スバルは新型 SUBARU XVのフルモデルチェンジを行いガソリンモデルを2017年5月24日発売する。価格:213万8,400円〜273万2400円。日本先行予約は2017年3月9日から開始する。旧型モデルのXV/ XVハイブリッドは2017年2月でオーダーストップとなる。
新型 XV について
新型インプレッサスポーツのフルモデルチェンジをし2016年10月13日発表したがこの新型インプレッサスポーツをベースに作られている。スバル共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC × SOLID”を採用。都会的で洗練機能性を感じさせるシャープで躍動感のあるキャビンまわりと、力強く機能的なロワーまわりのコントラストによるスポカジスタイルを実現。さらに造り込まれた質感表現を行い、次世代スバルのSUVらしいデザインを目指しました。ボディカラーは新たに「クールグレー・カーキ」とアクティブな印象を際立たせる「サンシャイン・オレンジ」を採用。
新型XVには、上記記載の「Subaru Global Platform(SGP)」を採用する。剛性が1.7~2倍に向上、車体ねじり剛性が1.7倍に向上、車体の揺れを50%低減衝突エネルギー吸収率を1.4倍に向上する。
新型 XV に「Subaru Global Platform(SGP)」を採用
中期経営計画「際立とう2020」で予告された次世代プラットフォーム
「Subaru Global Platform(SGP)」を採用する。この新世代プラットフォームSGPを1番最初に採用されるのが、
ガソリンエンジンだけでなくハイブリッド(HV)やプラグインハイブリッド(PHV)
電気自動車(EV)といった、さまざまなパワーユニットにも1つの設計構想で対応できる設計となっている。
トヨタ製新ユニット(新型プリウスはTHSⅡが搭載されるがハイブリッドシステムも小型化)によるハイブリッドモデルの順次展開は2018年頃からと計画されており、SGPはフル電動化までは想定せずとも、ハイブリッド化を前提としているプラットフォームであるつまり、SGPはトヨタで言えばTNGA(Toyota New Global Architecture)と同じく今後のスバル車に採用される新型プラットフォームということになる。
新型XVのスペックについて
スペック | 新型XV | |
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全長 | 4,465mm | |
全幅 | 1,800mm | |
全高 | 1,595mm | |
ホイールベース | 2,670mm | |
エンジン | 1.6L水平対向 4気筒DOHC |
2.0L 水平対向4気筒DOHC 直噴エンジン FB20 |
最高出力 | 85kW(115ps)/ 6,200rpm |
113kW(154ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 148Nm(15.1kgm)/ 3,600rpm |
196Nm(20.0kgm)/ 4,000rpm |
トランスミッション | CVT(リニアトロニック マニュアルモード付き) |
|
駆動方式 | AWD | |
JC08モード燃費 | 16.2km/L | 16.0〜16.4km/L |
価格 | 2,138,400円〜 2,268,000円 |
2,505,600円~ 2,700,000円 |
車重:1410kg、最低地上高:200mm、乗車定員:5名、室内長:2,085mm、室内幅:1,520mm、室内高:1,200mm、最低地上高:200mm、最小回転半径:5.4m、エンジンも同様のモデルを採用する。グレード1.6i EyeSight以外では4輪駆動力やブレーキなどを最適化する「X-MODE」を採用。電動パーキングブレーキを採用。
新型XVの安全装備について
EyeSight(アイサイト)ver.3 全車標準装備。ステレオカメラを用いた先進運転支援システム「EyeSight(アイサイト)ver.3」を搭載。プリクラッシュブレーキを高性能化したほか、車線をはみ出さないようステアリング操作をアシストするアクティブレーンキープなどの新制御を用意。国土交通省が自動ブレーキ機能など安全性能を評価で満点を取ったレヴォーグにも「EyeSight(アイサイト)ver.3」が搭載されており、安全性と運動性能を兼ね備えたスバルらしい車となりそうだ。更に、先進技術で死角を減らしドライバーを支援する「アドバンスドセイフティパッケージ」を標準装備。
歩行者保護エアバッグ 全車標準装備 アクティブ・トルク・ベクタリング(上級グレードのみ)危険回避性能をさらに高める新機能。旋回時、VDCによってフロント内輪側にブレーキをかけることで相対的に外輪側の駆動力を大きくし、旋回性能を高める。
スバルリヤビークルディテクション
死角車両検知 ドアミラーからは見えにくい、後側方の車両を検知し、インジケーターの点灯によってお知らせ。また、その状態で自車が車線変更しようとした場合、インジケーターの点滅によって注意を促します。
車線変更支援 隣車線の後方から高速で近づいてくる車両を検知し、インジケーターの点灯によってお知らせ。また、その状態で自車が車線変更しようとした場合、インジケーターの点滅によって注意を促します。
