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日産 新型 リーフ フルモデルチェンジ|日本モデル2025年10月8日発表 ZE2型の全貌解説

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2025年10月8日、日産自動車は3代目となるフルモデルチェンジ版、新型リーフ(ZE2型)を発表しました。価格は「B7 X」が518万8700円、「B7 G」が599万9400円。55kWhバッテリを搭載する「B5」については2026年2月ごろの発表を予定しています。

初代から15年の歳月を経て、クロスオーバースタイルに生まれ変わった新型リーフは、最長702kmの航続距離と先進的な装備を備え、電気自動車の新たなスタンダードを提示しています。本記事では、新型リーフの詳細スペック、価格、装備内容について詳しく解説します。

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目次

【速報】新型日産リーフ(ZE2型)2025年10月8日に日本初公開決定

公開方法と詳細

  • 公開日時:2025年10月8日(水)午前10時
  • 配信場所:日産公式YouTubeチャンネル
  • 発売予定:「B7」グレードの受注を10月17日に開始、「B5」グレードについては2026年2月ごろの発表を予定

すでにアメリカ市場や欧州市場向けモデルは先行公開されているものの、日本市場向けの仕様については未公開だったため、この発表は多くのEVファンにとって待望のニュースとなっています。

新型リーフの革新的な変化点|SUVスタイルへの大胆な変更

ボディスタイルの大幅変更

2026 Nissan Leaf US

新型リーフ(ZE2型)最大の特徴は、従来の5ドアハッチバックからクロスオーバーSUVスタイルへの大胆な変更です。この変更により以下のメリットが実現されています:

エクステリアの特徴

新型リーフは従来のハッチバックスタイルから、クロスオーバースタイルに大胆変更されました。

主な外装特徴:

2026 Nissan Leaf US
2026 Nissan Leaf US
  • 6つの丸みを帯びた長方形で構成されたシグネチャーランプ
  • 一文字のセンターLEDアクセントランプ(B7 Gグレード)
  • 電動格納式アウトサイドドアハンドル
  • フラットなアンダーフロア設計
  • 空力最適化されたホイールデザイン

空力性能の向上

2026-Nissan-Leaf
日産 リーフ
  • Cd値:0.26まで低減(従来比大幅改善)
  • フラッシュドアハンドル(全グレード標準装備)
  • 空力最適化ホイールデザイン
新型 リーフ フラッシュドアハンドルを採用
新型 リーフ フラッシュドアハンドルを採用

先代モデルとのボディサイズ比較

現行リーフ(2代目)

現行リーフ(2代目)

ボディサイズ詳細

寸法項目新型リーフ先代リーフ差異
全長4,360mm4,480mm-120mm
全幅1,810mm1,790mm+20mm
全高1,550-1,565mm1,560mm-10mm〜-5mm
ホイールベース2,690mm2,700mm-10mm
最小回転半径5.3m5.4m-0.1m
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次世代パワートレイン「3-in-1」システム搭載

革新的な統合パワートレイン

新型リーフには、日産初の「3-in-1」電動パワートレインシステムが搭載されます。これまで3つに分かれていたインバーター、モーター、ギヤ(減速機)を一体化することで:

性能向上のポイント

  • 小型化:従来比10%コンパクト化
  • 出力向上:55kWhモデル177ps/35.2kgm、75kWhモデル218ps/36.2kgm
  • 静粛性向上:日常走行速度で最大2dB改善

航続距離詳細

バッテリー容量航続距離(WLTC)プロパイロット2.0装着時
55kWh(B5)490km-
78kWh(B7 X)702km687km
78kWh(B7 G)685km670km

