ダイハツは新型「ロッキー」を2019年11月5日に発売する。2019年10月23日より開催されている東京モーターショー2019で「新型コンパクトSUV」として世界初公開されている。トヨタに対して供給するOEM車、新型「ライズ」も同日発売する。既に各ディーラーにて商談が可能である。実車を見たい人は東京モーターショー2019の会場に是非足を運んで乗って欲しい。
新型 ロッキーについて
プラットフォームはダイハツの「DNGAプラットフォーム」を採用。新型タントに続く「DNGA」第2弾となる。新型タント/ タントカスタムに搭載された先進技術「次世代スマートアシスト」を採用する。エクステリアは正統派のクロスオーバーSUVと言ったデザインを採用。ボディサイズは5ナンバーサイズに抑えた。
ディスプレイオーディオやカーナビゲーションとスマートフォンを接続するサービス「ダイハツコネクト」を採用。
停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれる「オートブレーキ&ホールド」機能が非搭載である。(サイドブレーキがある。)荷室容量は369Lである。
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新型ロッキー 先進技術「次世代スマートアシスト」標準搭載
「スマートアシストⅢ」は2つのカメラを装備。更に「全車速追従機能付ACC」(上位グレードのみオプション)などの機能を追加した「次世代スマートアシスト」を搭載する。ステレオカメラを採用、歩行者対応や従来より作動速度域を拡大。「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」(サポカーS〈ワイド〉対象車対象車となる。
車体前後各二つのコーナーセンサー装備 さらに進化した「次世代スマートアシスト」が、運転中の「ヒヤッ」とするシーンで事故の回避を図り、あなたの安全運転を支援します。 ソナーセンサーに加え、ドライバーの視界や頭上空間を妨げない、世界最小ステレオカメラを新搭載。 歩行者や先行車、障害物などの様々な情報を的確に捉え、運転者に注意を促したり、緊急ブレーキを作動させます。
衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能 ①衝突警報(対車両、対歩行者) 走行中に前方の車両や歩行者をカメラが検知し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザー音とメーター内表示でお知らせします。
②一次ブレーキ(対車両、対歩行者) 衝突の危険があるとシステムが判断した場合、自動的に弱いブレーキ(一次ブレーキ)をかけ、運転者に衝突回避を促します。
③被害軽減ブレーキアシスト(対車両、対歩行者) 一次ブレーキ機能が作動している時にドライバーがブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動し、ブレーキ制動力を高めます。
④緊急ブレーキ(対車両、対歩行者) 衝突が避けられないとシステムが判断した場合、強いブレーキ(二次ブレーキ)で減速。衝突を回避したり、被害を軽減します。
車線逸脱抑制制御機能 走行中、ウインカーなしで車線からはみ出しそうになると、ブザー音とメーター内表示でドライバーに警告し、操作を促す。更に車線内に戻すようステアリン グ操作をアシスト。
先行車発進お知らせ機能 停止時に先行車が発進したことに気づかず、発進しなかった場合にブザー音とメーター内表示でお知らせ。
AT誤発進抑制制御機能+ブレーキ制御付誤発進抑制機能 ①前方誤発進抑制制御機能 ステレオカメラにより、前方4m以内に車両や壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「前進」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。②後方誤発進抑制制御機能 リアバンパーに内蔵されたソナーセンサーにより、後方2~3m以内に壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「後退」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。更にブレーキ制御を付加した。
ハイビームアシスト ステレオカメラが対向車のヘッドランプなどの明るさを検知し、自動でハイビームとロービームを切り替えます。これにより、切り替え操作なくハイビームでの走行が可能になり、街灯の少ない道路でも安心して夜間の走行ができます。
アダプティブドライビングビーム ハイビームで走行中に、対向車を検知すると、対向車の部分のみ自動で遮光。
標識認識機能 進入禁止の標識をステレオカメラが検知すると、メーター内表示でお知らせ。
新型ロッキー 先進技術「スマートアシストプラス」
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)先行車の車速や距離をステレオカメラが検知し、車間距離や車速を維持、先行車に追従し停車 まで制御。