後退時支援 駐車場などからの後退時、自車の後側方から接近する車両を検知し、インジケーターの点滅と警報音でドライバーにお知らせします。
国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施した、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)において、新型「SUBARU XV」が過去最高の得点、199.7点を獲得し、2016年度「衝突安全性能評価大賞」を受賞。
新型XV カラーラインナップ 全部9色について
クールグレーカーキ 新色
サンシャインオレンジ 新色
ピュアレッド
クォーツブルーパール
ダークブルーパール
クリスタルホワイトパール
アイスシルバーメタリック
ダークグレーメタリック
クリスタルブラックシリカ
新型XVのグレード 装備 価格について
1.6i EyeSight
17インチアルミホイール タイヤサイズ225/60R17
フロント16インチ2ポンドベンチレーテッドディスクブレーキ
フロント&リアスタビライザー
アイドリングストップ
電動パーキングブレーキ
マルチインフォメーションディスプレイ付メーター
フルオートエアコン
カーボン調インパネパネル
フロントグリル(シリバー塗装)
UV(紫外線)カット付機能付フロントガラス
アイサイトVer.3
SRSサイドエアバック SRSカーテンエアバック
運転席SRSエアバック
歩行者保護エアバック
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)
アクティブ・トルクベクタリング
価格:2,138,400円
ルーフレール装着車
価格:2,192,400円
1.6i-L EyeSight
1.6i EyeSightから追加
X-MODE(ヒルティセットコントロール付)
マルチファンクションディスプレイ
パドルシフト
リヤシートセンターアームレスト
前席照明付パワーウィンドウスイッチ
ベンチレーショングリル(メッキ)
USB電源
UVカット機能付濃色プライバシーガラス(リヤドア、リヤクオーター、リヤゲート)
価格:2,246,400円
ルーフレール装着車
価格:2,300,400円
2.0i-L EyeSight
1.6i-L EyeSightから追加
17インチアルミホイール 225/60R17
本革巻きセレクトレバー シフトブーツ(オレンジスティッチ)
本革巻きステアリングホイール(オレンジスティッチ)
キーレスアクセス&プッシュスタート
6スピーカー
インパネアッパートリムオレンジスティッチ
フロントグリル(クロムメッキ)
価格:2,484,000円
ルーフレール装着車
価格:2,538,000円
2.0i-S EyeSight
2.0i-L EyeSightから追加
18インチアルミホイール 225/55R18
LEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ
クリアビューパック
アルミパッド付スポーツペダル
運転席&助手席8ウェイパワーシート
光輝ウインドゥモール
価格:2,678,400円
ルーフレール装着車
価格:2,732,400円
2017年3月7日に開催されるジュネーブモーターショー2017で新型XVの発表した。2017年4月14日に開催されるニューヨークモーターショー2017にて新型 SUBARU XV(Subaru Crosstrek)公開する。2017年4月6日「NEW SUBARU XV発表会」を行う。
新型 XVハイブリッド コンセプトモデル「SUBARU XV CONCEPT」について
2016年2月9日に「SUBARU XV CONCEPT」をジュネーブモーターショーにおいて、世界初公開すると発表した。そして2016年3月1日ジュネーブモーターショー2016において「SUBARU XV CONCEPT」を世界初公開した。全長:4520mm、全幅:1920mm、全高:1570mm、ホイールベース:2670mm、タイヤサイズ:245/50 R19、乗員:5名。SUBARU XV CONCEPTは、スバルの次世代デザインフィロソフィー“DYNAMIC X SOLID”をコンパクトクロスオーバーモデルとして表現したデザインコンセプトカーです。凝縮されたボディサイズの中で、ダイナミックかつソリッドなスバルらしいデザイン要素とクロスオーバーならではの力強い造形を大胆に表現しつつ、クラスを超えた質感を融合させることで、次期SUBARU XVのデザインの方向性を提示します。
XV / XVハイブリッドについて
旧型の2代目GP系2012年9月25日から販売を開始。車名を「インプレッサXV」から「SUBARU XV」に改める。2013年6月24日 ハイブリッドモデル「XV HYBRID」を発表そ、販売開始した。2015年10月28日にマイナーチェンジを行った。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
スバルニュースリリース
https://www.subaru.co.jp/press/news/2017_04_06_3925/
スバルXV