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マツダ 2024年は「MAZDA6」「CX-8」を終了させ「CX-80」をラインナップさせる未来について考える

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2024 Mazda CX-90

マツダは、3列シートクロスオーバーSUV「CX-8」を2023年12月下旬に生産終了した。更にフラッグシップモデル「MAZDA6」(セダン・ワゴン)国内向けモデルの生産を2024年4月中旬を終了する。マツダは立て続けに日本国内モデルの生産を終了する。そして2024年度中に新たなラージサイズモデルの新型SUV「CX-80」をラインナップすると発表している。

目次

マツダ 2024年は「MAZDA6」「CX-8」を終了させ「CX-80」をラインナップさせるとどうなる?

「CX-8」は3列シートクロスオーバーSUVであるが、後継車種として「CX-80」をラインナップ予定。「MAZDA6」は「セダン」「ステーションワゴン」であるが、後継車種はなしとなる。

現在のマツダラインアップは「MAZDA2」「MAZDA3」「CX-3」「CX-30」「CX-5」「CX-60」「CX-80」「ロードスター(MX-5)」となるが、ほぼクロスオーバーSUVである。マツダの掲げる“Be a driver.”のスローガンの下お客様が「走る歓び」と出会い、ワクワクするようなカーライフを実現することに貢献としており「MAZDA3」や「ロードスター」はスポーツ要素がある。「MAZDA2」はコンパクトカー需要としてそしてクロスオーバーSUVとして「CX-3」「CX-30」「CX-5」「CX-60」「CX-80」となる。このラインアップは確かに現代にはあっているのかもしれません。

しかし、筆者が思うところは「MAZDA2」「CX-3」「CX-5」はフルモデルチェンジ後かなりの時間が経過しており、今後の開発が気になるところである。開発しないなんて選択しもあるんですかね。

海外モデルではラインアップされる「CX-70」が発表を控えており、その後、2024年5月頃に「CX80」の発表を控えている。

マツダ CX-8 生産終了 「CX-80」が後継車種となるが 懸念点あり 3列シートSUV市場はどうなる?!

「CX-8」と「CX-80」ボディサイズ比較

CX-5よりもワイド&ローとなり全長+200mm、全幅+50mm、全高-15mm、ホイールベース+170mmの差がある。CX-8と比較すると全長-155mm、全幅+50mm、全高-55mm、ホイールベース-60mmと全幅以外は一回り小さいのでちょうど中間サイズといっていいサイズ感である。CX-60は後輪駆動であるためCX-5よりも最小回転半径を-0.1mとしている。

スペックCX-5CX-60CX-8CX-80
(予想)
全長4,545mm4,745mm4,900mm4,950mm
全幅1,840mm1,890mm1,840mm1,890mm
全高1,690mm1,675mm1,730mm1,700mm
ホイールベース2,700mm2,870mm2,930mm2,950mm
乗車定員5名5名6名~8名7名
最少回転半径5.5m5.4m5.8m5.7m

「CX-80」は「CX-8」よりも全長が長く全体的に少しサイズが大きいモデルとしゆとりある室内空間を確保していると思い割れる。

新型 CX-80 インテリアについて

インテリアは「CX-60」同様にメープルウッド、ナッパレザー、織物の和織物、クロームのディテールなど、ライバルとの差別化を図った上質な素材を使用。インストルメントパネルの周りのステッチのインスピレーションとなったテキスタイルをバインドする技術である「MUSUBU(ムスブ)」を採用。

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メーターパネルを液晶化し、マツダコネクトは最新の「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」TFT 8.8インチor10.25インチのセンターディスプレイのインフォテインメントシステムが搭載。「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応となる。「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」は運転中の操作は危険だとし、タッチパネルは非搭載で全てはコマンダーコントロールで操作で行う。車載通信機を標準設定。コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」の連動が可能。

新型 CX-80 次世代の先進安全技術「i-ACTIVSENSE」全車に標準搭載

「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備する。眠りを検知し警告する「ドライバー・モニタリング」追従走行機能とステアリングアシスト機能「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」搭載。アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加。TJA(交通渋滞アシスト)FCTA(フロント・クロス・トラフィック・アラート)DM(ドライバーモニタリング)TSR(交通標識認識システム)など最新の機能を採用。

