トヨタはヤリスのクロスオーバーもでる「ヤリスクロス」とカローラのクロスオーバーモデル「カローラクロス」を2020年に発売する。
トヨタの強さ
「ヤリスクロス」や「カローラクロス」を見て感じる人もいるかもしれないがベースは確かに「ヤリス」や「カローラ」を使っているのは見受けられるがフロントマスクやリヤは完全なオリジナルモデルと作り込んでいるところだ。
他社をはじめ今までのトヨタ車でもベース車両に車高を上げたクロスオーバーモデルは多く存在した。これができるトヨタは本当に強いなと思うばかりだ。
過去にクロスオーバーされた車は?
ノート SUVテイストの派生モデル「C-Gear」
新型ノートをベースに存在感のある内外装を与えてアクティブ感を強調したSUVテイストの派生モデル「C-Gear(シーギア)」として2017年10月30日発売。最低地上高は通常モデルと変更はなく、「ダーククロムフロントグリル」「ダークメタリックフロント スタイリングガード」「ルーフモール」などを装備してSUVテイストを盛り込んだモデルだ。
カローラフィルダー(モデリスタ クロススタイル オプション)
アクアのSUV風モデル「X-URBAN(エックスアーバン)」と同じ様な仕様で、前後バンパー、サイドシルガーニッシュ、フェンダーガーニッシュ、アルミホイールなどを変更。フェンダーガーニッシュ、フロントスポイラーとリヤスカート、中央のスキッドプレート風なSUVデザインと左右のスポーティなエアロ形状。
アクア クロスオーバー (エックスアーバン)
アクアのマイナーチェンジを行い2014年12月8日発売。新グレード「エックスアーバン(X-URBAN)」のラインアップ。専用サスペンションの採用により地上高はアクアより20mm高くなっている。
フィット(CROSSTAR)
フルモデルチェンジを行い2020年2月14日に発売する。クロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長とした「CROSSTAR(クロスター)」を新設定。他グレードより最低地上高を5mm~25mmアップ。
フリード(CROSSTAR)
マイナーチェンジを行い2019年10月18日に発売した。クロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長とした「CROSSTAR(クロスター)」を新設定。「クロスター」は専用デザインのフロントグリルと前後バンパー、アルミホイールを採用。ドアアウターハンドル、ドアミラーにシルバー塗装、サイドシルガーニッシュはブラックに変更。専用装備のルーフレールも追加。
ek クロス
「ekワゴン」のフルモデルチェンジを行い2019年3月14日発表、3月28日に発売した。eKクロスは今回新たに設定した三菱自動車独自のSUVテイストのクロスオーバーモデルで、SUVらしい力強さをハイトワゴンに掛け合わせた(クロスさせた)ことから命名。
スペーシア ギア
スペーシアをベースに外観をSUVテイストに演出。見た目は今話題の新型ジムニーやハスラー、クロスビーに似たフロントマスクを採用。ギアと名付けているが「道具」を表している。インテリアにはツールボックスをモチーフにした大きな助手席アッパーボックスアクティブにアウトドアを遊べるようにオレンジのステッチを施したはっ水加工のブラックシート、防汚仕様の荷室フロアとリアシート背面を採用している。
どの車種も見て分かる通り、通常モデルよりも車高を上げ、クロスオーバースタイル(SUV風)のエクステリアデザインを取り入れているがオリジナルからはさほど変更がない。どうしても開発コストを考えるとオリジナルから大きな変更は難しい。トヨタはオリジナルから名前とデザインを残しながらも新しい車種に仕上げている「ヤリス クロス」「カローラ クロス」だけに人気車種となる可能性が十分あるだろう。
トヨタ 新型 ヤリス クロス 追加 クロスオーバー スタイル 2020年9月発売
トヨタ 新型 カローラ クロス クロスオーバーモデル 2020年11月発売