日産は新型「エクストレイル (X-TRAIL)」のフルモデルチェンジを行い日本モデルを2022年7月25日に発売する。一体何が変わるのか、新型と旧型と比較して違いをまとめてみました。米国の日産では2021年モデルとしてフルモデルチェンジモデルが2020年6月にに発表しており、同様以上の変化が期待される。
日産 エクストレイル 共通の変更点
エクステリアを大幅に変更。
メーターディスプレイを上級グレードは12.3インチのフル液晶デジタルメーターをを採用する。
大きい8インチまたは9インチタッチスクリーンディスプレイ&最新インフォテインメントシステム採用。
センターコンソールにテレイン設定用の小さなシフターノブとロータリーセレクターや電動パーキングブレーキ&ホールドを採用。
日産の新型プラットフォーム「CMF(Common Module Family、コモン・モジュール・ファミリー)」を採用。
エンジンラインナップにはe-POWERモデルを追加。
先進安全技術には「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」をはじめとする 「セーフティシールド360」「プロパイロット」など搭載。
日産 エクストレイル フルモデルチェンジ エクステリア 大幅変更
エクステリアデザイン変更、前後バンパーデザイン変更。スプリットヘッドライトに上部に取り付けられたLEDデイタイムランニングライトが付いている大きなダブル「Vモーショングリル」が特徴的。外観はフルモデルチェンジ(日本未発売)新型「ジューク」に似たデザインを採用する。
日産 新型 エクストレイル フルモデルチェンジ 共通のインテリア 変更点
インテリアには新しいステアリングホイール、デジタル液晶メーターに5インチまたは7インチディスプレイ、12.3インチのフル液晶デジタルメーターを設定。更に10.8インチのカラーヘッドアップディスプレイを採用した。大きい最新インフォテインメントシステム採用。インパネの上面にソフトパットを使用し高級感を高めた。「NissanConnectインフォテインメントシステム」は、「Apple CarPlay」「Android Auto」対応した8インチまたは9インチタッチスクリーンディスプレイを採用。センターコンソールにテレイン設定用の小さなシフターノブとロータリーセレクターや電動パーキングブレーキ&ホールドを採用。2列5人乗りまたは3列7人乗りをラインナップする。
日産 新型 エクストレイル フルモデルチェンジ 共通の安全装備 変更点
先進安全技術には「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」をはじめとする 「セーフティシールド360」「プロパイロット」など搭載。「 360° セーフティアシスト」は、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
日産 新型 エクストレイル フルモデルチェンジ パワートレイン変更点
エンジンは「1.5 L 3気筒ガソリンエンジンターボチャージャー付き(VCR)」を搭載、新型ノートe-POWER、新型セレナe-POWERと同じ仕組みを採用し188hp(140kW/190PS)モーターが駆動しエンジンは発電専用となる。可変圧縮機能を備えたガソリンエンジンが効率的かつ静かな方法で動作し、インバーターとバッテリーにエネルギーを生成しながら、ドライバーが電気モーターの瞬間トルクにアクセスできる。バッテリーは回生ブレーキによっても充電。特に、ドライバーがスロットルから足を離したときに0.2gの減速を提供する、センターコンソールのスイッチによってアクティブ化されるe-Pedal運転モードで充電を可能にしている。
今回のフルモデルチェンジについて
今回、フルモデルチェンジの内容は日産の凄さを感じさせる変更点ばかりだ。特に評価されるのが、エンジンラインナップの変更である。日産車で売れている車種を見ても必ず「e-POWER」モデルがラインナップされており、「ノート「オーラ」「セレナ」「キックス」などであるが今回は新型「e-POWER」を搭載することで今までにない商品価値が付く。更にインフォメーションディスプレイやフル液晶デジタルメーターなど現代車として流行りを全て取り入れており乗って最新車種に乗っていると実感できるだろう。エクステリアのスポーツSUVらしさと室内の上質さを兼ね備えており、SUVでは特に強いトヨタ勢に匹敵する車種になることは間違ないだろう!