レクサスは新型LCの一部改良を行い2018年8月30日発売した。LC500 価格:1302万2000円~1402万2000円、LC500h 価格:1352万2000円~1452万2000円。
レクサス 新型LC マイナーチェンジ (一部改良)について
フラッグシップクーペLCは今回の一部改良で、ステアリングサポートのアルミダイキャスト化による剛性の向上や、ブッシュ特性のチューニングなどによりステアリングフィールが向上。さらに、ショックアブソーバーは伸圧独立オリフィスの採用により、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など乗り心地と操縦安定性が向上。ブレーキ制御、マルチステージハイブリッドシステムのチューニングなどによりドライバーの運転意図に沿った、より滑らかな加減速を実現。細部まで徹底的にこだわり、LCならではのスポーティな乗り味を進化させました。また、クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムの標準設定により、利便性を向上させた。また、事故や急病時に車両データをもとに重症度を指定してドクターヘリ等の早期出動判断を行うD-Call Netに対応することで、緊急時の対応力を高めた。
マイナーチェンジ (一部改良) グレード価格について
LC500
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 |
---|---|---|---|---|
LC500“S package” | 5.0L V型8気筒 エンジン (2UR-GSE) |
10速AT | 2WD (FR) |
14,022,000円 |
LC500“L package” | 13,022,000円 | |||
LC500 | 13,022,000円 |
LC500h
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 |
---|---|---|---|---|
LC500h“S package” | 3.5L V型6気筒 エンジン マルチステージ ハイブリッドシステム (8GR-FXS) |
電気式 無段階 変速機 |
2WD (FR) |
14,522,000円 |
LC500h“L package” | 13,522,000円 | |||
LC500h | 13,522,000円 |
レクサス 新型 LCについて
レクサスは新型LC500 LC500h プレミアムラグジュアリークーペを2017年3月16日に発売した。新型LCはレクサスSCの後継モデルとして販売するプレミアムラグジュアリークーペである。SCは日本ではソアラとして販売されていたもので、2010年に販売を終了したモデルである。
レクサス 新型LC
マルチステージハイブリッドシステムでは、2つのモーターを使用したLEXUSのハイブリッドシステムに、有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御が可能になった。エンジンの高回転化と合わせて、低速域ではエンジン使用領域を高回転側に拡大し、低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現。加えて、低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、エモーショナルな走りと燃費性能に優れた快適なクルージング走行を両立した。トランスミッションはアイシンが開発した10速オートマチックトランスミッションが組み合わせされる。
スペック | Lexus LC500 | Lexus LC500h |
---|---|---|
全長 | 4,770mm | |
全幅 | 1,920mm | |
全高 | 1,345mm | |
ホイールベース | 2,870mm | |
エンジン | 5.0L V型8気筒 エンジン |
3.5L V型6気筒 エンジン マルチステージ ハイブリッドシステム |
最高出力 | 351kW (477ps) / 7,100kgm |
220kW (299ps) / 6600rpm |
最大トルク | 540Nm (55.1kgm) / 4,800~5,600rpm |
348Nm (36.3kgm) / 4900rpm |
モーター最高出力 | – | 132kW (180ps) |
モーター最大トルク | – | 300Nm (30.6kgm) |
トータル最高出力 | – | 264kW |
トランスミッション | 10速AT (Direct-Shift 10AT) |
電気式 無段変速機 |
駆動方式 | FR | |
乗車定員 | 4名 | |
JC08モード燃費 | 7.8km/L | 15.8km/L |
価格 | 13,022,000円〜 14,022,000円 |
13,522,000円〜 14,522,000円 |
予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を採用
ミリ波レーダーとカメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」、車線維持をサポートする「レーンキーピングアシスト」、夜間歩行者の早期発見に寄与しロー・ハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」、そして先行車との車間距離を保ちながら追従走行する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、これら4つの先進安全技術をパッケージ化し、多面的な安全運転支援を強化。
新型LC500 LC500h 新型プラットホームについて
新開発FRプラットフォームは、新開発の大径ランフラットタイヤを四隅に配置、そしてエンジンを車軸の後方に置き、人や重量物をより重心に近く、低い位置に下げ重量配分のバランスを調整するなど、慣性諸元をつくり込み、走りの理想形に近いフロントミッドシップのレイアウトを創造
高剛性ボディは、基本性能として、高い剛性を確保することに加え、走行中のボディへの力の入力や変形特性にも着目し、回頭性が良く、ドライバーの思い通りにラインをトレースできる性能を実現
マルチリンク式サスペンションは、上下共に2本のアームを持つ構造で、ボールジョイント配置の工夫により、ドライバーの操作や路面からの入力に対し、リニアな応答と手応えの良いステアリングフィールを実現
軽量化では、フロントサスペンションタワー、フロントフェンダー、サイドドア外板などへのアルミ素材の採用、ルーフ、ラゲージドア、サイドドア内側にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用するなど、低重心化とヨー慣性モーメントの低減を図り、走行性能向上に寄与
10速オートマチックトランスミッションは、シフトチェンジの際の心地良いフィードバックと、切れ味の良い変速を実現。構成部品のアルミ化による大幅な軽量化と部品の小型化を実施。また、アクセルやブレーキ、車両のG(重力加速度)から、ドライバーの意図を読み取り、最適なギヤを選択する新制御も採用。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
レクサスニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/23981360.html
LC