トヨタは新型「カローラツーリング」に特別仕様車を設定し2024年4月2日から販売を開始する。
トヨタ 新型「カローラツーリング」特別仕様車について
現行「カローラ ツーリング」には、特別仕様車 “ACTIVE SPORT” 「ベース車:HYBRID W×B)」を設定。
トヨタ 新型「カローラツーリング」特別仕様車 特別装備
「スレートグレーメタリック」「アーミーロックメタリック」「プレシャスメタル」などの各車特別色。「アルミホイールにはマットブラック塗装」。フロントフェンダー左右に専用ロゴデカール。運転席に、「除電スタビライジングプラスシート(ドライバーと周辺に溜まっている静電気をボディ全体に分散させて帯電量を軽減し、安定した車両挙動に貢献)」。「10.5インチディスプレイオーディオ」「ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト」を採用。「2.0リッターダイナミックフォースエンジン」搭載の特別仕様車となるかもしれません。
トヨタ 新型 カローラ / カローラツーリング マイナーチェンジ について
トヨタはステーションワゴン「カローラツーリング」の大幅改良(マイナーチェンジ)を行い2022年10月3日発売。「カローラツーリング」は2019年から販売をスタートしており丸3年でのマイナーチェンジとなる。
エクステリアデザインを変更。
メーターディスプレイを上級グレードは7インチから12.3インチTFTディスプレイを採用する。
ディスプレイオーディオは大型化。「7インチディスプレイオーディオ」を廃止。「8インチディスプレイオーディオ」と「10.5インチディスプレイオーディオプラス」。
ナビゲーションシステムを変更。新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」を採用。
先進機能を付与し機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。
エンジンラインナップを変更。( 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型)(改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」モーター)
エクステリアのデザインを変更(フロントバンパー、ヘッドライト類)、ボディーカラーに新色を追加する。インテリアではメーターディスプレイは上級グレード「WxB」で7インチから12.3インチTFTディスプレイを採用する。、ディスプレイオーディオは新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」対応モデルに変更(個人的には残念です。)「7インチディスプレイオーディオ」を廃止。「8インチディスプレイオーディオ」と「10.5インチディスプレイオーディオプラス」、「ディスプレイオーディオレス仕様」を設定した。「CD/DVD」デッキを廃止。
ガソリンエンジンは「直列4気筒DOHC 1.2L 直噴ターボ」「1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン」を廃止。新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を組み合わせる。更にハイブリッドモデルには第5世代ハイブリッドシステム、改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」にモーターを組み合わせたリダクション機構付きシリーズパラレルハイブリッドを採用。(古いエンジンを採用していたので流石トヨタと言った感じだ。)
先進機能を付与し機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載し「低速時加速抑制機能」「交差点右折時の対向直進車、歩行者検知」「緊急時操舵回避支援機能」を追加。「ドライバー異常時対応システム」を採用「レーダークルーズコントロール」にカーブ速度抑制機能を追加。
直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン
ガソリン車は新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」を採用。発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」と組み合わせる。新型エンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現。
「Dynamic Force Engine」
スペック | カローラ カローラツーリング |
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エンジン | 直列3気筒 1.5L直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 |
最高出力 | 88kW(120ps)/6,600rpm |
最大トルク | 145Nm(14.8kgfm)/4,800-5,200rpm |
トランスミッション | Direct Shift-CVT |
WLTCモード燃費 | 17.8km/L~19.1km/L(2WD) |
第5世代ハイブリッドシステム 直列4気筒DOHC 1.8L エンジン+モーター
第5世代ハイブリッドシステム、改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」にモーターを組み合わせたリダクション機構付きシリーズパラレルハイブリッドを採用。旧型と比べ、フロントモーター リアモーター が大幅に強化されており、フロントのモーターは、最高出力 53kW(72ps) →70kW(95PS)、最大トルク 163Nm(16.6kgm) →185Nm(18.9kgfm)、リアモーターが最高出力 5.3kW(7.2ps) →30kW(41PS)、最大トルク 55Nm(5.6kgm) →84Nm(8.6kgfm)、システム出力90kW(122ps)→103kW(140ps)となる。
スペック | 新型 カローラ カローラツーリング ハイブリッド |
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エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター (リダクション機構付き シリーズパラレル ハイブリッド) |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 70kW(95PS) |
フロントモーター 最大トルク | 185Nm(18.9kgfm) |
リアモーター 最大出力 | 30kW(41PS) |
リアモーター 最大トルク | 84Nm(8.6kgfm) |
システム出力 | 103kW(140ps) |
駆動方式 | 2WD E-Four(4WD) |
トランスミッション | 電気式 無段階変速機 |
WLTCモード燃費 | 27.3km/L~29.5km/L(2WD) 24.9km/L~27.8km/L(4WD) |
新型 カローラ / カローラツーリング 2022年 マイナーチェンジ 価格について
カローラツーリング 価格
モデル | エンジン | トランス ミッション | 駆動方式 | 価格(10%) |
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HYBRID WxB | 直列4気筒DOHC 1.8L +モーター(THSⅡ) | 電気式 無段変速機 | 2WD | 2,850,000円 |
HYBRID G | 2,650,000円 | |||
HYBRID X | 2,460,500円 | |||
HYBRID WxB | 4WD | 3,048,000円 | ||
HYBRID G | 2,848,000円 | |||
HYBRID X | 2,658,000円 | |||
WxB | 直列3気筒 1.5L直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 | CVT | 2WD | 2,500,000円 |
G | 2,300,000円 | |||
X | 2,070,000円 |
今回の大幅改良について
今回の改良の内容はトヨタの凄さを感じさせる変更点ばかりだ。特に評価されるのが、エンジンラインナップの変更である。筆者も「カローラツーリング」を乗った経験と評価の中でもエンジンラインナップには触れてきているが、「直列4気筒DOHC 1.2L 直噴ターボ」「1.8L 直列4気筒 DOHCエンジン」は一つ世代の古いエンジンを採用しており、もちろん仕様上申し分ないができれば最新のエンジンを採用してほしいという要望をきちんと叶えてくれている。「直列3気筒 1.5L 直噴エンジン (Dynamic Force Engine)」であれば確かに最新のエンジンを搭載し、スペックも申し分ない、更にWLTCモード燃費向上は間違いない。一つ残念な点は「カローラスポーツ」のみに採用された「直列4気筒 2.0L直噴エンジン(Dynamic Force Engine)」を「カローラ」「カローラツーリング」に採用されなかったことだろう。確かにスポーツ要素として選択する人の多い「カローラスポーツ」に採用するのが適正かもしれないが、カローラツーリングなどは荷室が広く多く物を乗せて利用する人もいる車種だけに2.0L NAがあるとより選択肢として幅広くなる。もちろん、トヨタとしてはハイブリッド車という更なる選択肢があるが、コロナによる納期の問題などを考えると国内においてはガソリン車の需要はまだまだあると考えるとあっていい選択肢だと筆者は考える。最後に、今後発売されるトヨタ車はナビゲーションシステムを変更していく流れとなっているが「コネクティッドナビ」の完成度が現時点ではイマイチなのでどうにかバージョンアップをしてよりいいナビへと変化してほしいとユーザー目線で思います。購入する人はその辺りの情報も入れた上で購入を検討して下さい。
カローラツーリング