日産は「ノート オーラ(以下オーラ)」のマイナーチェンジを行い2024年6月発売する予定です。現行の「オーラ」は、2021年8月17日にフルモデルチェンジを果たしており、そのから丸3年でのマイナーチェンジとなります。ベースとなる「ノート」が、2023年12月11日にマイナーチェンジを発表したこともあり、仕様が明らかになってきました。
日産 新型「ノート オーラ」マイナーチェンジ について
今回の「ノート オーラ」のマイナーチェンジでは、エクステリアのデザインが変更され、ラジエータグリルが一新されます。さらに、日産の他のモデル(「セレナ」「ルークス」「デイズ」「サクラ」「ノート」)で採用されている「デジタル・Vモーション」が採用されます。これにより、V字型のグリルと積極的なヘッドライトが組み込まれます。また、新色のボディカラーもラインナップに追加されます。安全装備では、カメラ性能が向上し、安全性が高められます。さらに、インテリジェントキーには、「接近時アンロック機能」や「降車時オートロック機能」などが備わっています。クルマに近づくと自動でロックを解除し、降車後には自動でロックを行います。更に今回はAUTECHモデルの「ノートオーラ」を追加ラインナップします。
- エクステリアのデザインが変更で新デザインを採用
- AUTECHモデルの「ノートオーラ」を追加
- インテリアの使い勝手向上
- インテリジェントキーに「接近時アンロック機能」「降車時オートロック機能」を採用
日産 新型「ノート オーラ」マイナーチェンジ モデル インテリア について
インテリアでは、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にはランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気を演出しています。また、助手席側のグローブボックスの容量が拡大されました。
収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなど、かさばりやすいものがすっきりと収納でき、利便性が向上します。
現行モデル同様に、「12.3インチフル液晶デジタルメーター」を設定しています。さらに、9インチの「NissanConnectナビゲーションシステム」と統合され、美しさと機能性を両立させています。また、プレミアムオーディオの開発も行い、BOSEと共同開発した国内初採用の「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を採用しています。このシステムでは、運転席と助手席のヘッドレストにスピーカーを配し、BOSE独自のアドバンスド シグナル プロセッシング テクノロジーによって、広がりのあるプレミアムな音響を提供しています。
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
日産 新型「ノート オーラ」マイナーチェンジ モデル 予想 価格グレード について
価格は多少の値上げとなる。
タイプ | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
AURA G | 直列3気筒 1.2Lエンジン+ モーター | CVT | 2WD | 約270万円 |
4WD | 約300万円 | |||
AURA G leather edition | 2WD | 約280万円 | ||
4WD | 約310万円 | |||
AURA AUTECH | 2WD | 約310万円 | ||
4WD | 約320万円 | |||
AURA NISMO | 2WD | 約340万円 |
日産 新型「オーラ e-POWER」マイナーチェンジ モデル スペックについて
スペック | 新型ノートオーラ e-POWER | 新型ノートオーラ e-POWER |
---|---|---|
全長 | 4,045mm | 4,045mm |
全幅 | 1,735mm | 1,735mm |
全高 | 1,525mm | 1,525mm |
ホイールベース | 2,580mm | 2,580mm |
エンジン | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 |
最高出力 | 60kW(82PS)/ 6,000rpm | 60kW(82PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm | 103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
モーター 最大出力 | 100kW(136PS)/ 3,183-8,500pm | 100kW(136PS)/ 3,183-8,500pm |
モーター 最大トルク | 300Nm(30.6kgfm)/ 0-2,900rpm | 300Nm(30.6kgfm)/ 0-2,900rpm |
リアモーター 最高出力 | – | 50kW(68PS)/ 4,775-10,024rpm |
リアモーター 最大トルク | – | 100Nm(10.2kgm)/ 0-4,775rpm |
トランス ミッション | エクストロニックCVT (無段変速機) | エクストロニックCVT (無段変速機) |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー(1.57 kWh) | リチウムイオン バッテリー(1.57 kWh) |
最小回転半径 | 5.2m | 5.2m |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
駆動方式 | 2WD(FF) | 4WD |
JC08モード 燃費 | 33.0km/L | 27.0km/L |
WLTCモード 燃費 | 27.2km/L | 22.7km/L |
2022年度の国内販売「ノート」「ノート オーラ」電動車 販売台数No.1
2022年度(2022年4月-2023年3月累計)の国内販売で、「ノート」と「ノート オーラ」合わせて113,390台を販売(自動車登録情報、全国軽自動車協会連合会公表資料に基づく日産調べ)、電動車(含ハイブリッド車)販売台数No.1を獲得したと発表した。2016年に「ノート」e-POWERを発売して以降、国内でのノートe-POWERシリーズ累計販売台数が55万台に到達。
日産「ノート オーラ」について
エクステリア
新たに設定される「ノート オーラ(NOTE AURA)」はボディサイズを3ナンバー化、全長4,045mm、全幅1,735mm、全高1,525mmとした。エクステリアデザインを前後変更。シグネチャーLEDポジションランプや、アクセントランプ、LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)を採用。リヤコンビネーションランプは左右のLEDランプと共に特徴的な一文字シグネチャーランプを採用。専用17インチアルミホイールを採用。
