ホンダのフラッグシップスポーツカー「NSX」が、2027年に完全電動モデルとして復活することが明らかになりました。2022年に2代目NSXの生産が終了してから約5年ぶりとなる今回のフルモデルチェンジでは、ガソリンエンジンを完全に廃止し、**1020馬力(1000馬力超)**を発揮する純粋なBEV(バッテリー電気自動車)として生まれ変わります。
新型NSXは、ホンダが2024年のCESで発表した次世代電気自動車シリーズ「Honda 0(ゼロ)シリーズ」の頂点に位置づけられるフラッグシップモデルです。「Thin(薄い)、Light(軽い)、Wise(賢い)」というコンセプトのもと、これまでのEVの常識を覆す革新的なスポーツカーとして開発が進められています。
ホンダ新型NSX 2027年復活が正式に!完全EVで1000馬力超のスペック

【最新情報】新型NSXの主要スペック(予想値)
| 項目 | スペック |
|---|---|
| パワートレイン | 完全電動(BEV)・前後2モーター |
| 最高出力 | 約1020ps(750kW) |
| 駆動方式 | 電動AWD(e-SH-AWD) |
| 0-100km/h加速 | 2秒台前半 |
| 最高速度 | 約320km/h |
| 航続距離 | 約650km(WLTCモード) |
| バッテリー | 全固体電池 |
| 価格(予想) | 2500万円〜3000万円 |
| 発売時期 | 2027年内 |
新型NSXは待つべきか?購入を検討すべき5つの決定的理由
「2027年まで本当に待つべきなのか?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。結論から言えば、待つ価値は十分にあります。その理由を5つの観点から解説します。
理由1:世界初の全固体電池搭載スポーツカー

新型NSXには、ホンダが独自開発を進める全固体電池が搭載される予定です。従来のリチウムイオン電池と比較して以下のメリットがあります:
- 約30%の軽量化:EVスポーツ最大の課題だった重量問題を解決
- エネルギー密度2倍:同じ重量でより長い航続距離を実現
- 充電時間10〜15分:ガソリン給油に近い感覚で運用可能
- 高い安全性:発火リスクが極めて低く、10年後も容量劣化10%以下
全固体電池を搭載した国産スポーツカーは新型NSXが史上初となる可能性が高く、自動車史における重要な転換点に立ち会えます。
理由2:1000馬力超の圧倒的パワー
2代目NSX Type Sの最高出力は610psでしたが、新型は約1.7倍の1020psを発揮します。この数値はガソリンエンジンでは到達困難なハイパーカー領域です。
電動モーター特有の「瞬間的なトルク発生」により、0-100km/h加速は2秒台前半と予想されており、戦闘機の離陸に匹敵する衝撃的な加速感を体験できます。
理由3:進化した「e-SH-AWD」による異次元の旋回性能
2代目で高評価だったSH-AWD(スーパーハンドリング・オールホイールドライブ)は、新型では「e-SH-AWD」へと進化します。
- 1000分の1秒単位の制御:エンジンを介さない完全電動制御
- 理想的な前後重量配分:42:58のリア寄り配分でトラクション向上
- AIによる姿勢制御:ロボティクス技術を応用した統合制御
コーナリング中、外側のタイヤに強力な駆動力を与え、内側に回生ブレーキをかけることで、車自体が意志を持って曲がるような感覚を実現します。
理由4:「薄い・軽い」を実現する次世代プラットフォーム
Honda 0シリーズ専用の薄型EVプラットフォームにより、以下を実現:
- 超低重心設計:地面から数センチという位置に重心
- フロア高50mm低減:従来EVより50mm低い床面
- NSX伝統の低全高:全高1215mmの低く構えたスタイリング
バッテリーが重く車高が高くなりがちなEVの弱点を、全固体電池の採用で完全に克服しています。
理由5:AIとデジタル技術が融合した未来的コックピット
新型NSXのインテリアは「デジタルコックピット」へと進化:
- 14インチ超ワイドディスプレイ:走行データ解析から車両設定まで直感操作
- AIパーソナルアシスタント:ドライバーの気分や体調を学習して最適な提案
- ステア・バイ・ワイヤ:速度域に合わせてハンドルの特性が自動変化
- デジタルミラー採用:雨天・夜間の視認性が劇的に向上
運転を楽しむための機能と、先進的なデジタル体験が高次元で融合します。
