日産は「ニッサン インテリジェント モビリティ」の先進安全装備にあたらに「 360° セーフティアシスト」を採用する。他社などの「Toyota Safety Sense」「Honda SENSING」などと同様にパッケージ化されている。
全方位運転支援システム「 360° セーフティアシスト」について
海外では既にパッケージ化された「セーフティシールド360」として新型ムラーノや新型ローグスポーツ(デュアリス)などに搭載。日本では2019年8月1日より発売される新型セレナから「 360° セーフティアシスト」搭載。
「 360° セーフティアシスト」は、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
日産 新型 セレナ e-POWER マイナーチェンジ デザイン変更 2019年8月1日発売
インテリジェント エマージェンシーブレーキ
フロントカメラで前方の車両(約10〜80km/h)や歩行者(約60km/h以下)を検知。夜間走行時にも動作。衝突の可能性が高まるとメーター内ディスプレイへの警告表示とブザーで注意を喚起し、ドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、ブレーキによる衝突回避操作をサポート、または衝突時の被害や傷害を軽減。
踏み間違い衝突防止アシスト
進行方向に壁などがある場所での駐車操作中(約15km/h未満)、ブレーキ操作が遅れたり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまった場合、警告すると共にエンジン出力やブレーキを制御し、過度の加速や衝突防止を支援。車両や歩行者の検知。
インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)
意図せず走行車線を逸脱しそうな場合、表示と音で注意を喚起。
アダプティブハイビームアシスト/ハイビームアシスト
前方検知用のカメラで、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え。
RCTA 後退時車両検知警報
後退時に後方を横切ろうとする車両に衝突する恐れがあるとき、警報によってドライバーに注意を促す。
インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)
死角になりやすい隣接レーンの後側方を走行する車両を検知すると、ドライバーに表示で知らせ、さらに車線変更を開始した場合には、警報とともに車両をもとの車線内に戻すような力を発生し、隣接レーンの車両との接触を回避するようアシスト。
標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
フロントカメラにより前方の「車両進入禁止標識」「最高速度標識」「一時停止標識」を検知。メーター内ディスプレイへの警告表示とブザーでドライバーに伝える。
オプション 車種別採用
インテリジェント ルームミラー
インテリジェント ルームミラーは、車両後方のカメラ映像をミラー面に映し出す。
インテリジェント クルーズコントロール
先行車を検知している場合、ドライバーが設定した車速(約30~100km/h)を上限として、停止~約100km/hの範囲で先行車との車間を保つよう追従走行。
インテリジェント アラウンドビューモニター
上空から見下ろしているかのような映像をディスプレイに映し出し、
スムースな駐車をサポート。
プロパイロット
高速道路で負担を感じる二大シーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポート。
プロパイロット パーキングアシスト
3ステップの操作だけで駐車完了するまでドライバーをアシスト。ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、さらにパーキングブレーキまですべて制御。
トヨタ Toyota Safety Sense 搭載車種まとめ
ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」どうなのか?
【2024年】スバル アイサイト 搭載車 まとめ 最新の「アイサイトX」はすごいのか?
スズキ SUZUKI Safety Support 搭載車まとめ
日産
新型セレナ