エンジン
「e-POWER」はEM47モーター+MM48モーターを採用し、なんと最高出力100kW(136ps)/3,183rpm、最大トルク300Nm30.6kgmとし走行性能を向上した。4WDモデルには次世代電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」を採用。
360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)安全装備
5個のカメラ、3個のミリ波レーダー、8個のソナーにより周囲を検知する最先端の全方位運転支援技術を標準装備。「 360° セーフティアシスト」は、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
運転支援技術「プロパイロット(ナビリンク機能付)」は「NissanConnectナビゲーションシステム」との連動機能で地図情報を取り込むことで、前方のコーナーの大きさなどを事前に把握することが出来るため、スムーズに曲がれるように車速をコントロールし、自然な感覚の運転支援を行う。
システム | 新型ノート e-POWER | 新型ノートオーラ e-POWER |
---|---|---|
方式 | 単眼カメラ+ ミリ波レーダー | 単眼カメラ+ ミリ波レーダー |
インテリジェント エマージェンシー ブレーキ | ◯ | ◯ |
踏み間違い 衝突防止アシスト | ◯ | ◯ |
インテリジェントLI / LDW(車線逸脱警報) | ◯ | ◯ |
アダプティブ ハイビームアシスト/ ハイビームアシスト | ◯ | ◯ |
RCTA 後退時車両検知警報 | ◯ (オプション) | ◯ |
インテリジェント BSI (後側方衝突防止 支援システム) BSW (後側方車両検知警報) | ◯ (オプション) | ◯ |
標識検知機能 | ◯ 進入禁止標識検知 最高速度標識検知 一時停止標識検知 | ◯ 進入禁止標識検知 最高速度標識検知 一時停止標識検知 |
インテリジェント ルームミラー | ◯ (オプション) | ◯ |
インテリジェント クルーズコントロール | ◯ | ◯ |
インテリジェント アラウンドビューモニター | ◯ (オプション) | ◯ |
SOSコール | ◯ (オプション) | ◯ |
プロパイロット | ◯ (オプション) | ◯ |
プロパイロット パーキングアシスト | – | – |
インテリア
インテリアは最新の12.3インチのフルデジタルメーターを設定。9インチの「NissanConnectナビゲーションシステム」と一枚に繋がり、美しさと機能性を両立した。プレミアムオーディオの開発も行い、BOSEと共同開発した国内初採用となる「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を採用、運転席、助手席のヘッドレストにスピーカーを配し、BOSE独自のアドバンスド シグナル プロセッシング テクノロジーがもたらす、広がりのあるプレミアムな音響をご体感できるとした。
新型 「ノート オーラ」グランドスタイルパッケージ
グランドスタイルパッケージ
内外装の魅力をより一層際立たせるスタイルパッケージ。5点セット。
- フロントバンパーフィニッシャー
- リヤバンパーフィニッシャー
- シーケンシャルドアミラーウインカー
- イルミキッキングプレート
- フットウエルランプ
フィニッシャー色:ダークメタルグレー(マット塗装)、カッパー(マット塗装)196,400円(取付費・消費税込)フィニッシャー色:ブラック185,400円(取付費・消費税込)
グランドスタイルパッケージ プラスワン
洗練された佇まいを演出するスタイリッシュなグランドスタイルパッケージに、グリルイルミネーションをプラスした6点セット。
- フロントバンパーフィニッシャー
- リヤバンパーフィニッシャー
- シーケンシャルドアミラーウインカー
- イルミキッキングプレート
- フットウエルランプ
- グリルイルミネーション
フィニッシャー色:ダークメタルグレー(マット塗装)、カッパー(マット塗装)各243,700円(取付費・消費税込)フィニッシャー色:ブラック232,700円(取付費・消費税込)
日産「ノート オーラ」 一部仕様向上 について
日産は「ノート」上級モデル「ノート オーラ(NOTE AURA)」の一部仕様向上し2022年10月発売する。ベースモデルとなる「ノート」も一部仕様向上をする。
今回の一部仕様向上では新たに内装色「エアリーグレー」を追加、新たなボディカラーとして「サンライズカッパー」「ミッドナイトパープル」「ピュアホワイトパール/サンライズカッパー 2トーン」の3種類を新たに設定。シートを抗菌仕様とし、オーラの全グレードでリアアームレストを追加した。インテリジェントキーを変更し乗り降り時に自動で施錠解錠が行える。
日産「ノート オーラ」一部仕様向上 価格グレードについて
タイプ | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
AURA G | 直列3気筒 1.2Lエンジン+ モーター | CVT | 2WD | 2,654,300円 |
4WD | 2,912,800円 | |||
AURA G leather edition | 2WD | 2,737,900円 | ||
4WD | 2,996,400円 | |||
AURA NISMO | 2WD | 2,908,400円 |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
日産 新型「ノート オーラ」はどんな人におすすめなのか?
オーラはコンパクトなサイズにもかかわらず、高級な装備をたくさん備えています。コンパクトな車を求めつつも、装備にはこだわりたいという方には最適な選択肢です。もし「ノート」「フィット」「ヤリス」などでは物足りないと感じているなら、ぜひ一度オーラの試乗をおすすめします。その差を実感していただけるはずです。
編集部から一言
日産の「ノート」と「ノートオーラ」は、日産にとって非常に重要な車種であり、販売台数を獲得する上で重要な役割を果たしています。今回のマイナーチェンジでは、デザインをさらに磨き上げ、使い勝手の向上を図ることで、さらなるユーザー獲得を目指すことが考えられます。「ノートオーラ」の最大の魅力は、コンパクトなサイズながら高い質感、乗り心地、そしてデザインにあります。新しい情報が入り次第、お伝えしますので、マイナーチェンジモデルの登場を楽しみにお待ちください。
日産