新型 CX-80 パワートレインについて

クラスが下の「CX-60」には今回PHEVモデルをラインナップすると既に発表しているが、当然3列仕様の「CX-80」にも搭載される可能性が高そうだ。エンジンは「CX-80 PHEV」プラグインハイブリッドシステム2.5 L 直列4気筒エンジン「e-SKYACTIV PHEV」とその性能を最適化することを目的とした電気モーターは最高出力100kW、17.8kWhの大容量バッテリーを組み合わせたパワートレインの恩恵を受け、トータル最高出力241kW(327hp)、トータル最大トルク500Nmを獲得。非常に優れたパフォーマンスを発揮。直列6気筒ディーゼルエンジンに「電動化技術M HYBRID BOOST (48V マイルドハイブリッド)」を組み合わせ、アクセルを踏み込んだ瞬間から感じられる人馬一体の走りの進化と燃費性能向上を実現した「e-SKYACTIV D」、排気量アップによる高出力化とクリーンな排ガス性能を同時に実現した直列6気筒ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 3.3」設定。これらのエンジンにダイレクト感と伝達効率に優れる新開発のトルコンレス8速ATを組み合わせ、優れた環境性能とお客様の期待に応える走りの両立を追求しました。また、これらの高出力化と環境性能を両立するパワーユニットを、縦置きに配置するプラットフォームと組み合わせる。

スペックSKYACTIV-G 2.5SKYACTIV-D
エンジン直列4気筒DOHC
2.5L 直噴 エンジン
直列4気筒DOHC
3.3L デーゼルターボ
最高出力138kW(188ps)/
6,000rpm
170kW(231ps)/
4,000~4,200rpm
最大トルク250Nm(25.5kgm)/
3,000rpm
500Nm(51.0kgm)/
1,500rpm~3,000rpm
トランス
ミッション
SKYACTIV-DRIVE
8速AT(8速自動変速機)
SKYACTIV-DRIVE
8速AT(8速自動変速機)
駆動方式2WD(FF)/4WD2WD(FF)/4WD
乗車定員5名5名
スペックe-SKYACTIV-DSKYACTIV-G 2.5 PHEV
エンジン直列6気筒DOHC
3.3L デーゼルターボ
48Vマイルドハイブリッド
(M HYBRID BOOST)
直列4気筒DOHC
2.5L 直噴 エンジン
+モーター
最高出力186kW(254ps)/
3,750rpm
140kW(191ps)/
6,000rpm
最大トルク550Nm(56.1kgm)/
1,500rpm~2,400rpm
261Nm(26.6kgm)
モーター最高出力17ps175ps
モーター最大トルク15.6kgm27.5kgm
システム最高出力241kW(323ps)
システム最大トルク500Nm(51.0kgm)
トランス
ミッション
SKYACTIV-DRIVE
8速AT(8速自動変速機)
SKYACTIV-DRIVE
8速AT(8速自動変速機)
駆動方式2WD(FF)/4WD2WD(FF)/4WD
乗車定員6名・7名6名・7名

「CX-80」と同様に3列シートSUVモデルは?

大型3列シートSUVモデルはとても少なく、「日産 エクストレイル」「トヨタ ランドクルーザー250」「トヨタ ランドクルーザー300」「レクサス LX600」「メルセデスベンツ EQS」「ジープ グランドチェロキーL」「プジョー 5008」がある。マツダの「CX-8」「CX-80」は二列目に「ベンチシート」「センターコンソール」「キャプテンシート」と幅広い選択肢と使い勝手を兼ね備えているため使い勝手がいい。更に価格も手ごろなところもおすすめできる点となるだろう。

まとめ

今回の「CX-80」は「CX-60」に続くラージ商品群第二弾であるが、日本市場でも需要のある3列シート7人乗りを採用したモデルであり、数少ないため市場でも注目度が高い。更に既に「CX-8」よりも豪華で先進的であることから既存の「CX-8」ユーザーや7人乗りを探している他メーカーを乗っている人が「CX-80」を求める可能性が高いだろう。しかし、「CX-8」と比べると価格上昇は間違いないため、お得感から「CX-8」を購入していた人からすると「CX-80」は高いと感じるはずだ。更に最大の懸念点はボディサイズが大きくなるため特に全幅が1890mmとかなり日本車としては大きいため気になる人が多くいるかもしれない。以上のことから後継モデルが出る前に「CX-8」を購入するのもありかもしれません。最新モデルがやっぱりいい人は是非「CX-80」の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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