVとして人気を集めていますが、新型パトロールとは約270万円~520万円の価格差があります。

この価格差は大きいものの、パトロールは以下の点で差別化を図れます:

  • 一回り以上大きいボディサイズ
  • より高出力なV6ツインターボエンジン
  • 本格的なオフロード性能
  • より豪華な装備内容

見積もりシミュレーション:実際の購入価格は?

ミドルグレード(V6 3.5Lツインターボ)の見積もり例

車両本体価格: 850万円(予想)

主要オプション:

  • パノラマルーフ:+25万円
  • 12.8インチ後席デュアルディスプレイ:+30万円
  • Klipschプレミアムオーディオ:+20万円
  • 8wayマッサージシート:+15万円
  • 22インチアルミホイール:+30万円
  • アダプティブエアサスペンション:標準装備
  • 特別ボディカラー(ラディアントホワイト/フォレストグリーン):+10万円

オプション合計: 約130万円

諸費用(税金・登録費用等): 約50万円

総額: 約1,030万円

人気オプションをフル装備した場合、1,000万円超えは確実と言えるでしょう。

上級グレード(フル装備)の見積もり例

車両本体価格: 950万円(予想)

主要装備(標準装備):

  • パノラマルーフ
  • 12.8インチ後席デュアルディスプレイ
  • Klipschプレミアムオーディオ
  • 8wayマッサージシート
  • 22インチアルミホイール
  • セミアニリンレザーシート
  • バイオメトリッククーリング

追加オプション:

  • エクステリアクロームパッケージ:+20万円
  • プレミアムペイント:+15万円

オプション合計: 約35万円

諸費用: 約50万円

総額: 約1,035万円

パトロールNISMOの見積もり例

車両本体価格: 1,150万円(予想)

主要装備(標準装備):

  • 502ps V6ツインターボエンジン
  • 22インチ鍛造アルミホイール
  • 専用スポーツサスペンション
  • 専用エキゾーストシステム
  • NISMO専用エアロパーツ
  • レッドブレーキキャリパー
  • NISMO専用インテリア

追加オプション:

  • NISMOステルスグレー専用色:標準設定
  • カーボンインテリアパッケージ:+30万円

オプション合計: 約30万円

諸費用: 約60万円

総額: 約1,240万円

NISMOモデルは、ランドクルーザー300の最上級グレードを大きく超える価格帯となり、完全に超高級SUVの領域に入ります。

値上げ幅を抑える可能性はあるのか?

日産の国内販売戦略から考える価格設定

日産は現在、国内市場でのラインナップ強化を急務としています。2024年の国内販売は軽自動車比率が40%に達し、販売会社の収益を圧迫している状況です。

日産関係者のコメント:
「本来は日本市場に特化したコンパクトミニバンなどを導入してほしいが、それが難しいのであれば、海外向けの車種でも良いので、新型車を安定的に供給してほしい。パトロールのような車種も歓迎する」

この状況から、日産は以下の戦略を取る可能性があります:

  1. 価格を抑えてボリュームを狙う
    • ベースグレードを700万円台に設定
    • ランドクルーザー300との価格差を縮める
    • 年間販売台数1,000台以上を目指す
  2. 高価格帯で利益率を重視
    • 上級グレード中心の展開
    • 900万円~1,000万円の価格設定
    • 限定的な台数で高利益を確保

現実的には、後者の戦略を取る可能性が高いと考えられます。理由は以下の通りです:

  • 日産車体九州での生産キャパシティ
  • 中東・北米市場への供給が優先
  • 日本市場向けは限定的な台数
  • ブランドイメージ向上を重視

競合不在の現状が価格設定に有利

現在、トヨタ・ランドクルーザー300は定額制カーリース「KINTO」を含めて受注停止となっています。

この状況は、パトロールの日本導入にとって絶好のタイミングと言えます。高価格設定でも、ランクル300が手に入らない顧客層を取り込める可能性があります。

ただし、2027年5月の発売時にはランクル300の生産体制が改善している可能性もあり、価格設定には慎重な判断が求められます。

購入を検討する際の注意点

1. ボディサイズの制約

2025-nissan-patrol
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新型パトロールのボディサイズは以下の通りです:

  • 全長5,205mm
  • 全幅2,030mm
  • 全高1,955mm

全幅2,030mmという寸法は、日本の一般的な駐車場では非常に扱いづらいサイズです。

確認すべき点:

  • 自宅駐車場の幅(最低2.5m以上推奨)
  • よく利用するショッピングセンターの駐車場サイズ
  • マンションの機械式駐車場は利用不可
  • 狭い道での取り回し

2. 乗降性の課題

最低地上高244mmという設定は、悪路走破性には有利ですが、乗降性では不利になります。

特に注意が必要な方:

