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トヨタ 新型 パッソ マイナーチェンジ スマートアシストⅢを全車に標準装備 2018年10月10日発売

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トヨタは新型パッソのマイナーチェンジを行い2018年10月10日に発売した。価格:117万7200円~186万8400円。

目次

新型パッソのマイナーチェンジモデルについて

発売から2年半のタイミングでマイナーチェンジとなる。旧型の「スマートアシストⅡ」から「スマートアシストⅢ」を搭載し全車標準装備とする。トヨタの先進技術といえば、「Toyota Safety Sense」であるが、ルーミー/タンクは設計および開発・生産をダイハツが行っているため「スマートアシストⅢ」が採用される。エクステリアとインテリアのデザインを変更し印象を一新する。パノラミックビュー対応ナビレディパッケージを設定MODA“G package”には、上質さが際立つ15インチのアルミホイール、フォグランプベゼルに配したLEDイルミネーション、合成皮革+ファブリックシート、本革巻きシフトノブをセットにしたドレスアップパッケージを新設定。Xシリーズは、フロントグリル上部に添えたシルバー塗装のアクセントでシンプルかつシャープな印象を与えた。

先進技術「スマートアシストⅢ」標準搭載

スマートアシストⅡは単一カメラであったが、スマートアシストⅢとなり2つのカメラを装備。ダイハツは新型タント/ タントカスタムをマイナーチェンジ2016年11月30日に発売した。このタントに初搭載されたスマートアシストⅢをミライ―スにも搭載する。左右カメラ間隔80mmの世界最小ステレオカメラを採用。歩行者対応や従来より作動速度域を拡大。車体前後各二つのコーナーセンサー装備。

さらに進化したスマートアシストⅢが、運転中の「ヒヤッ」とするシーンで事故の回避を図り、あなたの安全運転を支援します。 ソナーセンサーに加え、ドライバーの視界や頭上空間を妨げない、世界最小ステレオカメラを新搭載。 歩行者や先行車、障害物などの様々な情報を的確に捉え、運転者に注意を促したり、緊急ブレーキを作動させます。

■衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両、対歩行者)

①衝突警報(対車両、対歩行者)

走行中に前方の車両や歩行者をカメラが検知し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザー音とメーター内表示でお知らせします。

②一次ブレーキ(対車両、対歩行者)

衝突の危険があるとシステムが判断した場合、自動的に弱いブレーキ(一次ブレーキ)をかけ、運転者に衝突回避を促します。

③被害軽減ブレーキアシスト(対車両、対歩行者)

一次ブレーキ機能が作動している時にドライバーがブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動し、ブレーキ制動力を高めます。

④緊急ブレーキ(対車両、対歩行者)

衝突が避けられないとシステムが判断した場合、強いブレーキ(二次ブレーキ)で減速。衝突を回避したり、被害を軽減します。

車線逸脱警報機能 走行中、ウインカーなしで車線からはみ出しそうになると、ブザー音とメーター内表示でドライバーに警告し、操作を促します。

先行車発進お知らせ機能 停止時に先行車が発進したことに気づかず、発進しなかった場合にブザー音とメーター内表示でお知らせします。

AT誤発進抑制制御機能

①前方誤発進抑制制御機能 ステレオカメラにより、前方4m以内に車両や壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「前進」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。

②後方誤発進抑制制御機能 リアバンパーに内蔵されたソナーセンサーにより、後方2~3m以内に壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「後退」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。

ハイビームアシスト ステレオカメラが対向車のヘッドランプなどの明るさを検知し、自動でハイビームとロービームを切り替えます。これにより、切り替え操作なくハイビームでの走行が可能になり、街灯の少ない道路でも安心して夜間の走行ができます。

「スマートアシストⅡ」「スマートアシストⅢ」の違いについて

機能システム スマートアシストⅡ スマートアシストⅢ
方式 レーザーレーダー+単眼カメラ ステレオカメラ
自動ブレーキ 歩行者
警告のみ(50km/h以下)