歴代NSXとの徹底比較:新型で何が変わるのか
NSXの歴史を振り返りながら、新型がどのような進化を遂げたのかを整理します。
3世代のNSX比較表

| 項目 | 初代(NA1/NA2) 1990-2005 | 2代目(NC1) 2016-2022 | 新型(3代目) 2027〜 |
|---|---|---|---|
| パワートレイン | V6 VTEC自然吸気 | V6ツインターボ+3モーター | 完全電動(BEV) |
| 最高出力 | 280ps | 581ps(Type S:610ps) | 1020ps |
| 駆動方式 | MR(ミッドシップ後輪駆動) | SPORT HYBRID SH-AWD | e-SH-AWD(電動AWD) |
| 0-100km/h加速 | 5.7秒 | 3.0秒 | 2.3秒(予想) |
| 最高速度 | 270km/h | 307km/h | 320km/h(予想) |
| 主要技術 | オールアルミボディ | 3モーターハイブリッド | 全固体電池・AI制御 |
| 価格 | 800万円〜 | 2420万円〜 | 2500万円〜(予想) |
廃止されるもの・新たに得られるもの
廃止・変更される要素:
- V6ツインターボエンジン
- 9速DCTトランスミッション
- 複雑なハイブリッドシステム
- エンジンサウンド・排気音
- 燃料タンクと吸排気系
新たに導入・獲得する要素:
- 1000馬力級の高出力電動モーター
- 変速ショックのないシームレスな加速
- シンプルかつ軽量なBEV構造
- 全固体電池による軽量化と長距離走行
- AIによる高度な運転支援とデジタルUX
エンジンサウンドを惜しむ声もありますが、ホンダは音ではなく「加速のG」「ステアリングフィール」「コーナリング性能」といった本質的な運転の楽しさを極限まで研ぎ澄ますことで、新時代のスポーツカー像を提示します。
1020馬力の電動パワートレイン徹底解説
新型NSXの心臓部となる電動パワートレインについて、技術的な側面から詳しく見ていきます。
前後2モーター+高効率e-Axleシステム

新型NSXは、ホンダが新開発した高出力・高効率な「e-Axle(イーアクスル)」を前後に配置します。e-Axleとは、モーター・インバーター・ギアボックスを一体化したユニットで、以下の特徴があります:
- 前後独立制御:各モーターを個別にコントロール
- 瞬間的なトルク発生:アクセル操作に対する遅延ゼロ
- 回生ブレーキ統合:減速エネルギーを効率的に回収
航続距離と電費性能

EVスポーツにおいて電費性能は、単なる環境性能ではなく、バッテリー重量を減らして走行性能を高めることに直結します。
- 航続距離:約650km(WLTCモード)
- 電費性能:徹底した空力設計と軽量パワートレインで最適化
- 充電性能:全固体電池により10〜15分で80%充電可能
650kmという航続距離は、サーキットまでの自走や長距離グランドツーリングを余裕でこなせる実用性を備えています。
パフォーマンス予想値
| 性能指標 | 予想値 |
|---|---|
| 最高出力 | 1020ps(750kW) |
| 最大トルク | 100kgm以上 |
| 0-100km/h加速 | 2.3秒前後 |
| 0-200km/h加速 | 7秒台(予想) |
| 最高速度 | 320km/h(リミッター作動) |
| 前後重量配分 | 42:58(リア寄り) |
全固体電池がもたらすEVスポーツの革命
新型NSXの最大のトピックは、全固体電池の搭載です。ホンダは栃木県に全固体電池の実証ラインを立ち上げ、2025年1月から本格稼働を開始しています。
全固体電池 vs リチウムイオン電池 比較
| 特徴 | リチウムイオン電池 (従来) | 全固体電池 (新型NSX) | 走行性能への影響 |
|---|---|---|---|
| 重量 | 非常に重い | 約30%軽量化 | 加速・制動・旋回すべてが向上 |
| エネルギー密度 | 限界に近い | 約2倍に向上 | 航続距離が飛躍的に延長 |
| 充電時間 | 30分以上(80%まで) | 10〜15分 | 給油感覚で運用可能 |
| 安全性・耐久性 | 発火リスク・劣化あり | 極めて高く劣化少ない | サーキット走行でも性能維持 |
| 温度耐性 | 高温・低温で性能低下 | 広い温度範囲で安定 | あらゆる環境で性能発揮 |
10年後も価値を保つ資産性