  • 高齢者の同乗が多い
  • 小さなお子様の乗り降りをサポートする必要がある
  • 電動サイドステップのオプション設定を確認

3. 燃費性能

V6 3.5Lツインターボエンジンの燃費は、米国EPA値で約7.7km/Lとなっています。

日本のWLTCモード燃費に換算すると、7.5km/L~8.0km/L程度になると予想されます。

年間燃料費の目安(年間1万km走行):

  • ガソリン価格170円/Lと仮定
  • 1万km ÷ 7.7km/L × 170円 = 約220,780円

ランドクルーザー300の3.3Lディーゼル(9.7km/L)と比較すると、年間で約5万円程度燃料費が高くなります。

4. 維持費の試算

年間維持費の概算:

  • 自動車税(排気量3.5L超):66,500円
  • 重量税(車両重量2,813kg、エコカー減税なしと仮定):年間約24,600円
  • 自賠責保険:年間約11,500円
  • 任意保険:年間約100,000円~150,000円(等級により変動)
  • 燃料費:年間約220,000円(年間1万km走行)
  • 車検費用:2年で約200,000円(年間換算100,000円)
  • タイヤ交換:4年で約300,000円(年間換算75,000円、22インチの場合)

年間合計:600,000円~650,000円

月額換算で約5万円~5.5万円の維持費がかかります。

5. リセールバリュー

新型パトロールのリセールバリューは、以下の要因により比較的高いと予想されます:

プラス要因:

  • 日本市場では希少なモデル
  • 日産のフラッグシップSUV
  • 海外市場での高い人気
  • 限定的な生産台数

マイナス要因:

  • 全幅2mオーバーで需要が限定的
  • 燃費性能が劣る
  • ランドクルーザーほどのブランド力はない

3年後のリセール率は60%~70%程度と予想され、900万円で購入した場合、3年後の下取り価格は540万円~630万円程度になるでしょう。

まとめ:新型パトロールの価格は妥当か?

予想価格のまとめ

  • エントリーグレード(V8 3.8L NA): 600万円~700万円
  • ミドルグレード(V6 3.5Lターボ): 800万円~900万円
  • 上級グレード(V6 3.5Lターボ フル装備): 900万円~980万円
  • パトロールNISMO: 1,100万円~1,200万円

値上げ幅の総括

先代モデル(日本未導入)と比較して約250万円~400万円の値上げとなりますが、以下の進化を考慮すると、ある程度妥当な価格設定と言えます:

技術的進化:

  • 最新V6ツインターボエンジン(GT-R由来)
  • 9速ATの採用
  • Googleビルトインシステム
  • 最新安全運転支援システム

快適性の向上:

  • 3列目まで快適な室内空間
  • バイオメトリッククーリング
  • ゼログラビティシート
  • プレミアムオーディオシステム

走行性能の向上:

  • 425psの高出力
  • 4輪独立懸架サスペンション
  • アダプティブエアサスペンション
  • 6種類の走行モード

購入をおすすめできる人

  1. ランドクルーザー300が手に入らない方
    • 受注停止で購入できない
    • 納期が長すぎて待てない
  2. 3列目シートの快適性を重視する方
    • 大人6人での移動が多い
    • 3列目にも家族を乗せることが頻繁にある
  3. 最新のデジタル装備を求める方
    • Googleビルトインシステムを活用したい
    • 大画面ディスプレイが好み
  4. 人とは違うSUVを求める方
    • ランクルだらけの状況に飽きた
    • 希少性の高いモデルが欲しい

購入を慎重に検討すべき人

  1. 駐車場に制約がある方
    • 全幅2mオーバーは日本では扱いづらい
  2. 燃費を重視する方
    • 7.7km/Lという燃費は維持費が高い
  3. コストパフォーマンスを重視する方
    • ランクル300と250万円の価格差は大きい
  4. リセールを最優先する方
    • ランドクルーザーのリセール率には及ばない

結論:新型パトロールの価格戦略は成功するか?

新型パトロールの900万円~980万円という価格設定は、決して安くはありません。しかし、以下の要素を総合的に判断すると、一定の成功を収める可能性は高いと考えられます。

成功要因:

  1. ランドクルーザー300の供給不足
  2. 3列目シートの快適性という明確な差別化ポイント
  3. 最新テクノロジーの搭載
  4. 日産車体九州での国内生産

課題:

  1. 全幅2mオーバーという日本市場での扱いづらさ
  2. ランドクルーザーブランドとの認知度の差
  3. 燃費性能での劣位

2027年5月の発売時には、これらの要素がどう評価されるかが注目されます。日産にとって、新型パトロールは国内ラインナップ強化の重要な一手となるでしょう。

最終的な購入判断のポイント:

  • 実車を見て、そのサイズ感を確認する
  • 試乗して、3列目シートの快適性を体感する
  • 駐車場や利用シーンでの実用性を検証する
  • 競合車と比較して、価格差に納得できるかを判断する

約1,000万円という大きな買い物だけに、慎重な検討が必要です。しかし、その価格に見合うだけの魅力と実力を備えたSUVであることは間違いありません。

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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