スズキは新型「エスクード」の一部改良を行い新たにハイブリッド(マイルドハイブリッド)を搭載したモデルをヨーロッパでは2020年3月に発売。「S-Cross」「スイフトスポーツ」にも搭載予定だ。
新型エスクード ハイブリッド
新型「エスクード」に搭載されるハイブリッド(マイルドハイブリッド)は、WLTPコンバインドサイクルで最大20%のCO2排出削減、トルクの増加、15%の燃費向上を実現。改良版、K14D型 Boosterjetエンジン 1.4L 直列4気筒直噴ターボを搭載。新しく開発されたパワートレインは、設計上非常に軽量で、15kg未満の重量アップ。48ボルトのリチウムイオンバッテリー、スタータージェネレーター(ISG)、および48V-12Vコンバーターで構成されている。
ISGはベルト駆動、ローダウンからの追加トルクでガソリンエンジンを支援し、2,000 rpmから173 lb-ft(235 Nm)を提供。バッテリーとコンバーターユニットは、重量配分を改善するためにフロントシートの下に配置。48V自己充電ハイブリッドシステムは、10 mph(16 km / h)未満の都市速度でEVのみで走行、燃料消費をさらに改善する。
スズキ 新型スイフト スポーツ ハイブリッド マイナーチェンジ 2020年発売
エクスードについて
2018年7月30日新型エスクード (海外名:Vitara)の2019年モデルを発表した。2018年10月2日~14日開催されるパリモーターショー2018に新型エスクードを世界初公開された。日本ではエスクードのマイナーチェンジを行い2018年12月3発表 12月21日発売する。
エスクード マイナーチェンジモデルについて
エクステリアは新デザインのグリル、フロント、リアバンパー、LEDテールライトを採用しイメージ一新。新しいボディボディカラーを追加する。
旧型モデルのレーダーブレーキサポートⅡから、新型スイフトなどに搭載される、デュアルセンサーブレーキサポート搭載する。更にBSM(ブラインドスポットモニター)、ロードサインアシスト(RSA)を搭載する。全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)を標準装備。
フロントガラスに設置した単眼カメラとレーザーレーダーの2種類のセンサーで前方を検知するシステムを採用。 経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「セーフティ・サポートカー」の「サポカーS ワイド」に該当する。マルチインフォメーションディスプレイを変更。
エスクード デュアルセンサーブレーキサポートについて
単眼カメラ+レーザーレーダーの強みを活かして危険を回避する。
前方衝突警報機能 約5km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性があると判断した場合、ブザー音とメーター内の表示によって警報を発する機能。
前方衝突警報ブレーキ機能 衝突の可能性が高まると、警報に加え自動的に弱いブレーキを作動させ、運転者に衝突回避を促す機能。
前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能 衝突の可能性が高いと判断したあと、運転者が強くブレーキを踏むと、 ブレーキアシストが作動しブレーキ制動力を高める機能。
自動ブレーキ機能 衝突が避けられないと判断した場合に、自動で強いブレーキが作動し、衝突の回避、または衝突被害を軽減する機能。
誤発進抑制機能 ペダルやシフトの操作ミスによる衝突の回避に貢献、前方約4m以内の障害物をステレオカメラで検知。停車、または約10km/h以下の徐行中、障害物があるにもかかわらずアクセルを大きく踏み込んだ場合に、エンジン出力を自動で抑えて急発進、急加速を抑制する機能。
車線逸脱警報機能 車線を外れそうになるとブザー音とメーター内の表示灯で警報約60km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが車線の左右区画線を認識。車線を逸脱すると判断した場合、ブザー音とメーター内の表示灯によって運転者に注意を促す機能。
ふらつき警報機能 車両が蛇行するとブザー音とメーター内の表示灯で警報、約60km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが車線内での車両の蛇行パターンから、ふらつきと判断した場合、ブザー音とメーター内の表示灯によって運転者に注意を促す機能。
先行車発進お知らせ機能 先行車の発進をブザー音とメーター内の表示でお知らせ停車時、先行車が発進して約4m以上離れても、自車が停止し続けた場合、ブザー音とメーター内の表示で運転者に先行車が発進したことをお知らせする機能。