ホンダの目標値「10年後の容量劣化10%以下」は、中古車市場での価値維持にも直結します。従来のEVは5〜8年でバッテリー交換が必要になるケースもありましたが、全固体電池なら長期間安心して乗り続けられます。
エクステリア&インテリアデザインの全貌
エクステリア:機能美を極めた空力デザイン

新型NSXのボディデザインは、「Thin, Light, and Wise」を最も過激に表現した形状です。
主要なデザイン変更点:
- 超ローノーズフロント
- エンジン冷却不要により極限まで低いフロントエンド
- LEDマトリックスヘッドライトで先進的な表情
- 空力性能を最優先した開口部設計
- アクティブエアロダイナミクス
- 速度に応じて自動調整されるリアスポイラー
- ベンチュリトンネルによる床下気流最適化
- 300km/h超でも路面に吸い付く安定性
- デジタルミラー採用
- 物理的なドアミラー廃止で空気抵抗削減
- 雨天・夜間の視認性向上
- カメラ映像を室内ディスプレイに表示
- 大径ホイール&大容量ブレーキ
- 1000馬力に対応する制動力確保
- カーボンセラミックブレーキ採用(予想)
- 引き締まったスタンスで視覚的インパクト
インテリア:AIが融合するデジタルコックピット
主要装備:
- 14インチ超ワイドタッチディスプレイ
- ナビゲーション・車両設定・走行データ解析を統合
- サーキット走行のラップタイム分析機能
- 直感的なタッチ&音声操作
- デジタルメーター&HUD
- 12.3インチフル液晶メーター
- ヘッドアップディスプレイで視線移動最小化
- 運転モードに応じた表示切替
- ステア・バイ・ワイヤ+ヨーク型ハンドル
- ハンドルとタイヤが物理的に非接続
- 速度域に応じた操舵特性の自動調整
- 視界を妨げないU字型ハンドル(可能性)
- AIパーソナルアシスタント
- ドライバーの好み・気分・体調をAIが学習
- 走行モードやアンビエントライトを自動提案
- 自然な会話で車両を制御
- サステナブル素材
- 海洋プラスチックのリサイクルテキスタイル
- 環境負荷の低い新素材を積極採用
- 高級感と環境配慮の両立
ボディサイズ詳細(予想値)
| 寸法 | 新型NSX(予想) | 2代目NSX(参考) |
|---|---|---|
| 全長 | 約4,520mm | 4,490mm |
| 全幅 | 約1,955mm | 1,940mm |
| 全高 | 約1,215mm | 1,215mm |
| ホイールベース | 約2,650mm | 2,630mm |
| 車両重量 | 1,700kg(予想) | 1,790kg |
全固体電池の採用により、EVでありながら2代目よりも約90kg軽量化される見込みです。
新型NSX 予想価格と発売時期
価格設定:2500万円〜3000万円を予想
新型NSXの価格は以下のように予想されます:
- 標準グレード:約2500万円
- 高性能仕様/限定モデル:約2800〜3000万円
- サーキット特化型(Type R相当):約3200万円(可能性)
価格の妥当性について:
- フェラーリのPHEVモデルは5000万円超
- ポルシェ・タイカンターボSは約2400万円
- テスラModel S Plaidは約1700万円
1000馬力級で全固体電池搭載という最新スペックがこの価格帯なら、むしろ戦略的に抑えられた価格設定と言えます。
発売時期:2027年内が有力
発売スケジュール予想:
- 2025年:Honda 0シリーズ詳細発表
- 2026年前半:新型NSXのプロトタイプ公開
- 2026年後半:予約受付開始の可能性
- 2027年内:正式発売・納車開始
ホンダは2026年に北米でHonda 0シリーズ第1弾を発売予定であり、フラッグシップのNSXはその後の2027年に華々しくデビューすると見られています。
補助金・税制優遇の可能性
- CEV補助金:EVのため最大85万円の補助金対象の可能性
- エコカー減税:自動車重量税・環境性能割が免税
- グリーン化特例:翌年度の自動車税が概ね75%軽減
ただし、2500万円という高額車両のため、補助金上限や制度変更の影響を受ける可能性があります。
新型NSX購入を考える人が今からすべき準備
準備1:ディーラーとの関係構築
NSXクラスのプレミアムモデルは、予約開始と同時に完売する可能性が高いです。
今からできること:
- ホンダディーラーの担当者と顔見知りになる
- 購入意思を早期に伝えておく
- Honda 0シリーズの情報提供を依頼
