トヨタ カローラツーリングは、ステーションワゴン人気の火付け役として、2019年発売以来好調な販売を続けています。
トヨタを代表する車種といえば、カローラを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。1966年の誕生以来、世界中で愛され続け、累計販売台数は5,000万台を突破するほどの大ベストセラーカーです。そのカローラシリーズの中でも、近年特に注目を集めているのが「カローラツーリング」です。
カローラツーリングは、スタイリッシュなデザインと実用性を兼ね備えたステーションワゴンとして、幅広い層から支持を集めています。今回は、カローラツーリングの販売台数と生産台数の推移を分析し、その好調の要因を探るとともに、カローラツーリングの魅力に迫ります。
カローラツーリングの販売台数
カローラツーリングは、2019年9月にフルモデルチェンジを行い、12代目へと進化しました。この12代目モデルは、スポーティなデザインと優れた走行性能、そして先進の安全装備が大きな特徴です。
日本自動車販売協会連合会によると、2020年のカローラツーリングの販売台数は約6.7万台で、ステーションワゴンとしてはトップクラスの販売台数を記録しました。2021年には約7.4万台、2022年には約8万台と、年々販売台数を伸ばしています。
カローラツーリングは、カローラシリーズの中でカローラクロスに次ぐ第2位の人気車種であり、ワゴン市場においてもトップクラスの販売台数を誇っています。
2023年 販売台数
2023年1年間の販売台数はなんと、40,470台と発売から5年目の車種とは思えない販売台数となっています。
年月 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 合計 |
---|---|---|---|
2023年1月 | 460台 | 2,850台 | 3,310台 |
2023年2月 | 430台 | 2,250台 | 2,680台 |
2023年3月 | 880台 | 4580台 | 5,460台 |
2023年4月 | 410台 | 2,880台 | 3,290台 |
2023年5月 | 300台 | 2,770台 | 3,070台 |
2023年6月 | 630台 | 2,620台 | 3,250台 |
2023年7月 | 530台 | 3,050台 | 3,580台 |
2023年8月 | 380台 | 2,570台 | 2,950台 |
2023年9月 | 400台 | 3,330台 | 3,730台 |
2023年10月 | 340台 | 2,740台 | 3,080台 |
2023年11月 | 290台 | 3,000台 | 3,290台 |
2023年12月 | 340台 | 2,580台 | 2,920台 |
合計 | 5,390台 | 35,080台 | 40,470台 |
2024年販売台数
年月 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 合計 |
---|---|---|---|
2024年1月 | 330台 | 3,100台 | 3,430台 |
2024年2月 | 260台 | 3,940台 | 4,200台 |
2024年3月 | 370台 | 4,730台 | 5,100台 |
2024年4月 | 250台 | 2,700台 | 2,950台 |
2024年5月 | 330台 | 2,710台 | 3,040台 |
2024年6月 | 480台 | 2,930台 | 3410台 |
2024年8月 | 290台 | 2,680台 | 2,970台 |
2024年9月 | 330台 | 3,090台 | 3,420台 |
合計 | 2,640台 | 25,880台 | 18,720台 |
カローラツーリングが発売された2019年に発表された月間目標販売台数は5,400台ととなっています。しかし、2024年現在は、その目標代位数を大きく下回ってはいますが、平均3,000台以上を生産・販売しています。
カローラツーリングの生産台数
カローラツーリングの生産台数は、公式には公表されていません。しかし、販売台数の多さから、トヨタの国内工場で安定的に生産されていると考えられます。また、カローラシリーズ全体の生産台数も増加傾向にあり、カローラツーリングの生産もそれに伴って増加している可能性があります。
カローラツーリングの人気の理由
トヨタ カローラツーリングは、スポーティなデザインと実用性を兼ね備えたステーションワゴンとして、幅広い層から支持を集めています。この記事では、カローラツーリングの魅力、性能、そして購入を検討する際のポイントについて詳しく解説します。