(50km/h以下)

自動ブレーキ 衝突回避

(20km/h以下)

(30km/h以下)

自動ブレーキ 被害軽減

(30km/h以下)

○(80km/h以下・

対歩行者 50km/h以下)

誤発進抑制 前方/後方
車線逸脱警報
先行者発進お知らせ
オートハイビーム

新型パッソのマイナーチェンジモデル グレード価格について

X 2WD 価格:1,177,200円

X 4WD 価格:1,350,000円

X“S” 2WD 価格:1,242,000円

X“S” 4WD 価格:1,414,800円

X“Lパッケージ・S” 2WD 価格:1,344,600円

X“Lパッケージ・S” 4WD 価格:1,517,400円

X“Gパッケージ” 2WD 価格:1,474,200円

X“Gパッケージ” 4WD 価格:1,647,000円

モーダ 2WD 価格:1,533,600円

モーダ 4WD 価格:1,706,400円

モーダ“Gパッケージ” 2WD 価格:1,695,600円

モーダ“Gパッケージ” 4WD 価格:1,868,400円

パッソについて

パッソは2代目で2010年2月15日から販売を開始。2014年4月14日にマイナーチェンジを行い、トヨタとダイハツで共同開発した新1Lエンジンを搭載しJC08モード燃費を6.4km/L向上(21.2km/L → 27.6km/L)

パッソはダイハツとの共同開発による車種で、企画およびマーケティングはトヨタ主導、設計および開発・生産はダイハツ主導で行われている。ダイハツのブーンとはバッジエンジニアリングによる双子車ではあるがOEM関係にはない。パッソとブーンの型式に共通性がない事や、製造事業者はパッソがトヨタ、ブーンがダイハツになるのはこのためである。トヨタはダイハツに生産を委託する形を取っている。

トヨタは3代目新型パッソのフルモデルチェンジを行い2016年4月12日に発売した。新型パッソが発売されると同時に新型ブーンも発売される。そして今回からダイハツによって企画・開発から生産までを一括して担いトヨタに対して供給するOEM車となっている。そして今回の3代目のフルモデルチェンジではサイズなどは旧型を維持。丸5年でのフルモデルチェンジを果たすこととなった。

旧型は1.0L 直列3気筒DOHCと1.3L 直列4気筒DOHCモデルがあるが1.0Lモデルのみとなる+Hanaモデルが廃止となり、代わりにパッソモーダという新モデルが登場。新型パッソモーダは旧型シエンタのような見た目となり言わばパッソの上級モデルである。新型プリウス新型シエンタなどのヘットライトにも採用されたBi-Beam LEDヘッドライトを採用。ヘッドライトユニットは1眼でハイビームとロービームを使い分ける更に、シャープな印象を与えるLEDクリアランスランプを組み合わせて採用した。LEDリヤコンビネーションランプも採用された。現在のラインアップでは今では当たり前となりはじめている、先進技術を取り入れる。トヨタの先進技術といえば、「Toyota Safety Sense」であるが、パッソは設計および開発・生産をダイハツが行っているため「スマートアシストⅡ」が採用される。

旧型パッソ スペックについて

スペック旧型 パッソ
全長3,650mm
全幅1,655mm
全高1,525mm
ホイールベース2,500mm
エンジン1.0L 直列3気筒DOHC
最大出力69ps/6,000rpm
最大トルク9.4kgm/4,400rpm
駆動方式2WD(FF) 4WD
トランスミッションCVT
JC08モード燃費28.0km/L
価格115万~165万円

トヨタニュースリリース

https://global.toyota/jp/detail/11650563/

https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/24832327.html

トヨタ パッソ

https://toyota.jp/passo/

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この記事を書いた人

サイト運営11年目となりました。車(クルマ)に関する記事は5000本以上書いてきました。新車・中古車、各メーカー、日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。多くの新型車種の予想も当ててきています。フォローお願い致します。

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