充電性能・時間

充電方式最大出力充電時間備考
急速充電150kW35分(10-80%)CHAdeMO規格
普通充電6kW-AC充電
外部給電1.5kW-AC外部給電コネクター

バッテリー性能の大幅向上

航続距離の飛躍的向上

グレードバッテリー容量航続距離(WLTC)従来モデル比較
B5グレード55kWh490km+168km向上
B7グレード75kWh702km+252km向上

急速充電性能

  • 最大150kW急速充電対応
  • B5:30分で330km走行分充電可能
  • B7:30分で470km走行分充電可能
  • 水冷式バッテリー温調システム採用で寒冷地性能向上

今回発表した78kWhのバッテリ容量を持つリーフ B7は、一充電走行距離 最大702km(WLTC)を実現した。

日本専用グレード構成と装備詳細

先行販売3グレード構成

日本市場では、まず75kWhバッテリー搭載の上位3グレードが先行販売されます:

  1. B7 Xグレード(ベース)
  2. B7 Gグレード(上級)
  3. B7 AUTECHグレード(カスタムモデル)

エントリーグレード「B5 S」の詳細装備

標準装備内容

  • 55kWhバッテリーパック(航続距離490km)
  • 18インチスチールホイール(ホイールキャップ付き)
  • プロパイロット1.0
  • インテリジェント・ディスタンスコントロール
  • フロントシートヒーター(運転席・助手席)
  • 12.3インチフル液晶メーター
  • 12.3インチナビゲーションディスプレイ

非装備項目(上位グレード専用)

  • ETC2.0車載器
  • ワイヤレス充電
  • Googleビルトインナビゲーション
  • 前後ドライブレコーダー
  • ステアリングヒーター
  • アルミホイール(18/19インチ)
  • インテリジェント・アラウンドビューモニター
  • ヒートポンプ式暖房機能

最新テクノロジーと先進装備

インテリアデザイン

主な内装特徴:

  • 水平基調のフローティングデザインインパネ
  • 12.3インチデュアルディスプレイ
  • ミニマルな雰囲気の操作系
  • フラットフロアによる開放的な室内空間

先進装備一覧

装備名B7 XB7 G説明
12.3インチデュアルディスプレイメーター+インフォテインメント
Google搭載NissanConnectGoogleマップ・アシスタント対応
調光パノラミックガラスルーフ電子調光技術、遮熱機能付
BOSEサウンドシステム-10スピーカー、ヘッドレスト内蔵
3Dホログラムテールランプ-"Ⅱ三"パターンLED
プロパイロット2.0ハンズオフ運転支援

凡例: ● 標準装備、○ メーカーオプション、- 設定なし

2026 Nissan Leaf US

14.3インチデュアルディスプレイシステム

従来の7インチメーター+9インチインフォテインメントから、14.3インチ統合デュアルディスプレイに大幅アップグレード。

新型リーフ 14.3インチの大型デュアルディスプレイを採用
新型リーフ 14.3インチの大型デュアルディスプレイを採用

搭載機能

  • Googleビルトインシステム
  • ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto
  • 車内Wi-Fi対応
  • インテリジェントルートプランナー

革新的な快適装備

調光パノラミックガラスルーフ

  • ワンタッチで透明度調整可能
  • IR(赤外線)反射コーティング搭載
  • 従来ルーフより+20mm頭上空間拡大
2026-Nissan-Leaf 調光パノラミックガラスルーフ
調光パノラミックガラスルーフ

プレミアムオーディオシステム

  • 10スピーカーBose Personal Plusシステム
  • ヘッドレスト内蔵スピーカー
  • 64色アンビエントライト
2026-Nissan-Leaf BOSEヘッドレストスピーカー
BOSEヘッドレストスピーカー

日本専用の特別装備

減速セレクター(パドルシフト)搭載

日本仕様の注目機能として、ステアリング後方の減速セレクターを搭載。4段階の減速調整が可能で、e-Pedal Stepとの組み合わせにより、多様な運転スタイルに対応します。

搭載グレード:B7 Gグレードのみ標準装備

3Dホログラムテールランプ

2026-Nissan-Leaf 日産の2と3を表している」という「LED3ホログラフィックリアコンビネーションランプ」
日産の2と3を表している」という「LED3ホログラフィックリアコンビネーションランプ」

