日産はハイパフォーマンスモデル「リーフ e+」62kWh駆動用バッテリー搭載モデルを2019年1月23日に発売した。2019年1月12日 – 2019年1月27日に開催されるデトロイトモーターショー2019にて「リーフ E-Plus」量産モデルを世界初公開すると発表した。
リーフ 価格:324万3240円~399万9240円
リーフ e+ 価格:416万2320円~472万9320円
新型リーフ e+について
今回のフルモデルチェンジによりバッテリースペース確保を行い、更に大容量バッテリーモデルをラインナップに加える。旧型型と同じく2種類のバッテリー容量から選択でき様になる。
新型モジュールを採用してバッテリーパックの密度を約25%向上させ、搭載セル数をこれまでの192セルから288セルに増加させた。2019年1月23日に発売される予定のハイパフォーマンスモデルの上級仕様の新「リーフ e+」は具体的には現在のモデルの倍となる62kWh駆動用バッテリーを搭載しJC08モード570kmとなる。通常の新型リーフに比べバッテリーの大きさにより最低地上高は15mmダウンしている。エントリーモデルは40kWh駆動用バッテリーを搭載し、JC08モード400kmとなる。
200V充電で約16時間、100Vは約56時間で100%充電となる。(旧型 200V充電で8時間、100Vは28時間で100%充電。)やはり、バッテリー容量が増えることで充電時間が増える。
200V急速充電器を使用することで80%まで充電するのにかかる時間(急速充電)は 40分で充電可能なのである程度はカバーできるだろう。
新型リーフ e+のモーターについて
スペック | リーフ | リーフ e+ |
---|---|---|
全長 | 4,480mm | |
全幅 | 1,790mm | |
全高 | 1,540mm | 1,545mm |
ホイールベース | 2,700mm | |
エンジン | 通常モデル 「EM57」型 |
ハイパフォーマンスモデル 「EM57」型 |
最高出力 | 110kW(150ps)/ 3283-9795rpm |
160kW/(218ps) 4,600-5,800rpm |
最大トルク | 320Nm(32.6kgm)/ 0-3283rpm |
340Nm(34.7kgm)/ 500-4,000rpm |
乗車人数 | 5人乗り | |
空力抵抗(Cd値) | 0.28 | |
車両重量 | 1,490-1,520kg | 1,670~1,680kg |
普通充電 | 6時間(3kW)/ 8時間(6kW) |
12.5時間(6kW) |
80%まで充電する のにかかる時間 (急速充電) |
40分 | 60分 |
リチウムイオンバッテリー | 40kWh | 62kWh |
JC08モード航続距離 | 400km | 570km |
WLTPモード航続距離 | 322km | 458km |
新型リーフ グレード価格について (2019年)
グレード | 原動機 | 駆動方式 | バッテリー容量 | 価格 |
---|---|---|---|---|
S | EM57 | 2WD | 40kWh | 3,243,240円 |
X | 3,661,200円 | |||
G | 3,999,240円 | |||
e+ X | 62kWh | 4,162,320円 | ||
e+ G | 4,729,320円 |
新型リーフについて
日産は新型リーフのフルモデルチェンジを行い2017年9月6日発表し、2017年10月2日から日本で発売を開始した。アメリカ、カナダ、欧州をはじめ世界各国で2018年1月より販売を開始した。
価格 40kWh駆動用バッテリー搭載モデル:315万360円~399万600円
補助金を適用すれば275万円から。
新型リーフ エクステリア
低重心でスリークなプロポーション、そしてシャープでダイナミックなデザインを採用。優れたエアロダイナミクスとともに、スリークなシルエットとクールで先進的な表現が、EVらしい爽快な走りを予感させる。フロントには、日産のデザインランゲージであるブーメラン型のランプシグニチャーや、Vモーショングリルを採用。また、深みのあるクリアーブルーのフラッシュサーフェイスグリルや、リアバンパーのブルーモールディングなど、日産の電気自動車であることを表現した。
新型リーフ インテリア
シートやダッシュボード、ステアリングホイールなどには、日産の電気自動車であることを表現。
力強いブルーのステッチが施され、メーター内には7インチのフルカラー(TFT)ディスプレイを装備。ディスプレイは画面レイアウトを刷新し、セーフティ・シールドの作動状況やモーターの出力や回生状況を表示するパワーゲージやオーディオやナビゲーションシステムの情報などの主要機能を分かりやすく表示。ナビゲーションシステムには、「Apple CarPlay」が搭載される。
自律走行技術 ProPILOT(プロパイロット) パイロットドライブ 1.0搭載
更に目玉となるのがセレナ、キャッシュカイ(デュアリス) に搭載される今後より上のプロパイロット 2.0搭載される。
徐々に機能が追加されていく。
Piloted Drive 1.0
高速道路の単一のレーンを自律的に走行することが出来るのみである。
Piloted Drive 2.0
2018年にはレーンチェンジや道路上の危険を判断しての回避も出来るようになる。
Piloted Drive 3.0
2020年には市街の交差点を安全にナビゲート出来るようなるそうだ。
Piloted Drive 4.0
無人運転を可能にする完全自動運転だ。
プロパイロット パーキング搭載
日産は新型リーフに、国産車初の本格的自動駐車システム「プロパイロット パーキング」を搭載すると2017年7月5日に発表した。駐車操作のすべて(アクセル・ブレーキ・ハンドル・シフト、さらにパーキングブレーキまで)を自動制御する。
e-Pedal搭載
