トヨタは新型「プレミオ」のフルモデルチェンジを行い2022年12月に発売する。
新型 プレミオ フルモデルチェンジについて
丸14年でのフルモデルチェンジを果たす、今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに採用されている物をベースに開発が進んでいる。フルLEDヘッドライト、J字形状に光る1眼でハイビームとロービームを使い分けるBi-Beam LEDヘッドライト+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ&LEDデイライトもしくは3灯式LEDヘッドライト+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプを採用、LEDフォグランプと新デザインのフロントグリル、リアオールLEDランプクラスターを採用。通常モデルとスポーツモデルの2パターンのデザインを用意。インテリは室内灯をLED、電動パーキングブレーキを採用。TNGA(Toyota New Global Architecture)(GA-Cプラットフォーム)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。
トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー TNGA についてまとめ
4代目 プリウス マイナーチェンジ Toyota Safety Sense標準搭載
新型プレミオ 第2世代の次世代 Toyota Safety Senseの主な特長
2018年1月8日発売開始する新型アルファード /ヴェルファイアに搭載した第2世代の次世代 Toyota Safety Sense 全車標準搭載する。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
トヨタセーフティセンスのプリクラッシュブレーキでは、歩行者との相対速度が約30km/h以内の場合に衝突回避を支援し、車両の場合だと10km/h~最高速の幅広い速度域で作動する。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。
ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。
レーントレーシングアシスト(LTA) レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
トヨタ 第2世代版 Toyota Safety Senseを2018年より導入 比較 変更点
旧型モデルは「Toyota Safety Sense C」を搭載しているが「第二世代 Toyota Safety Sense」を搭載するこで格段に安全技術のレベルアップを果たす。
システム | 次世代 Toyota Safety Sense | Toyota Safety Sense C |
---|---|---|
方式 | 単眼カメラ+ ミリ波レーダー | 単眼カメラ+ レーザーレーダー |
オートマチック ハイビーム | ◯ | ◯ |
衝突回避支援型 プリクラッシュ セーフティ | ◯ 昼・夜間歩行者 自転車 | ◯ |
レーントレーシング アシスト | ◯ | × |
レーン ディパーチャー アラート | ◯ ステアリング制御 白線/黄線 検出 道路端 検出 ふらつき警報 | ◯ 白線/黄線 検出 |
ロードサインアシスト | ◯ | × |
レーダークルーズ コントロール | ◯ | × |
先行車発進告知 | ◯ | ◯ |
トヨタ Toyota Safety Sense 搭載車種まとめ
新型プレミオ 予防安全装備
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。
新型プレミオ T-Connect DCMパッケージ標準搭載
新型カローラスポーツはDCMを標準搭載。T-Connect SDナビゲーションシステムとDCMが装備され3年間無料クルマ見守り、マップオンデマンド、エージェント、オペレーターサービスが可能。
マップオンデマンド(3年間無料) 新しい道路情報を自動更新してくれる。
エージェント(音声対話サービス) 話しかけるだけでエージェントが目的地を探してくれる。
エージェント(先読み情報案内サービス) 行き先を予測して役立つ情報を教えてくれる。
LINEマイカーアカウント LINEを通じて、ナビの目的地登録や天気・距離・所要時間・給油要否・出発時間の確認。
オペレーターサービス 24時間365日、専用オペレーターがナビ操作を行う。マイカーSecurity[アラーム通知/車両の位置追跡・警備員の派遣/エンジン始動通知/カーファインダー(停車位置確認)/うっかり通知/リモート確認]車両盗難・車上荒らしなどがあった時や、ドアロックの閉め忘れなどがあった時、さらに自車の位置を確認したい時、メールやスマートフォンを通じて適切な対応が行えます。
ヘルプネット(ワンタッチタイプ)【車内専用ボタン付】 突然の事故や急病時に、専門オペレーターが警察や消防に取り次ぎ、迅速な緊急車両の手配を行います。
リモートメンテナンスサービス [eケア(走行アドバイス)]警告灯点灯時に、お客様から販売店にお問い合わせされた場合、またはトヨタ販売店からお客様にご連絡する場合に、クルマから発信される情報を基に適切なアドバイスが可能です。[eケア(ヘルスチェックレポート)]クルマのバッテリーの状態、警告灯点灯状態などについて、T-Connectスマホアプリで確認できます。またトヨタ販売店からは、クルマから発信される情報をもとに最適なメンテナンスのアドバイスが可能です。 [マイカーカスタマイズ]車両カスタマイズ項目の一部分を、T-Connectスマホアプリより遠隔で設定可能です。
新型プレミオ 日本仕様 について
スペック | 新型プレミオ |
---|---|
全長 | 4,590mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,460mm |
ホイールベース | 2,700mm |
エンジン | 直列4気筒 DOHC 1.8L +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 53kW(72ps) |
フロントモーター 最大トルク | 163Nm(16.6kgm) |
リアモーター 最大出力 | 5.3kW(7.2ps) |
リアモーター 最大トルク | 55Nm(5.6kgm) |
システム出力 | 90kW(122ps) |
トランスミッション | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名 |
JC08モード燃費 | 30.0~34.2km/L |
WLTCモード燃費 | 25.6~30.0km/L |
価格 | 268万9,200円 |
トヨタ 新型 カローラ ツーリング (ワゴン)日本仕様 2019年9月17日発売
プレミオ / アリオンについて
旧型は2代目で2007年6月4日に発売を開始した。1代目からキープコンセプトで5ナンバーサイズを維持している珍しいセダン車である。
プレミオ / アリオンのマイナーチェンジを9年目のタイミングで2016年6月13日に行った。マイナーチェンジは燃費向上とフロントバンパー、リアバンパーなどのデザインを変更見た目は新型クラウンアスリート風のフロントバンパーを採用する。(プレミオ アリオン共通)メーターを一新し、多彩な情報を高解像度で表示する4.2インチカラーTFT液晶を採用。照明色・メーター指針を白に統一することで高級感を付与するとともに視認性を向上。
先進技術「Toyota Safety Sense C」を採用
「Toyota Safety Sense C」は、Gパケ・Gプラスパッケージ・Lパッケージ・EXパッケージに標準装備。
Toyota Safety Sense Cの主な特長
レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。
衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
プレミオ / アリオン スペックについて
スペック | プレミオ / アリオン | |||
---|---|---|---|---|
全長 | 4,590mm | |||
全幅 | 1,695mm | |||
全高 | 1,485mm | |||
ホイールベース | 2,700mm | |||
エンジン | 1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC |
2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC |
3ZR-FAE型 2.0L 直4 DOHC |
|
最高出力 | 109ps/ 6,000rpm |
143ps/ 6,200rpm |
131ps/ 6,200rpm |
152ps/ 6,100rpm |
最大トルク | 13.9kgm/ 4,800rpm |
17.6kgm/ 4,000rpm |
16.4kgm/ 4,000rpm |
19.7kgm/ 3,800rpm |
駆動方式 | 2WD(FF) | 4WD | 2WD(FF) | |
JC08モード燃費 | 19.2km/L | 16.4km/L | 14.8km/L | 15.6km/L |
乗車定員 | 5名 |
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/29375724.html
トヨタ プレミオ