ブラインドスポットモニター (BSM) 隣の車線を走る車両をレーダーで検知。車両が死角エリアに入ると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯させます。その際、サイドターンランプを点滅させるとLEDインジケーターも点滅し、ドライバーに注意を喚起。
ロードサインアシスト(RSA) 前方のカメラで認識した道路標識を、マルチインフォメーションディスプレイに表示するシステム。
アダプティブクルーズコントロール(ACC) ステアリングのACCスイッチを押せば先行車との距離をミリ波レーダーで測定し、車間距離を保ちながら自動的に加速・減速します。車間距離は3段階(短・中・長)で設定が可能。先行車がいない場合はあらかじめ設定した速度(約0km/h~約100km/h)をキープ。
エスクード マイナーチェンジモデル スペックについて
スペック | 新型エスクード |
---|---|
全長 | 4,175mm |
全幅 | 1,775mm |
全高 | 1,610mm |
ホイールベース | 2,500mm |
エンジン | 1.4L直列4気筒ターボエンジン 「BOOSTERJET」 |
最高出力 | 100kW(136ps)/5,500rpm |
最大トルク | 210Nm(21.4kgm/)2,100-4,000rpm |
トランスミッション | 6速AT |
駆動方式 | 4WD (4モード走行切替機能 システム「ALLGRIP」) |
乗車定員 | 5名 |
WLTC 燃費市街地モード | 12.1km/L |
WLTC 燃費郊外モード | 16.4km/L |
WLTC 高速道路モード | 18.3km/L |
WLTCモード燃費 | 16.0km/L |
価格 | 270万8,200円 |
エスクード マイナーチェンジモデル 採用エンジンについて
旧型に採用されていた1.6L自然吸気エンジンモデルを廃止。1.4L直列4気筒1.4Lターボエンジン「BOOSTERJET」日本導入。最高出力:100kW(136ps)/5,500rpm最大トルク:210Nm(21.4kgm/)2,100-4,000rpmとトランスミッション:6速AT、駆動方式:4WD (4モード走行切替機能システム「ALLGRIP」)の組み合わせだ。
海外モデルのみ1.0L 直列3気筒1Lターボエンジン「BOOSTERJET」 最高出力:109ps/5,500rpm最大トルク:15.3kgm/1,700-4,000rpm を採用している。
新型エスクード マイナーチェンジモデル ボディカラー全6色について
アイスグレーイッシュブルーメタリック ブラック2トーンルーフ(DBF)
ブライトレッド5 ブラック2トーンルーフ(A9H)
サバンナアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ(A9N)
ギャラクティックグレーメタリック(ZCD)
エスクード 年代比較
スペック | 新型 エスクード 2018年 |
エクスード 2015年 |
エスクード 2017年 |
---|---|---|---|
全長 | 4,175mm | ||
全幅 | 1,775mm | ||
全高 | 1,610mm | ||
ホイールベース | 2,500mm | ||
エンジン | 1.4L直列4気筒 ターボエンジン 「BOOSTERJET」 |
直列4気筒 1.6Lエンジン |
直列4気筒 1.4L直噴ターボ |
最高出力 | 100kW(136ps)/ 5,500rpm |
86kW(117PS)/ 6,000rpm |
100kW(136PS)/ 5,500rpm |
最大トルク | 210Nm(21.4kgm)/ 2,100-4,000rpm |
151Nm/ 4,400rpm |
210Nm(21.4kgm)/ 2,100-4,000rpm |
トランス ミッション |
6速AT | ||
駆動方式 | 4WD (4モード走行 切替機能システム 「ALLGRIP」) |
2WD/4WD (4モード走行 切替機能システム 「ALLGRIP」) |
4WD (4モード走行切 替機能システム 「ALLGRIP」) |
乗車定員 | 5名 | ||
WLTC 燃費市街地 モード |
12.1km/L | – | – |
WLTC 燃費郊外 モード |
16.4km/L | – | – |
WLTC 高速道路 モード |
18.3km/L | – | – |
WLTC モード 燃費 |
16.0km/L | – | – |
JC08 モード燃費 |
– | 17.4〜 18.2km/L |
17.4km/L |
価格 | 265万8,960円 | 212万7600円~ 234万3600円 |
258万6,600円 |
スズキ