三菱は「ekスペース」のフルモデルチェンジを行い2020年3月19日に発売する。クロスオーバーモデル「ekクロス スペース」も同日発売した。2020年3月18日時点での受注台数は、約5,000台と発表。
2019年10月23日より開催されている第46回東京モーターショー2019にて、「ekスペース」のコンセプトモデルとなる「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」を世界初公開。2020年1月10日から12日まで開催された東京オートサロン2020にて量産モデルを世界初公開した。
旧型モデル同様に2019年3月28日にフルモデルチェンジを行った新型「ekワゴン」と同様のエンジンやシャーシを使い開発する。同時に日産も新型デイズルークスのフルモデルチェンジを行い発売する。
新型ekスペース フルモデルチェンジについて
今回の新型「ekスペース」も日産・三菱との合弁会社NMKVが企画開発する。製造は三菱が担当する。デザインはエクステリア、インテリアデザインを変更。プラットホームは全面改良され新型プラットホームを採用。更にマイルドハイブリッド車もラインナップする「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」「車線逸脱警報システム(LDW)」「車線逸脱防止支援機能(LDP) 」「踏み間違い衝突防止アシスト」「オートマチックハイビーム(AHB)」をパッケージ化した「e-Assist」を標準搭載。更に、MI-PILOTシステムをオプション選択可能。
新設計プラットフォームの採用によりホイールベースが65mm延長させ、後席の足元空間や荷室スペースが拡大。ディーラーOPの純正ナビは9インチ、メーターパネルには4.2インチのTFTカラー液晶を搭載。電動パーキングブレーキも設定する。両側パワースライドドアに後部座席のう開口幅は650mmもある。先代モデルは580mmm。「ハンズフリーオートスライドドア」を採用。ラゲッジルームは開口幅:約1050mm、開口高:約1080mm、開口部地上高:約590mm(2WD)約610mm(4WD)である。
新型ekスペース 先進安全装備 e-Assistについて
予防安全技術「e-Assist」は「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」に全車が該当する。
オートマチックハイビーム(AHB)前方検知用のカメラで、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知。ハイビームでの走行頻度を高めて、歩行者の早期発見など安全運転をサポートします。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性が高まるとメーター内ディスプレイへの警告表示とブザーでドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減。
車線逸脱警報システム(LDW)意図せず走行車線を逸脱しそうな場合、メーター内ディスプレイへの警告表示とブザーで注意を喚起。
車線逸脱防止支援機能(LDP) 車線内に戻す方向に力を短時間発生させ、ドライバーがクルマを車線内に戻す操作を促す。
踏み間違い衝突防止アシスト 駐車操作などで、低速走行時、進行方向に壁などの障害物がある場合に、万一ブレーキ操作が遅れ障害物と衝突する危険を察知したり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまったときに、ドライバーにメーター内のディスプレイ表示とブザーで警告。エンジン出力やブレーキを制御することで、障害物への衝突防止や過度の加速の防止を支援。
新型ekスペースその他 先進安全装備について
MI-PILOTシステム(オプション)ダプティブクルーズコントロール[ACC]とレーンキープアシスト[LKA]で搭載、主に高速道路での運転をサポート。高速道路での、単調な“渋滞走行”と長時間の“巡航走行”。高速道路の走行時(約0km/h~100km/h)に作動。この2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポート。高速走行におけるドライバーの負担を軽減。
ストップシグナル 急ブレーキを踏んだとき、後続車に追突される可能性を低減させるため、制動灯を点滅させて後方へ急ブレーキを知らせる。
マルチアラウンドモニター フロント&バックソナー ソナーが障害物を検知しブザー音でお知らせ。クルマを真上から見下ろしているかのように周囲の状況を直感的に把握し、安心して駐車が行える。
デジタルルームミラー ルームミラーに液晶モニターを搭載し、車体後部のカメラ映像とミラーとを瞬時に切り替えることができる。
新型 ekスペース インテリアについて
新設計プラットフォームの採用によりホイールベースが65mm延長させ、後席の足元空間(凸部のないフラットフロア)や荷室スペースが拡大。ディーラーOPの純正ナビは9インチ、メーターパネルには4.2インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイTFTカラー液晶を搭載。電動パーキングブレーキも設定する。
新型ekスペース フルモデルチェンジ グレード 価格
車種 | グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
eKクロス スペース |
M | DOHC 12バルブ 3気筒(ハイブリッド) |
CVT | 2WD | 1,655,500円 |
4WD | 1,787,500円 | ||||
G | 2WD | 1,771,000円 | |||
4WD | 1,903,000円 | ||||
T | DOHC 12バルブ 3気筒 インタークーラー付 ターボチャージャー (ハイブリッド) |
2WD | 1,859,000円 | ||
4WD | 1,991,000円 |
車種 | グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
eKスペース | M | DOHC 12バルブ 3気筒 (ハイブリッド) |
CVT | 2WD | 1,399,200円 |
4WD | 1,531,200円 | ||||
G | 2WD | 1,542,200円 | |||
4WD | 1,674,200円 | ||||
T | DOHC 12バルブ 3気筒 インタークーラー付 ターボチャージャー (ハイブリッド) |
2WD | 1,635,700円 | ||
4WD | 1,767,700円 |
新型ekスペース フルモデルチェンジ スペック
スペック | 新型ekスペース | |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1,775mm | |
ホイールベース | 2,495mm | |
モデル | ターボ車 | マイルド ハイブリッド車 |
エンジン | 660cc 水冷直列3気筒 DOHC インタークーラーターボ +モーター |
660cc 水冷直列3気筒 DOHC +モーター |
最高出力 | 47kW(64ps)/ 5,600rpm |
38kW(52ps)/ 6,400rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/ 2,400rpm~4,000rpm |
60Nm(6,1kgm)/ 3,600rpm |
モーター 最高出力 |
2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
|
モーター 最大トルク |
40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
|
トランスミッション | CVT (エクストロニック) |
|
駆動方式 | FF/4WD | |
車両重量 | 1000kg〜1100kg | |
JC08モード燃費 | 21.8km/L〜 23.2km/L |
21.4km/L 〜 27.8km/L |
WLTCモード燃費 | 15.8km/L〜 17.2km/L |
17.8km/L〜 19.2km/L |
価格 | 1,635,700円~ 1,991,000円 |
1,399,200円~ 1,903,000円 |
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
三菱 新型 軽コンセプトカー「SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT」2019年10月23日発表
三菱 新型 ekワゴン / ekクロス フルモデルチェンジ 4代目 2019年3月28日発売
日産 新型 デイズルークス フルモデルチェンジ 2019年12月発売
三菱ニュースリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detail5316.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2020/detail5402.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2020/detail5413.html
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2020/detail5421.html
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