レクサスは「GX」のフルモデルチェンジを行い新型「GX550」を2023年6月8日(木)(現地時間)に発表する。2023年末より、順次各地域に展開。日本初導入も予定。2024年初めに発売され、組み立ては日本の田原工場で行われる。価格は発売近くに発表される。日本の特許庁に「GX550」を2021年9月1日に商標出願している。商願2021-108677。このタイミングで日本導入の可能性も高い。
新型 GX550 フルモデルチェンジについて
日本では2023年現在まで未発売となる「GX」は最上級となる「LX」と、クロスオーバーSUV「RX」の中間に位置するモデルで「ランドクルーザープラド」の姉妹車である。2023年8月頃にフルモデルチェンジを行う「ランドクルーザープラド」をもちろんベースとしており、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新開発の「GA-Fプラットフォーム」をベースにラダーフレームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。軽量化を実現する。


エクステリアデザインはもちろんキープコンセプトであるがより現代らしいデザインとなりより豪華なデザインとなる。インテリアは旧型に比べ現代風へと進化しメーターなどには液晶パネルを採用する。インテリは室内灯をLED、電動パーキングブレーキ (ホールド機能付き)を採用。「次世代Lexus Safety System+ 」全車標準搭載する。更に、高度運転支援技術「Lexus Teammate Advanced Park」を搭載。加えてダウンヒルアシストコントロール(DAC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRAC)、および車両安定性コントロール(VSC)採用。
新TNGAプラットフォーム「GA-Fプラットフォーム」の採用 上質な走りを実現
「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するために、伝統とも言えるボディオンフレーム構造を維持、TNGAプラットフォームの「GA-Fプラットフォーム」の採用などで軽量化、デジタル開発による高剛性ボディの実現で、クルマの素性を刷新。
レクサス 新型 GX 新世代デザイン言語を採用したエクステリアデザインを採用
エクステリアデザインは、NXから始まった運動性能や機能に寄与するデザインを追求し、プレミアムオフロードSUVに相応しい力強さと存在感、さらに洗練さを兼ね備えたプロポーションを実現。








高い走行性能の提供に寄与する「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性を追求したデザイン」を本格オフローダーとして表現。高い走破性と冒険心をくすぐる外観でありつつ、あらゆる道でドライバーが快適に運転できるデザインとしている。横から見ると、2024「GX」はほとんど 70 シリーズ トヨタ ランドクルーザーを彷彿とさせる。レクサスのスピンドルグリルはうまく組み込まれており、ノーズがボディの他の部分と比べて曲がりすぎないように直立したデザインになっている。ボンネットには、ヘッドライトに合わせて両側の最外縁が高く突き出たリバースパワーバルジとも言える形状が特徴。ライトにはレクサスファミリーのグラフィックがあしらわれており、ミラーはやはり昔ながらのクルーザーのように大きく箱型になっている。背面に移っても、シンプルなデザインが保たれている。大きなリアウィンドウの下にはフルレングスのライトバーがあり、新標準のパワーテールゲートとは独立して開くことができる。現行車よりも全長70mm、全幅95mm広く、ホイールベースは60mm延長されている。全長4,950mm、全幅1,980mm、全高1,870mm、ホイールベース2,850mm。
レクサス 新型 GX インテリア について
インテリアではインストルメントパネルに12.3インチディスプレイを採用、バックアンダーフロアビュー機能を搭載。前後デフロック等、専用の機能を装備、オフロード性能を最大限に高めた“OFFROAD”を新たに設定。指紋認証スタートスイッチは、盗難リスクの低減に寄与。オフロード走行時の全方位における視認性などの機能性に配慮しつつ、使い勝手に優れた様々な機能を備え、どのような環境の中でも、お客様へ安心感をもたらすモダンで快適な室内空間をご提供。さらにレクサスは、新設計のインテリアレイアウトと最大7人乗りの座席を備えている。