カローラツーリングの生産台数推移
カローラツーリングは、トヨタ自動車高岡工場で生産されています。高岡工場は、トヨタの国内工場の中でも最新鋭の設備を誇り、高品質なクルマづくりを実現しています。
カローラツーリングの生産台数は、販売台数の増加に伴い、年々増加傾向にあります。2020年は約7万台、2021年は約7.5万台、2022年は約8.2万台と、順調に生産台数を伸ばしています。
カローラツーリングの魅力
カローラツーリングは、その洗練されたデザインと機能性の高さで、多くのユーザーを魅了しています。
- スポーティで洗練されたエクステリアデザイン: 流麗なシルエットとシャープなラインが特徴的なエクステリアは、スポーティでありながら都会的な印象を与えます。
- 広々とした快適なインテリア: ゆったりとした室内空間と、多彩なシートアレンジが可能な後部座席は、ファミリーユースやレジャーなど、様々なシーンで活躍します。
- 充実したラゲッジスペース: 大容量のラゲッジスペースは、普段使いはもちろん、旅行やアウトドアなど、荷物の多い場面でも安心です。
カローラツーリングの性能
カローラツーリングは、走行性能、燃費性能、安全性能のいずれも高いレベルでバランスが取れています。
- 軽快で安定感のある走り: 1.5Lガソリンエンジンと1.8Lハイブリッドシステムの2種類のパワートレインが用意されており、いずれもスムーズで力強い加速と安定感のあるハンドリングを実現します。
- 優れた燃費性能: ハイブリッドモデルは、WLTCモード燃費27.3km/L~29.5km/L(2WD)という優れた燃費性能を誇り、環境にも家計にも優しい一台です。
- 先進の安全装備: トヨタセーフティセンスをはじめとする最新の安全装備が標準搭載されており、ドライバーをサポートし、安全なドライブを支援します。
車格の割に値段が安い 3ナンバー化によるお得感
一世代前のカローラシリーズの日本モデルは日本の道路事情に特にこだわり5ナンバーサイズにこだわってきた、しかし今回新型となってからは全シリーズ3ナンバー化となっている。ボディサイズがワイドになったことで走りの安定感と共にエクステリアの高級感なども増して見えるため価格が差ほど上がっていないのに大きくワングレードアップした車種に見える。
TNGAプラットフォーム(GA-C)採用
最新のプラットフォーム「TNGA」を採用。上質な走りと快適な乗り心地、静粛性を実現。また、快適性能に加えて、広々としたキャビン、乗降性の良さ、あらゆるシーンで使用いただけるクラストップレベルのラゲージスペース、安全装備により、「快適・便利・安心」を追求。
直4 DOHC 1.8L+ モーター(THSⅡ)のハイブリッドシステムを搭載
エンジンは実績と定評がある4代目「プリウス」から採用された「直4 DOHC 1.8L+ モーター(THSⅡ)」とカローラシリーズで長年採用される「1.8L 直列4気筒DOHCエンジン」+「Super CVT-i」を採用。
インテリアは基本的にはカローラシリーズ共通デザイン 最新装備充実
インテリアは基本的にはカローラシリーズ共通デザインである。室内灯をLED、電動パーキングブレーキ&ホールドを採用。メーターには7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイを中央に配置した。CarPlayやAndroidAutoに対応の「ディスプレイオーディオ」を標準装備。DCM車載通信機を標準装備、コネクティッドサービスを基本利用料5年間無料。
トヨタの先進の安全装備 「Toyota Safety Sense」 採用
Toyota Safety Sense については改良が施され、細かな調整がされより安全技術が向上する(夜間の歩行者も検知可能、先行車発進告知機能)。従来までの「Toyota Safety Sense P/C」の名称を「Toyota Safety Sense」に統一した衝突回避支援パッケージとする。インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を(G“X”)以外標準装備。 「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」(サポカーS〈ワイド〉対象車対象車となる。
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編集部から一言
カローラツーリングは、スタイリッシュなデザイン、優れた走行性能、充実した安全装備、そして実用性の高さを兼ね備えた、まさに「理想のワゴン」といえるでしょう。販売台数と生産台数の推移からも、その人気ぶりが伺えます。今後も、カローラツーリングは、多くのユーザーに愛され続けることでしょう。