アクセルペダルのみの操作で、発進、スピードアップ、スローダウン、停止保持が可能な「e-Pedal」搭載
新型リーフのボディカラーについて
単色8色、ツートンカラーが6色の全14色をラインナップした。
単色
ブリリアントホワイトパール
スーパーブラック
ブリリアントシルバー
ラディアントレッド
タンジェリンオレンジ
ダークメタルグレー
オーロラフレアブルーパール
スプリングライトグリーン
ツートンカラー
ボディカラー×ルーフカラー
ブリリアントホワイトパール×オーロラフレアブルーパール
スーパーブラック×ダークメタルグレーメタリック
チャイナブルー×スーパーブラック
サンライトイエロー×スーパーブラック
ラディアントレッド×スーパーブラック
ブリリアントホワイトパール×スーパーブラック
リーフ グレードについて (2018年)
グレード | 価格 |
---|---|
G | 3,990,600円 |
X | 3,513,240円 |
S | 3,150,360円 |
S
ハロゲンヘッドランプ
電動格納式リモコンドアミラー
ウレタンステアリング
e-ペダル
フルオートエアコン
4スピーカー
16インチスチールホイール&ホイールカバー
インテリジェントエマージェンシーブレーキ
車線逸脱警報
進入禁止標識検知
X
Sに加えて
サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー
本革巻きステアリング
乗る前エアコン
リモート充電
G
Xに加えて
LEDヘッドランプ
ハロゲンフォグランプ
プロパイロットパーキング
インテリジェントアラウンドビューモニター
インテリジェントルームミラー
電動パーキングブレーキ
プラズマクラスター搭載フルオートエアコン
ヒートポンプシステム
17インチアルミホイール
フロント&バックソナー
プロパイロット
後側方車両検知機能
後退時車両検知警報
車線逸脱防止支援システム
ふらつき警報
新型リーフ スペック
スペック | リーフ |
---|---|
全長 | 4,480mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,540mm |
ホイールベース | 2,700mm |
エンジン | 通常モデル「EM57」型 |
最高出力 | 110kW(150PS)/3283-9795rpm |
最大トルク | 320Nm(32.6kgm)/0-3283rpm |
乗車人数 | 5人乗り |
空力抵抗(Cd値) | 0.28 |
車両重量 | 1,490-1,520kg |
普通充電 | 6時間(3kW)/ 8時間(6kW) |
80%まで充電するのにかかる時間 (急速充電) | 40分 |
リチウムイオンバッテリー | 40kWh |
JC08モード航続距離 | 400km |
WLTPモード航続距離 | - |
新型リーフ 公式発表
自動運転を具現化したコンセプトカー「Nissan IDS Concept(ニッサン IDS コンセプト)」を東京モーターショー2015で公開した。これが次期リーフだ。ルノー・日産アライアンスの最高経営責任者のカルロス・ゴーン氏は、「2017 International CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」で行ったプレスカンファレンスにおいて、日産の電気自動車の新型リーフに半自律走行機能を搭載する見通しであることを明らかにした。2017年5月18日(北米時間)に次世代リーフの最初のティーザーイメージを発表した。
2017年6月30日に新型リーフを2017年9月6日に発表すると新しいティーザーイメージと共に発表した。新型リーフに、国産車初の本格的自動駐車システム「プロパイロット パーキング」を搭載すると2017年7月5日に発表した。2017年9月6日 幕張メッセ「ワールドプレミアム記者発表」にて全世界に向けて発信。
第45回東京モーターショー2017(2017年10月27日(金)~11月5日(日))にて量産モデルを公開する。既にプロトタイプを使い、プロモーション撮影が行われており、モザイクのない車両のスパイショットの撮影もされている。
リーフについて
先代モデルは2010年12月に日本とアメリカで発売を開始している。2012年には世界で量販される5ドアハッチバック型の電気自動車である。
「リーフ(LEAF)」は、英語で「葉」を意味する「leaf」が由来となっており、植物の葉が大気を浄化することから車名に選ばれた。
バッテリーには、日産とNECの合弁会社であるオートモーティブエナジーサプライによって製造される、セル192個を直並列接続し90kW以上の出力を発生するラミネート型リチウムイオンバッテリーが採用された。充電に関しては、3相200Vの急速充電器の利用により、バッテリー残量警告灯が点灯した状態から電池容量の80%まで30分で充電することができる。単相200Vの普通充電の場合約8時間でバッテリー残量警告灯点灯から100%まで充電可能であり、基本的には200Vでの充電が推奨される。100Vの充電ケーブルは標準装備されず、オプション対応が可能であるが、充電器の仕様により単相100Vの普通充電ではおよそ28時間かかる。
2012年11月のマイナーチェンジでは、モーター類の軽量化に加え、バッテリーモジュールとケースの構造の合理化やその他のパーツの軽量化により、およそ80kg軽量化がなされている。現在の航続距離は24kWh駆動用バッテリーでJC08モードで228kmだ。
2015年12月に マイナーチェンジ を行い、大容量30kWh駆動用バッテリーにより
1充電走行距離JC08モード280kmへと伸ばした。
先代モデルはこの二つの駆動用バッテリーモデルがある。
衝突回避および衝突時の被害低減を支援する「エマージェンシーブレーキ」走行中の車線逸脱回避を支援する「LDW(車線逸脱警報)」を全車標準装備する。
26万台を超える世界で最も売れている電気自動車である。
日産リーフ