「12.3インチのデジタルインストルメントクラスター」と中央の HVAC 通気口は、ワイヤレス Apple Carplay と Android Auto を備えた大型の「14インチのインフォテインメントシステム」に対応するために、ダッシュボードのかなり低い位置に移動。エアコンとオーディオの物理的なコントロールはまだありますが、車両のオフロード機能用の専用ボタンがギアセレクターの近くにある。






新たなパワートレーンの採用
エンジンには新たなパワートレーンの採用、高出力、高トルクの3.5L V6 ツインターボガソリンエンジン。マルチホール直噴インジェクタ付D-4STの採用とロングストローク化をおこなうことで優れた過給レスポンスを生み出す。トランスミッションは10ATを組み合わせる。電子制御ブレーキシステム(ECB)、電動パワーステアリングシステム(EPS)を搭載。、6つのモード(AUTO/DIRT/SAND/MUD/DEEP SNOW/ROCK)から選択できるマルチテレインセレクトを設定。各種センサーの情報から走行中の路面状況を推定し、ブレーキ油圧、駆動力、サスペンション制御を最適化するAUTOモードを採用。

高熱効率な直列4気筒 2.4L「T24A-FTS」エンジンと新開発のダイレクトシフト8速ATの間に、モーターと湿式クラッチが一体となったフロントモジュールを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。

レクサス GX について
トヨタブランドから販売されている「ランドクルーザープラド」の姉妹車にあたるが、20現在に至るまで日本では発売されていない。レクサスのSUVでは最上級となる「LX」、クロスオーバーSUV「RX」の中間に位置するモデルとして、2002年11月から販売を開始。トヨタ「ランドクルーザープラド(120系)」そのものである。
レクサス GX460

2代目モデル「GX460」は2009年9月に日本で発売されたトヨタ「ランドクルーザープラド(150系)」をベースとし、初代モデル同様にGX専用のエクステリアとインテリアが与えられている。「ランドクルーザープラド(150系)」との最大の違いはエンジンに新世代4.6L 1UR-FE型を採用している。これはトヨタ「ランドクルーザー(200系)」と同型であるが、最高出力が「ランドクルーザ」はの318psに対し、GXでは305psとなっている。
サイズ | レクサス GX460 |
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全長 | 4,880mm |
全幅 | 1,885mm |
全高 | 1,875mm |
ホイールベース | 2,790mm |
エンジン | 4.6L V型8気筒DOHCエンジン 1UR-FE型 |
最大出力 | 301hp(305ps)/225kW |
最大トルク | 446Nm/3,400rpm |
トランスミッション | 6速AT |
GX460 マイナーチェンジモデルについて
レクサスはGXのマイナーチェンジを行い2020年モデルとして米国にて2019年6月18日(現地時間)に発表した。新型GX460は新スピンドルグリル、3眼LEDヘッドライト、LEDテールランプ、フロントバンパーのデザインを一新した。

オフロードパッケージを導入。ラグジュアリーグレードに採用し、カメラ、マルチテレインセレクト、クロールコントロール、トランスミッションクーラーを追加。高級ローグリルフレーム、リアフェイシア、サイドミラー、マットブラックのエキゾーストリム、スカーレットテールライト、19インチアロイホイールなど。後部座席には2つの追加USBポートを採用し合計は4つのUSBポートを備える。

Lexus Safety System +を標準装備、加えてダウンヒルアシストコントロール(DAC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRAC)、および車両安定性コントロール(VSC)、そして利用可能なクロールコントロールを採用している。4.6L V型 8気筒エンジン 1UR-FE型 最高出力305ps/225kW 最大トルク446Nmを旧型モデルに続き採用。

GX460 一部改良 2021年モデルについて
新しい利用可能なプレミアムプラスパッケージには、GXプレミアム機能とナビゲーションパッケージに加えて、3列目のパワーシートとMark Levinson 17スピーカー、330ワットのプレミアムサラウンドサウンドオーディオシステム、加熱木材トリムステアリングホイール、新しいシルバー18インチホイールを採用。Amazon Alexaの互換性、すべてのモデルに音響フロントサイドガラスを採用。
LEXUS ニュースリリース

特許庁
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
レクサス GX