トヨタはヨタハチこと「トヨタ スポーツ800」の現代版の開発を進め、新型S-FRとして発売となりそうだ。
トヨタ スポーツ800について
ヨタハチは1965年(昭和40年)から1969年(昭和44年)にかけて製造した2シーターの小型スポーツカーである。
新型 S-FRについて
第44回東京モーターショー2015(10月30日〜11月8日)にコンパクトFR「S-FR」を出展した。これが、正しく現代版「トヨタ スポーツ800」である。豊田社長が推進する「ワクドキ」を具現化した車で、自分の意のままにクルマが反応し、日常使いの中でもクルマとの対話ができる運転好きだけをターゲットにしている訳ではなく価格を抑えた手ごろなモデルとすることでエントリーユーザーにも乗ってもらい、このクルマをつうじてクルマファンを増やすことをコンセプトの1つとしているそうだ。
そのコンセプトを継承した新型ヨタハチを開発し始めたのだ。現在発売されている86より下のモデルを作ろうということだ。イメージでいうと、トヨタは大・中・小のスポーツカーをラインナップに並べたい様子だ。大:スープラ 中:86 小:S-FR
新型 S-FR エンジンについて
S-FRは駆動方式はFRで、エンジンはカローラに搭載されている2NR-FKE型 直4 1.5L DOHCまたはオーリスなどに搭載された8NR-FTS型 1.2L 直4 DOHCVVT-iW インタークーラーターボと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたモデルを搭載する。
新型 S-FR 仕様について
スポーツモデルにした物を搭載する可能性が高く150万前後の金額での発売を目指している様子だ。コンパクトなボディは画期的な軽量化を実現し、重量は1000㎏以下を目指している軽快感あふれる走りを創出。
スポーツカーとしてだけではなく、クルマとの距離を近づけるエントリーモデルならではのシンプルな構成意のままに操れる軽快感とクルマと対話できる楽しさを実現。思い通りにクルマが反応し、クルマから返ってくる挙動を感じてコントロールできるFR(フロントエンジン・リヤドライブ)独自の心地よさを追求している。燃費はJC08モード燃費18m/L前後になりそうだ。













新型 S-FR スペックについて
スペック | 新型 S-FR |
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全長 | 3,990mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,320mm |
ホイールベース | 2,480mm |
エンジン | 1.2L 直4 DOHC VVT-iW インタークーラーターボ |
最高出力 | 128ps/6,000rpm |
トランスミッション | 6MT |
JC08モード燃費 | 18.0km/L |
車両重量 | 〜1,000kg |
乗車定員 | 4名 |
価格 | 150〜210万円 |
新しい情報が入り次第お伝え致します。
トヨタニュースリリース