マツダは、カナダにて大型2列シートSUV新型「CX-70」を2024年1月30日11時(現地時間)に世界初公開すると発表した。カリフォルニア大気資源委員会(CARB)に提出した書類で、パワートレインを「CX-90」と共有することが明らかになった。新型「CX-70」にはマツダの3.3L 直列6気筒と2.5LPHEVの2バージョンが用意されるとう。
マツダ「CX-70」が「CX-90」と同じエンジンを搭載する
新型「CX-90」に採用される直列6気筒 3.3L ターボエンジンは、マツダが開発した量産ガソリンエンジンで最も強力な最高出力340hp(254kW/345PS)、最大トルク369lb-ft(500Nm)を発生を採用する。マツダ「CX-90 PHEV」は、プラグインハイブリッドモデルとなる。2.5L Skyactiv-G 直列4気筒ガソリンユニットとその性能を最適化することを目的とした電気モーター最高出力100kW、17.8kWhの大容量バッテリーを組み合わせたパワートレインの恩恵を受け、トータル最高出力323hp(241kW/327PS) 、トータル最大トルク500Nmを獲得。加速性能は0-100km/h加速5.8秒。非常に優れたパフォーマンスを発揮。
マツダ「MAZDA CX-70」について
ラージ商品群の「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」は、既存モデルのMAZDA CX-5や上記CX-50から上の幅広い価格帯に位置するモデルで、2つの異なるボディタイプと2列と3列の2つのシートタイプを展開。道路や駐車場が比較的狭い欧州や日本には、2列シートの 「CX-60」 、3列シートの 「CX-80」 を、一方、より大きなサイズや存在感が求められる北米などの市場には、ワイドボディ2列シートの 「CX-70」 、3列シートの 「CX-90」 を展開し、ミッドサイズクロスオーバーSUVのラインアップを拡充させる。
マツダは次期モデルについて多くを語っていないが、新しい縦置きアーキテクチャを採用し、プラグインハイブリッドパワートレインと直列6気筒を搭載することを以前に認めた。同社はまた、3列シートのCX-90とは異なり、2列シートになるとも発表した。電動化への取り組みを「大型プラットフォーム」に集中させる、史上初の2024年型CX-90 PHEVや今後発売予定のCX-70 PHEVなどを採用する。
マツダUSAは公式SNSに「CX-70」の発売は正式に 2024年春に延期された発表した。理由としては、CX-90 に対する当初の関心の高まりを受けてのことと説明している。
インテリアはメーターパネルを液晶化したフルTFT-LCDデジタルインストルメントクラスター、マツダコネクトは最新の「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」12.3インチのインフォテインメントシステムが搭載。「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応となる。「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」は運転中の操作は危険だとし、タッチパネルは非搭載で全てはコマンダーコントロールで操作で行う。車載通信機を標準設定。コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」の連動が可能。USB-C ポートは、3列目シートを含むすべての乗客に提供。
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