スズキは「SX4 S-CROSS」のビックマイナーチェンジを行い2023年に発売する。ヨーロッパモデルを2021年11月25日(現地時間)に発表した。
新型 SX4 S-CROSS フルモデルチェンジについて
ギリシャのティーザーは「CrossTheLine」というタイトルで、後継車の可能性を示唆する現世代のS-Crossのシルエットが描かれている。
新型 「SX4 S-CROSS」 はB-SUVセグメントとC-SUVセグメントの間に位置付けられる。4モード走行切替機能システム「ALLGRIP」を搭載し、新K14D Boosterjetエンジン 1.4L 直列4気筒直噴ターボを搭載。新しく開発されたパワートレインの最新バージョンを使用できる可能性がある。
スズキのSUVモデルについて
トヨタ自動車とスズキ2017年2月6日、「社会課題の解決」「自動車社会の健全で持続的な発展」に両社で貢献していくことを念頭に、業務提携に向けた検討を開始する覚書を締結した。それによりRAV4をベースにしたD-SUV新型プラグインハイブリッドモデルのSUV「Across(アクロス)」が発売。スズキとしてはD-SUVセグメント以下を自社開発として考えている様子だ。
SX4 S-CROSS について
日本などでは「SX4 S-CROSS」の名称となるが、台湾では「SX4 CROSSOVER」、中国・オーストラリア・インドでは「S-CROSS」と地域ごとに名称が異なる。スズキがSX4をモデルチェンジし「SX4 S-CROSS(エスエックスフォー エス クロス)」として販売を2014年2月19日発売する。一番変わるのは、欧州向けに制作されており、いわゆるBセグメント車からCセグメント車となる。ボディーサイズの全長が150mm、ホイールベースが100mm拡大しそれに合わせて室内空間も室内長を20mm増となった。更にハンガリーの製造子会社である「マジャールスズキ社」で生産し、日本に輸入して発売する自社ブランドの輸入車となった。エンジンは旧型とほぼ変わらない1.5Lからスイフトスポーツなどにも搭載されているM16A型を採用し1.6Lへと変更となった。燃費はJC08モード燃費18.2km/Lとなる。
2017年7月6日 SX4 S-CROSS (Sクロス)のビックマイナーチェンジ。ヘッドライトとリアコンビランプをLEDを採用。ヘッドランプ、フロントバンパー、フロントグリル、フロントボンネットフードの意匠を変更した力強いフロントデザインを採用した。215/55 R17サイズのタイヤを装着し最低地上高を185mmと従来のモデルよりも20mmアップ。トランスミッションをCVTから6速ATに変更しダイレクト感のある走りを実現する。新色の紺「スフィアブルーパール」と赤「エナジェティックレッドパール」をはじめ、全4色を設定。
スペック | 新型SX4 Sクロス |
---|---|
全長 | 4,300mm |
全幅 | 1,785mm |
全高 | 1,595mm |
ホイールベース | 2,600mm |
エンジン | 1.6L 直4 DOHC VVTエンジン |
最高出力 | 86kW (117PS)/6,000rpm |
最大トルク | 151Nm (15.4kgm)/4,400rpm |
乗車定員 | 5人 |
トランスミッション | 6AT |
駆動方式 | 2WD(FR)/4WD |
JC08モード燃費 | 15.2〜16.2km/L |
価格 | 2WD(FF):2,062,800円 4WD :2,278,800円 |
スズキ