現在、国内市場からは撤退している、いすゞですが、かつて人気を博したSUV 「ビッグホーン」の復活を期待する声は根強くあります。新型「ビッグホーン」のフルモデルチェンジは2026年以降になると予想されています。実現すれば、24年ぶり復活となります。デジタルアーティストのTheottle氏が最近公開した予想CGは、そんな期待をさらに高めるものでした。果たして、ビッグホーンは本当に復活するのでしょうか?
いすゞの現在地 海外市場での存在感
いすゞは2002年に国内乗用車市場から撤退しましたが、海外、特に新興国市場ではピックアップトラック「D-MAX」などで確かな存在感を示しています。このことから、日本市場への再参入も決して不可能ではないと考えられます。
ビッグホーンはSUVブームの先駆者
初代ビッグホーンは1981年に登場し、後のSUVブームを牽引する存在となりました。トヨタ「ハイラックス サーフ」や三菱「パジェロ」といった人気車種が登場する以前から、本格的なオフロード性能と快適性を兼ね備えたSUVとして高い評価を得ていました。
予想CGが示す新型ビッグホーンの姿
デジタルアーティストTheottle氏が公開した予想CGは、ホンダ「パイロット」をベースに、2代目ビッグホーン後期型のデザイン要素を取り入れたものです。大型ヘッドライトやハーフカップ型グリルなど、力強さと洗練された印象を兼ね備えています。
パワートレインには電動化でさらなる進化へ
新型ビッグホーンのパワートレインには、ホンダ「パイロット」の3.5リットルV型6気筒エンジンとAWDシステムの搭載が予想されます。さらに電動化技術の導入により、最高出力300ps以上のパワフルな走りが期待できます。
2026年以降の復活に期待
いすゞが国内市場に再参入し、自社開発・生産を再開するとしても、実現は最速で2026年以降と見られています。しかし、トヨタ「ランドクルーザー70」の復活劇が示すように、人気車種の復活は大きな話題となり、ブランドイメージ向上にも大きく貢献します。新型ビッグホーンの登場は、いすゞ復活の狼煙となるかもしれません。
編集部から一言
いすゞ「ビッグホーン」の復活は、多くの自動車ファンにとって夢のような話でしょう。今回の予想CGは、そんな期待をさらに高めるものでした。
いすゞが国内乗用車市場に再参入するとなれば、大きな話題となることは間違いありません。しかし、その実現には多くの課題があることも事実です。
それでも、トヨタ「ランドクルーザー70」の復活が示すように、ユーザーの熱い想いは、時にメーカーの決断を動かすことがあります。
ビッグホーン復活への期待を胸に、今後のいすゞの動向に注目していきましょう。
写真・情報提供:APOLLO NEWS SERVICE