上位グレードB7 Gには、「Ⅱ三」デザインの3Dホログラムテールランプを採用。他グレードは「二」デザインのシンプルなLEDテールランプとなり、明確な差別化が図られています。

安全性能の大幅向上

プロパイロット2.0システム搭載(メーカーオプション)

最新の運転支援システム「プロパイロット2.0」を採用:高速道路でのハンズオフ運転が可能な最新の運転支援システム。

主要機能

  • 準天頂衛星システム高精度測位
  • 3D高精度地図データ活用
  • 同一車線内ハンズオフ走行対応
  • インテリジェントディスタンスコントロール

先進的な周辺監視システム

  • インテリジェントアラウンドビューモニター
  • 3Dビュー機能
  • フロントワイドビュー
  • インビジブルビュー(ボンネット死角確認)

標準安全装備一覧

装備名機能概要
インテリジェントルームミラー後方視界をデジタル表示
インテリジェントアラウンドビューモニター360度俯瞰映像
インテリジェントディスタンスコントロール車間距離自動調整
ドライブレコーダー前後録画対応
プロパイロットパーキング自動駐車支援

カスタムグレード「AUTECH」

AUTECHの特徴

エクステリア専用装備:

  • メタル調フィニッシュ専用パーツ
  • 「航跡波」モチーフのシグネチャーLED
  • 海面の煌めき表現ドットパターンフィニッシャー
  • 専用19インチアルミホイール(ダーク金属調)

インテリア専用装備:

リーフ AUTECH
リーフ AUTECH
  • テーラーフィット素材シート
  • AUTECHブルーステッチ
  • ブルーパイピング
  • 専用ブラック基調コーディネート

価格設定と市場ポジション

B7グレード(78kWhバッテリー)価格表

グレード価格(税込)主な特徴
B7 X5,188,700円エントリーグレード、18インチホイール
B7 G5,999,400円上位グレード、19インチホイール、3Dホログラムテールランプ
AUTECH6,513,100円カスタムグレード、専用エクステリア・インテリア

B5グレード(55kWhバッテリー)※2026年2月頃発売予定

より多くのお客様にお求めやすい価格での設定が予定されています。

購入ガイド・おすすめグレード

グレード選択のポイント

B7 Xがおすすめの方:

  • コストパフォーマンス重視
  • 基本装備で十分
  • 初回購入者

B7 Gがおすすめの方:

  • 上質な装備を求める
  • 音響システム重視
  • 3Dテールランプに魅力を感じる

AUTECHがおすすめの方:

  • 個性的なデザインを求める
  • プレミアム感重視
  • カスタム車を好む

競合他車との比較

主要EV競合車との航続距離比較

車種航続距離(WLTC)価格帯
新型リーフ490-702km518-651万円
トヨタbZ4X559-567km550-650万円
三菱eKクロスEV487-542km627-715万円
ヒョンデIONIQ 5470-610km539-781万円

新型リーフは、競合車を上回る航続距離手頃な価格設定により、EV市場での優位性を確立する狙いです。

まとめ|新型リーフが切り開くEVの未来

2025年10月8日に発表される新型日産リーフ(ZE2型)は、以下の革新的な特徴により、日本のEV市場に大きなインパクトを与えることが期待されます:

主な進化ポイント

  1. SUVスタイルへの大胆な変更で実用性とデザイン性を両立
  2. 次世代3-in-1パワートレインによる性能向上
  3. 最大702kmの圧倒的な航続距離で実用性を大幅改善
  4. 14.3インチ統合ディスプレイによる先進的なユーザー体験
  5. 競合車を凌ぐコストパフォーマンス

日産リーフのフルモデルチェンジは、単なる商品改良ではなく、電気自動車の新時代を切り開く重要なターニングポイントとなるでしょう。10月8日の正式発表まで、さらなる詳細情報の公開が待たれます。

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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