レーンキープコントロール 車線をステレオカメラが検知し、車線の中央を走行するよう、ステアリング操作をアシスト。
駐車支援機能「スマートパノラマパーキングアシスト」 軽自動車初 左右のカメ ラが駐車枠の白線を検知し、音声と画面ガイドに加えて、ステアリング操作をアシスト。
サイドビューランプ 夜間の右左折時、通常のヘッドランプに加え、左右方向を照らす補助灯を追加点灯させること で、ステアリングを切った方向を明るく照射。
「スマートアシストⅡ」「スマートアシストⅢ」「次世代スマートアシスト」の違いについて
機能システム | スマートアシスト Ⅱ |
スマートアシスト Ⅲ |
次世代 スマートアシスト |
|
---|---|---|---|---|
方式 | レーザーレーダー +単眼カメラ |
ステレオカメラ | ステレオカメラ | |
自動ブレーキ 歩行者 |
– 警告のみ (50km/h以下) |
◯ |
◯ (50km/h以下) |
|
自動ブレーキ 衝突回避 |
◯ |
◯ |
◯ (30km/h以下) |
|
自動ブレーキ 被害軽減 |
◯ |
◯ |
◯ (80km/h以下・ 対歩行者 50km/h以下) |
|
誤発進抑制 前方/後方 |
◯ | ◯ (ブレーキ制御) |
||
車線逸脱警報 | ◯ | |||
先行者発進 お知らせ |
◯ | |||
オートハイビーム orアダプティブ ハイビームシステム |
– | ◯ | ◯ | |
標識認識機能 | – | – | ◯ | |
コーナーセンサー | – | – | ◯ | |
スマート アシスト プラス |
レーン キープ コントロール |
– | – | ◯ |
全車速 追従機能付 ACC |
– | – | ◯ | |
スマート パノラマ パーキング |
– | – | ◯ | |
パノラマ モニター |
– | – | ◯ | |
サイド ビュー ランプ |
– | – | ◯ |
新型ロッキー ダイハツコネクト搭載
「ダイハツコネクト」では、クルマとスマートフォンを連携させることで、手軽にコネクトサービスを提供可能。ダイハツコネクトアプリを インストールすることで、もしもの時の安全・安心を提供する「つないでサポート」、クルマとドライバ ーを見守る「見えるドライブ」、クルマの状況をスマートフォンから確認できる「見えるマイカー」、クルマのメンテナンス管理をサポートする「つないでケア」の4つのサポートを使用可能となる。
ダイハツ 「ダイハツコネクト」クルマとスマホを連携させるコネクトサービスを提供
新型ロッキー スペックについて
新型「ロッキー」のエンジンだがトール / トールカスタムに搭載される1.0L 直3気筒ターボエンジンを搭載する。
スペック | 新型ロッキー |
---|---|
全長 | 3,995mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,620mm |
ホイールベース | 2,525mm |
エンジン | 1.0L 直3気筒 ターボエンジン |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 140Nm(14.3㎏m)/ 2,400-4,000rpm |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | 2WD/4WD |
最小回転半径 | 4.9m |
タイヤサイズ | 195/60R17 |
WLCTモード燃費 | 18.6km/L(2WD) 17.4km/L(4WD) |
JC08モード燃費 | 23.4km/L(2WD) 21.2km/L(4WD) |
価格 | 1,705,000円~ 2,422,200円 |
新型ロッキー グレード価格
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|
L | 1.0L 直3気筒 ターボエンジン |
CVT | 2WD | 1,705,000円 |
4WD | 1,944,800円 | |||
X | 2WD | 1,848,000円 | ||
4WD | 2,086,700円 | |||
G | 2WD | 2,002,000円 | ||
4WD | 2,224,200円 | |||
Premium | 2WD | 2,200,000円 | ||
4WD | 2,422,200円 |
新型ロッキー 1.0Lターボを何故搭載?
軽自動車(660cc)よりも排気量をアップさせたモデルで1Lターボを搭載することになるが日本では軽自動車の自動車税は10,800円で次に安い物は排気量1.0L以下で29,500円である。1.0〜1.5Lでは34,500円と、軽自動車の3倍になってしまう。
軽自動車メインのダイハツとしても1.0Lのラインナップは当然、メリットと経験を生かせるからである。
トヨタ 新型 ライズ / ロッキー VS C-HR 徹底比較
トヨタ 新型 ライズ コンパクトSUV 2019年11月5日発売
ダイハツ