2022年12月14日(現地時間)タイのクイーン シリキット ナショナル コンベンション センターで、 トヨタ自動車株式会社の社長兼CEOである豊田章男氏とトヨタ モーター タイランド株式会社の社長である山下典明氏が「トヨタ60周年記念式典」を主催しました。 この特別なイベントは、タイを電気自動車を含む車両生産の重要なハブにしたいという同社の願望を強調し、国の過去と現在の強みを築きながら、「カーボンニュートラル」を達成するための使命とアプローチを強調した。
「IMV 0コンセプト」「ハイラックスRevo BEVコンセプト」
「IMV 0 コンセプト」と「ハイラックス Revo BEV コンセプト」という、まったく新しいタイ向けの IMV ピックアップ トラックを作成。
豊田章男社長「カーボン ニュートラルを達成するには、カーボンが特定のパワートレインではなく、率直に言って、BEV は世界のカーボン ニュートラル目標を達成する唯一の方法ではありません。トヨタでは、ハイブリッド電気自動車、プラグイン電気自動車、バッテリー式電気自動車、燃料電池車など、お客様のために炭素削減の選択肢の完全なポートフォリオを作成することが重要であると考えています。また、GR-Yaris や GR-Corolla の水素駆動コンセプトカーのような水素燃料のオプションも追求しています。持続可能な未来の実現に向けて取り組む中で、カーボン ニュートラルへの全体的なアプローチが必要であると私は信じています。」
トヨタの目指す 次世代パワートレインの「全方位」戦略
トヨタはどんなエネルギーでも対応できるように、「電気自動車(EV)」車と共に「水素自動車」の開発も行っています。水素自動車で一番有名な「MIRAI」ですが、「水素燃料電池車(FCV)」です。FCVは水素と酸素の化学反応によって電気を発生させてモーターに電力を送る言わば電気自動車に近い車である。更にトヨタはガソリンの代わりに水素を燃料とする内燃機関の「水素エンジン」を開発。ガソリンや軽油などの化石燃料を使わず、更に排出ガスも0と出るのは水だけという仕組み。強みを生かしてエンジンを残しながら日本のカーボンニュートラルに向かう道があってもいいのではないか?」ということで「水素エンジン」に目を向けた。今までトヨタが培ってきた内燃機関の技術を使った化石燃料を使わない仕組みを浸透させていけば、雇用と他社に負けないトヨタの技術を継承できるという考えだ。更に「FCV」に比べ低コストで作成できるため車両価格を下げることもできる。トヨタはEV車にこだわらず、多種多様なモデルをラインナップする。
種類 | 仕様 |
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ガソリンエンジン | ガソリンを使ってエンジンを動かす。 |
ディーゼルエンジン | 軽油を使ってエンジンを動かす。 |
電気自動車(EV) | 電気を使ってモーターを動かす。 |
ハイブリッド(HV) | ガソリンを使ってエンジンを動かし 発電させモーターも動かす。 |
燃料電池車(FCV) | 水素を使ってモーターを動かす。 |
水素エンジン | 水素を使ってエンジンを動かす。 |
トヨタニュースリリース