日産自動車は、2024年7月18日に新型ノート オーラ NISMOのマイナーチェンジモデルを発表・発売しました。更に、「NISMO tuned e-POWER 4WD」を新設定しました。価格は3,072,300円～3,473,800円としています。スポーティな走りと先進技術を融合させた人気モデルが、内外装デザインや走行性能、安全装備など、多岐にわたる進化を遂げ、さらなる魅力を放ちます。
日産 新型ノート オーラ NISMO 公式SNS での発表
日産は2024年7月16日にの公式SNSにおいて、NISMOの新モデルを7月18日16時に発表すると予告しました。公開に合わせて、レーシングドライバーの千代勝正選手と 横浜F・マリノスの宮市亮選手を迎えたトークセッションをお送りします。
新型ノート オーラ NISMO：デザイン刷新でスポーティさを強調
新型ノート オーラ NISMOは、フロントグリルに新デザインのVモーショングリルを採用し、よりアグレッシブでスポーティな印象を強めました。さらに、ヘッドライトやバンパーのデザインも刷新され、NISMOならではの精悍さを際立たせています。
内装では、NISMO専用デザインのシートやステアリングホイールが採用され、スポーティな雰囲気を演出。また、インパネやドアトリムには、上質な素材を使用し、高級感を高めています。
走行性能向上：NISMOならではのダイナミックな走りを実現
新型ノート オーラ NISMOは、サスペンションやブレーキシステムをチューニングし、NISMOならではのダイナミックな走りを追求しました。さらに、VDC（ビークルダイナミクスコントロール）やインテリジェント トレースコントロールなどの先進技術も搭載し、高い走行安定性と操縦性を実現しています。
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ オーラNISMOに4WD を追加
ノートオーラ「NISMO」グレードに4WDを追加することにより、より魅力的なスポーツモデルとなります。ボディサイズは従来モデルと比べて全長を伸ばして、車高を下げ、ボディサイズは全長4,120mm、全幅1,735mm、全高1,505mm、ホイールベースは2580mmとしました。
NISMO専用チューニングの「NISMO tuned e-POWER 4WD」新設定
NISMO専用チューニングの「NISMO tuned e-POWER 4WD」を新たに設定しました。「オーラ NISMO」として初となるこの4WDモデルは、標準モデルに対してリアモーターの出力・トルクを向上させるとともに、前後の駆動配分などの専用チューニングを施しました。さまざまなシーンにおいて旋回性能を向上させるとともに、雨天や雪道などの滑りやすい路面においても高いライントレース性を実現しました。また、ステアリング操作に対する応答の正確性を向上させ、少ない操舵でより速くクルマの向きを変えられることにより、コーナーリングでクルマが外に膨らまず、安心感のある気持ちの良い旋回加速を実現しました。
強度を確保しながら軽量化を図った「NISMO tuned e-POWER 4WD」専用デザインのアルミホイールは、ホイールハウスの内圧を低減するデザインにより、走行中にダウンフォースを発生させるなど、走行性能と空力性能の両方に貢献する機能的なデザインとしています。
「NISMO tuned e-POWER 4WD」には、NISMO専用のフロントグリルは、冷却性能と空気抵抗の低減を両立するフラッシュタイプのデザインとし、ボディとの一体感を高めています。グリル表面に施された硬質でモダンな印象のクリスタル・カットデザインは、光の移ろいによって美しく煌めきます。リアバンパーもNISMO専用デザインです。両端部に配されたエアスプリッターは、ボディサイドからの風を理想的に剥離し、エッジが重なって見えるレイヤード・ディフィーザーは床下からの風をきれいに流す形状になっており、空気抵抗の低減に寄与しています。
マイナーチェンジした「オーラ」をベースに、フロント・リアバンパーデザインを変更しながらも、前期同様に、フォーミュラEからインスパイアされた「駿足の電動シティレーサー」をコンセプトに、NISMOの魂とこだわりを注ぎ込んだモデル。レースで培った空力技術をベースに、NISMO専用に最適化した空力性能を実現するデザインを採用します。「NISMOステルスグレー」をベースとした2トーンカラーをはじめ、全7色を用意しています。
高い空力性能を確保しつつワイドリム化した17インチのアルミホイールと、レーシーなムードのマットブラックと、キャビンとの一体感を高めるグロスブラックの2トーンが印象的なフードデカールも装備。
NISMO専用チューニング 専用インテリア
インテリアは、こちらも前期同様に、ダークトーン＆レッドアクセントの色調を特徴としています。専用ファブリックと合皮のコンビネーションを採用、NISMOロゴの刺繍や、レッド/グレーのコンビネーションステッチにより、スポーティな室内空間を演出。オプション設定のRECARO製スポーツシートは、シート形状にこだわり、クルマとの一体感を高ている。NISMO専用本革・アルカンターラ巻ステアリングは、グリップ力の高さは勿論のこと、レッドセンターマークとレッドステッチに。NISMOロゴと、赤いパワーメーターの専用カラーの12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイは、スポーティかつ視認性に優れた仕様としています。さらに「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を新たにオプション設定しています。