- 既存顧客として優先案内してもらえる関係作り
準備2:資金計画の立案
2500万円という高額な買い物には、綿密な資金計画が必要です。
検討すべき項目:
- 頭金:500〜1000万円程度
- ローン/リース:残価設定型ローンも選択肢
- 維持費:保険・税金・充電費用・メンテナンス
- 駐車場:屋根付き駐車場の確保
準備3:現在の愛車を最高値で売却する戦略
新型NSXには「値引き」は一切期待できません。ディーラーで値引き交渉しても、このクラスの車では通用しないのが現実です。
唯一コントロールできる変数:
それは「今乗っている車の売却価格」です。下取り価格が50万円違えば、支払い計画は大きく変わります。
絶対にやってはいけないこと:
「ディーラーの下取りだけで決めてしまう」こと。ディーラー下取りは社内規定で保守的な価格になりがちです。
おすすめの方法:
複数の買取業者に査定してもらい、最高値を把握することです。ただし、従来の一括査定は大量の営業電話がかかってくるデメリットがありました。
そこで注目されているのが「MOTA車買取」です:
- 電話ラッシュなし:翌日18時に最大20社の査定結果がネット表示
- 上位3社のみとやり取り:高額提示した3社だけと交渉
- 交渉の武器になる:「他社でこの金額が出ています」と伝えられる
- 実質的な値引き効果:下取りを30万円高くできれば30万円の値引きと同等
新型NSXの予約開始後では遅すぎます。今から愛車の本当の価値を把握し、最強の購入資金を準備しておくことが、夢のスーパーカーを手に入れる最短ルートです。
よくある質問(FAQ)
- 新型NSXは本当に2027年に発売されますか?
-
ホンダの公式発表とHonda 0シリーズのロードマップから、2027年内の発売が有力視されています。ただし、全固体電池の量産体制や開発状況により、若干の遅れが生じる可能性もゼロではありません。
- ガソリンエンジン版のNSXは今後登場しませんか?
-
ホンダは2040年までにすべての車両をEVまたはFCEV化する方針を発表しています。したがって、ガソリンエンジンを搭載した新型NSXが登場する可能性は極めて低いと考えられます。
- 航続距離650kmは実際のサーキット走行でも維持できますか?
-
650kmはWLTCモードでの数値であり、全開走行を繰り返すサーキットでは大幅に短くなります。ただし、全固体電池は高負荷でも性能が安定しており、従来のリチウムイオン電池よりも持続力が高いと期待されます。
- 充電インフラは十分に整っていますか?
-
日本国内の急速充電器は年々増加しており、主要高速道路のSA/PAには概ね設置されています。また、新型NSXは10〜15分で80%充電可能なため、従来のEVより使い勝手は大幅に向上します。
- 中古車としての資産価値は高いですか?
-
全固体電池の10年劣化10%以下という特性、限定的な生産台数、ホンダブランドのフラッグシップという位置づけから、高い資産価値を維持すると予想されます。初代NSXも現在プレミア価格で取引されています。
- Type RやType Sのような高性能バージョンは出ますか?
-
2代目NSXでも最終的にType Sが登場したことから、新型でも将来的にサーキット特化型の高性能バージョンが追加される可能性は高いと考えられます。
まとめ:新型NSXは「待つ価値がある」スーパーカー
ホンダ新型NSXの2027年復活は、日本の自動車産業が世界のスーパーカー市場で再び主役となるチャンスです。ガソリンエンジンの官能性を捨てる代わりに、ホンダは私たちに新しい価値を提示してくれました:
✅ 1020馬力の衝撃的なパワー
✅ 全固体電池による軽快なハンドリング
✅ AIによる知能化と先進的なデジタル体験
✅ 650kmの実用的な航続距離
✅ 環境性能と圧倒的性能の両立
2500万円という価格は決して安くありませんが、全固体電池という「未来の技術」をいち早く体験できるチケットだと考えれば、その価値は十分にあると言えるでしょう。
「新型NSXは待つべきか?」という問いへの答えは、「YES」です。
2027年、静寂の中から放たれる圧倒的な加速を体感できるその日まで、しっかりと準備を整えましょう。今から愛車の価値を最大化し、資金計画を立て、ディーラーとの関係を構築することが、夢のスーパーカーを手に入れる確実な道です。
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