安全装備充実：プロパイロットやSOSコールなど最新技術を搭載
新型ノート オーラ NISMOは、安全装備も充実しています。高速道路同一車線走行支援技術「プロパイロット」や、万が一の事故時に自動で緊急通報を行う「SOSコール」など、最新の安全技術を搭載し、ドライバーの安全運転をサポートします。
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ 2024年モデル 価格グレード について
改良に合わせて価格は値上げとなります。
| タイプ | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 （10％） |
|---|---|---|---|---|
| AURA G | 直列3気筒 1.2Lエンジン+ モーター | CVT | 2WD | 2,779,700円 |
| 4WD | 3,061,300円 | |||
| AURA G leather edition | 2WD | 2,869,900円 | ||
| 4WD | 3,151,500円 | |||
| AURA NISMO | 2WD | 3,072,300円 | ||
| 4WD | 3,473,800円 | |||
| AURA 90周年記念車 | 2WD | 2,889,700円 | ||
| 4WD | 3,171,300円 | |||
| AURA オーテック | 2WD | 3,050,000円 | ||
| 4WD | 3,330,000円 |
新型「ノート オーラ」マイナーチェンジ 2024年モデル スペックについて
4WDモデルは従来のモデルと比べてリアモーターの出力を50kW（68PS）/4,775-10,024rpmから60kW（82PS）/3,820rpm-10,024rpmに、トルクを100Nm（10.2kgm）/0-4,775rpmから150Nm（15.3kgm）/0-3,820rpmに向上させるとともに、前後の駆動配分などの専用チューニングを実施しています。
| スペック | 新型ノートオーラ e-POWER | 新型ノートオーラ e-POWER |
|---|---|---|
| 全長 | 4,120mm | 4,120mm |
| 全幅 | 1,735mm | 1,735mm |
| 全高 | 1,505ｍｍ | 1,505ｍｍ |
| ホイールベース | 2,580mm | 2,580mm |
| エンジン | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 |
| 最高出力 | 60kW（82PS）/ 6,000rpm | 60kW（82PS）/ 6,000rpm |
| 最大トルク | 103Nm（10.5kgm）/ 4,800rpm | 103Nm（10.5kgm）/ 4,800rpm |
| モーター 最大出力 | 100kW（136PS）/ 3,183-8,500pm | 100kW（136PS）/ 3,183-8,500pm |
| モーター 最大トルク | 300Nm（30.6kgfm）/ 0-2,900rpm | 300Nm（30.6kgfm）/ 0-2,900rpm |
| リアモーター 最高出力 | – | 60kW（82PS）/ 3,820rpm-10,024rpm |
| リアモーター 最大トルク | – | 150Nm（15.3kgm）/ 0-3,820rpm |
| トランス ミッション | エクストロニックCVT （無段変速機） | エクストロニックCVT （無段変速機） |
| バッテリー | リチウムイオン バッテリー（1.57 kWh） | リチウムイオン バッテリー（1.57 kWh） |
| 最小回転半径 | 5.2m | 5.2m |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 |
| 駆動方式 | 2WD（FF） | 4WD |
| WLTCモード 燃費 | 23.3km/L | -km/L |
編集部から一言
日産 新型ノート オーラ NISMOは、マイナーチェンジによって内外装デザイン、走行性能、安全装備など、多岐にわたる進化を遂げました。スポーティな走りと先進技術を融合させた魅力的なモデルとして、コンパクトカー市場に新たな旋風を巻き起こすことが期待されます。
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日産 ニュースリリース
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/240718-01-j
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